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楽天がイーバンク銀行の筆頭株主に

kage

2008/08/04 (Mon)

本日の日本経済新聞の報道によると、サブプライムローン問題の影響で業績が低迷しているイーバンク銀行の増資を楽天が受け入れ筆頭株主となり、業務提携を進めるとのことです。

イーバンク銀、楽天が筆頭株主に 優先株200億円発行

インターネット銀最大手のイーバンク銀行は4日、楽天と資本・業務提携し、9月末までに楽天に200億円規模の優先株を発行すると発表した。楽天の出資比率は30%程度となり、日本政策投資銀行を上回る筆頭株主となる見込み。イーバンク銀はサブプライムローン問題に伴う損失拡大で業績が低迷しており、楽天の出資を受けて事業基盤の安定化をめざす。

楽天はイーバンク銀の筆頭株主になると同時に、社外取締役2人を送り込む方針。インターネット決済での連携強化や、ネット上で互いの顧客を紹介するなど業務面の提携も進める。

イーバンク銀はサブプライム問題に伴い証券化商品の評価損が膨らみ、2008年3月期に234億円の最終赤字となった。4日に発表した4―6月期決算は、システム投資の償却負担増やサブプライム関連の追加損失などで17億円の最終赤字を計上した。(日本経済新聞より)


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このニュースを見てまず私が関心を持ったのが、先にイーバンク銀行との包括的業務提携を進めているマネックス証券の立場がどうなるかです。上記報道にあるように楽天が社外取締役2人を送り込み業務面の提携も進める方針であれば、傘下に楽天証券を抱える立場としては競合するマネックス証券との業務提携を黙認するとは思えません。最悪の場合、マネックス証券とイーバンク銀行の包括的業務提携は白紙撤回ということも十分に考えられるのではないでしょうか?

先週書いたクレディセゾンが銀行を買収?でクレディセゾンが総合金融グループ化を目指しているのではないかという記事をご紹介しましたが、SBIも楽天もマネックスも銀行・証券・カード事業などを包括した総合金融グループ化を目指しているのは間違いないと思います。しかしマネックス証券は投信スーパーセンターの次はマネックス証券?でも書いたように、筆頭株主である日興コーディアルグループ(=米シティグループ)とは一定の距離を置く経営姿勢を執っており、独自にイーバンク銀行との包括的業務提携を進めてきた経緯がありました。しかしここに来てイーバンク銀行が楽天に「横取り」される形となり、総合金融グループへの道は険しさを増しているように思えます。

私自身はこの総合金融グループ化というキーワードで、いずれネット証券にも淘汰や再編の嵐が訪れるのではないかと予想しています。現時点でさまざまな困難を抱えた形になったマネックス証券の将来については一顧客として注目を続けたいと思っています。



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