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大証がインドなどの通貨に連動するETFを上場

kage

2008/08/20 (Wed)

本日の日本経済新聞の報道によると、大阪証券取引所が来月にもインド・ブラジル・ロシアの通貨に連動するETFを上場させるそうです。

大証、インドなどの通貨連動のETF BRICs関連そろう

大阪証券取引所は9月にもインドやブラジル、ロシアの通貨に連動する上場投資信託(ETF)を上場させる。大証はすでに中国やロシアの株価指数に連動するETFを上場しており、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)に関連するETFがそろう。成長期待の高い新興市場への投資を容易にし、投資家の選択肢を広げる。

通貨に連動するETFは国内の取引所では初めて。新たに上場する3種類のETFは、それぞれルピー、レアル、ルーブルに対する日本円の水準に連動する債券を組み込む。通常の株式と同じように取引所で売買でき、保有すれば年4回の配当金を受け取れる。(日本経済新聞より)


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この記事を見て「ようやく待ち望んだインドETFが来る!」と喜んでしまいましたが、良く読んでみると連動を目指すのは代表的な株式指数ではなく通貨(インド・ルピー、ブラジル・レアル、ロシア・ルーブル)なんですね。記事にある「BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)に関連するETFがそろう」という表現は決して間違っていませんが、連動を目指す指数が株価と通貨では金融商品としての性格が大きく異なりますので誤解を生みかねないと思います。

とはいえ「通貨に連動するETF」というアイディアは個人的には大変面白いと感じます。今回登場するETFを私なりの理解でザックリと表現するならば「ETF版FX」ですね。さらにもっと広い解釈をお許しいただけるなら「ETF版MMF」と表現して良いかも知れません。つまり為替証拠金取引(FX)や外貨建MMFと同じような投資がETFで可能になるというわけですね。

為替投資がETFで可能になれば、コスト面では株式同様の安価な手数料体系が適用され、為替手数料も限りなくゼロに近くなると思われ、大きなメリットがあります。また税制面でも売却益・配当共に優遇税率10%が適用され、売却損益は他の株式や投信との通算が可能(来年からは配当も売却損失との相殺が可能となる)、損失は最大3年間の繰越が可能など、こちらも大きなメリットがあります。一方デメリットとしては、レバレッジが小さい(FXなら10倍20倍は当たり前だがETFだと信用取引の3倍が上限)、金利の受け取り頻度(FXなら毎日だが今回登場するETFは3ヵ月ごと)などが挙げられますが、私の感覚ではメリットの方が遙かに大きいように感じます。少なくともアセットアロケーションの中の短期外債を置き換える手段としてはFXよりETFの方が優れているように思います。どうせなら大証は米ドルやユーロなどのメジャーな通貨に連動するETFも揃えてFXから顧客を奪取するくらいの意気込みを示して欲しいものですね。



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