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不動産株への逆風が強まる

kage

2008/07/18 (Fri)

昨日のエントリーで「サブプライムローン問題の影響もあり売り叩かれた不動産株への投資もそろそろ面白いかも?」と書きましたが、東証1部上場の不動産会社が民事再生を申請するような状況を見ると不動産株の修羅場はまだまだこれからが本番のようです。

ゼファーが民事再生手続き開始申請、負債949億円で多方面に影響も

東京 18日 ロイター:ゼファーは18日、民事再生手続き開始を東京地裁に申請し、受理されたと発表した。負債総額は949億4800万円。SBIホールディングスが同社の株式を保有しているほか貸付金も有していると発表するなど、多方面への影響が懸念されている。

同社によると、不動産取引が停滞するなか、物件の売却が思うように進まない状況になり、資金繰りがひっ迫した子会社が破産。関係会社整理損142億6400万円を計上したゼファーも自己資本を大きく毀(き)損、信用力の低下から資金繰りに行き詰まったという。今後は信頼回復と事業再建に向けて全力を尽くすとしている。


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私自身はゼファー株を保有していないのですが、記事にあるとおり20%以上の株式を保有する筆頭株主がよりにもよってSBIホールディングスということで困惑しています。なぜなら私は以前こちらのエントリーで書いたようにSBIの株主だからです。どうやらSBI株も影響は避けられそうにありませんから、3連休明けの株価動向を考えると憂鬱になります。

不動産会社の破綻関連では今日はこのようなニュースも流れていました。

キョーエイ産業、東京地裁に民事再生手続き開始を申請

東京 18日 ロイター:キョーエイ産業は18日、東京地裁に民事再生手続き開始を申請し、受理されたと発表した。負債総額は約87億3713万円。

同社によると、経営環境が厳しくなる中、不動産取得のために投下した資金回収が予定通り進まず、負債が固定化した。一方、M&A(合併・買収)により子会社化した企業の想定外の業績悪化で巨額の有利子負債を抱えて財務基盤が悪化、収益および資金繰りが悪化したという。7月に入って資金繰りが当初の予想以上に苦しい状況に陥り、予定していた支払いの見通しがつかず、民事再生手続きによる再建に踏み切ったとしている。


このように不動産業界に大逆風が吹いている理由はサブプライムローン問題の影響が大きいのは確かですが、以前こちらのセミナーで木村剛氏が指摘されていた建築基準法改悪による官製不況という側面も大きいようです。不動産業の中でもマンション販売会社の場合、販売した物件の管理業務も兼ねているケースも多いため、経営破綻となると管理人不在となり住んでいる人が困ってしまう事例もよくあるそうです。ただでさえ一生の内でもっとも大きな買い物を託す不動産会社ですから、購入後の建築責任や品質保証の面でも経営破綻は困るはずです。今日のニュースから現状の不動産株に投資するためにはそれこそ砂浜の中から真珠を探し出すくらいの努力で経営状況をチェックする必要があると痛感しますが、不動産物件を購入しようとお考えの方にとっても物件のチェック以上に会社の経営状況チェックが重要になりそうですね。



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