国際投信が「グローバルETFオープン」を設定

2008/07/22 (Tue)
お昼にロイターのニュースをチェックしていたところ、以前こちらのエントリーで触れた投資信託界のガリバー「グロソブ」を擁する国際投信がiシェアーズ(iShares)の海外ETFを組み込んだ投資信託を組成するという、色々な意味で興味深い情報が目に止まりましたので、取り急ぎご紹介しておきます。国際投信、iシェアーズに投資する「グローバルETFオープン」を9月12日設定
東京 22日 ロイター:国際投信投資顧問は「グローバルETFオープン」を9月12日に設定する。 同ファンドはETF(上場投資信託)であるiシェアーズ(iShares)を通じて幅広く分散投資をするもので、当面は1)新興国株式(資産配分:10%)、2)インカム(20%)、3)先進国株式・国債(30%)、4)インフレ対応(40%)──の4つの資産区分を選定し、この投資目的に適したiシェアーズを組入れる。年4回決算。iシェアーズはバークレイズ・グローバル・インベスターズ・グループが設定・運用するETFのブランド名。ファンドの詳細は以下のとおり。
設定上限額:1000億円
分類:追加型証券投資信託/ファンド・オブ・ファンズ
手数料:2.1%(税込み)を上限に販売会社が決める
信託報酬:純資産総額に対し年率0.84%(税込み)
*他に投資先となる指定投資信託証券の信託報酬等がかかる
販売会社:三菱UFJ証券、三菱東京UFJ銀行
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既存の海外ETFを組み入れた投資信託ということであれば、私が毎月積み立てを行っている
もっとも最近話題になっているインフレや海外ETFをいち早く商品に取り込む抜け目のなさには、さすがにあのグロソブを生んだ国際投信だけのことはあると素直に敬服いたします。それが真に顧客のためになるのかどうかは別にして、これもビジネスですから売るための話題性は大変重要ですから。これから「グローバルETFオープン」の概要がはっきりしてくればまた色々と突っ込みどころもあるでしょうが、個人的にはETFの認知度向上のためには歓迎すべきニュースではないかと思います。
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この記事へのコメント

おやじダンサーさん、すみません。
トラックバックを誤って連続送信してしまいました。
お手数をお掛けします。
国際投信のチャレンジは評価したいのですが、中身がいまひとつ、いまふたつ、いまみっつ・・・という印象です。
Posted at 18:34:34 2008/07/22 by rennyです
この記事へのコメント

rennyさん
トラックバックありがとうございます(重複は修正しました)。
あえて皮肉な言い方をすれば、私たち投資系ブロガーに絶好の教材(もっとあからさまに言えば「ネタ」)を提供してくれてありがとう、といったところでしょうか?
ただこの投信がどのくらいの成績を残すのかには純粋に興味がありますので、ぜひrennyさんのところの「パフォーマンス比較」に加えていただければありがたいです。
Posted at 19:35:55 2008/07/22 by おやじダンサー
この記事へのコメント

ごめんなさい
おやじダンサーさん、ご提案ありがとうございます。
ご回答が遅くなっていしまい、大変失礼しました。
http://renny.jugem.jp/?eid=670
に理由は書きましたが、「パフォーマンス比較」のエントリー基準?を満たさないので、当面は見送らせていただきます。
Posted at 19:45:41 2008/08/01 by rennyです
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