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OPEC議長が「原油価格は依然として異常な水準」と発言

kage

2008/07/29 (Tue)

先週の定時報告で、「米国が原油先物市場に売り介入する案は面白そうだが、あまりやり過ぎると産油国の反感を買いそう。でも1バレル=100ドル割れくらいまでなら黙認してくれるのでは?」と書きました。しかし本日のロイターの報道によると石油輸出国機構(OPEC)のヘリル議長は1バレル=80ドルでも全然OKだそうです。

現在の原油価格は依然として異常な水準=OPEC議長

ジャカルタ 29日 ロイター:石油輸出国機構(OPEC)のヘリル議長は29日、現在の原油価格は依然として異常に高いとの認識を示した。また、市場は現在均衡しており、価格が下げ続けてもOPEC加盟国は生産を縮小すべきでないと述べた。米ドルが上昇を続け、地政学的な懸念が後退すれば、原油価格は長期的に1バレル80ドルあるいはこれをやや下回る水準に下落する可能性があるという。

同議長は記者団に対し「1バレル123ドルという現在の水準は異常だ」と述べた。詳細は明らかにしなかったものの、これまでにもOPEC関係者は、原油価格の高騰は供給不足によるものではないとの考えを示している。原油価格相場は、今月初めにつけた1バレル147ドル超の最高値からは22ドル下落しているが、依然として前年比30%高の水準にある。

同議長はまた、原油価格が下落を続けるならOPEC加盟国は供給を削減すべきかとの質問に対して「そうは思わない。なぜ生産を縮小しなければならないのか。加盟国はいつも需給を考え、需要を満たそうとしている」と答えた。


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現在の世界経済は冗談抜きに一歩間違えると世界大恐慌に陥りかねない断崖絶壁の瀬戸際を歩いているといえます。ですからこの際、とりあえず国家が原油先物市場に介入することの是非は棚上げしてでも世界経済に対して緊急救命措置を執るべきです。中でも原油先物市場への売り介入は効果抜群であると思います。現状の原油価格が多少下落しているといってもこの水準ではまだまだインフレの脅威から抜け出せない国はたくさんあります。例えば今日もインドが暴走するインフレを何とか抑え込もうと一段の金融引き締め策を発表し、株価は暴落しています。そういう意味では原油先物市場へ売り介入すののであれば、現在は絶好のタイミングであると思われます。

インド中銀、政策金利を50bp・預金準備率を25bp引き上げ

ムンバイ 29日 ロイター:インド準備銀行(中央銀行)は29日、インフレを抑制するため、政策金利のレポレートを50ベーシスポイント(bp)引き上げ、9.0%にすると発表した。これは7年ぶり高水準。インドのインフレ率は12%近い水準に達している。インド中銀はまた、預金準備率を25bp引き上げ、9.0%とした。レポレートの引き上げは即日、預金準備率の引き上げは30日付で実施する。ロイターが先週アナリストを対象に実施した調査では、大半のアナリストが利上げを予想していたが、預金準備率については据え置かれるとみられていた。リザーブ・レポレートとバンクレートは現行のまま据え置かれた。


相場の世界では有力なプレーヤーが登場すると必ず提灯(ちょうちん)を付ける(相場で有力な大手筋の売買に付和雷同して売買する)勢力が現れますので、原油先物市場における投機筋の影響は一気に180度転換してマイナスに向かうことになると思います。この効果にはおそらく原油高に苦しむ世界中の人々が賛同してくれると思いますので、世界の金融当局は思い切ってこのくらいの劇薬を処方する覚悟も必要なのではないでしょうか?



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