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クレディスイス証券が日本株のウエート引き上げ

kage

2008/07/17 (Thu)

約1ヵ月前に書いた消去法で日本株に注目?でゴールドマン・サックス証券が消去法的発想で日本株投資を推奨していることをご紹介しました。しかしご承知の通りその後の日本株は期待に反して盛り上がらず、「笛吹けど踊らず」状態でした。今年に入って日本株の買い越しを続けてきた外資にとって思惑通りに事が進まないのが面白くないのか、今度はクレディスイス証券が日本株のウエートを引き上げてきました。

クレディスイス証券が日本株のウエート引き上げ、世界の「三重苦」にヘッジ的役割

東京 17日 ロイター:クレディスイス証券は16日、国際ポートフォリオにおける地域別のアロケーションを変更し、日本株を5%のアンダーウエートからニュートラルに引き上げた。世界経済が抱える「クレジット」、「インフレ」、「原油価格」の三重苦に対して、日本株はヘッジ的な役割を果たしているとしている。

また日本株は割安感が強いほか、上場企業の増配や自社株買いなどにみられるようにコーポレートガバナンスの悪化にも歯止めがかかりつつあると指摘している。

ただ、東京市場は国際景気先行指数の底入れから4カ月遅れてアウトパフォームする傾向があり循環的に日本株投資に良好な局面ではないほか、経済および企業業績のモメンタムが相対的に弱いことなどからオーバーウエートにはしなかったという。


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確かに住宅バブル崩壊とサブプライムローン問題が金融機関を直撃している欧米や、インフレ耐性が著しく低く原油高や穀物高に四苦八苦している新興国と比べると、相対的に「日本の方がまだマシ」という判断ができるのかも知れません。何だかんだ言っても先進国の中で金融市場がまともに機能しているのは日本だけであるという指摘もありますし。

また記事にある「上場企業の増配」にも私たちはもっと注目すべきであると思います。インフレになっても給料は上がらず、預貯金の金利も上がらない日本において、配当はコンスタントに増えてくれる貴重な収入源です。日本を代表する大企業であるトヨタ自動車の配当利回りが3%前後もある状況など数年前の常識では考えられなかったことです。もしかしたらこのような状況は二度と訪れないのかも知れませんし、これからはこの状況が当たり前になるのかも知れません。ただ現在の日本株の配当利回りは魅力的な水準にあることだけは確かだと思います。

以前こちらのエントリーで2003年の金融危機でみずほフィナンシャルグループの株価が58,300円の大底を付けた時のことをご紹介しましたが、サブプライムローン問題の影響もあって売り叩かれている現在の不動産株などはこの時の銀行株と同じ状況にあるようにも思えます。ただ今回の世界的な金融危機はまだ終息していませんので株価はまだどこまで下がるのか分かりませんし、一般的にいったんケチが付いてしまった業種の株価はそう簡単には元に戻りませんので安易な投資は極めて危険です。しかし宝探し感覚で眺めてみれば、PBR(純資産倍率)0.5倍以下で配当利回り10%以上という常識では考えられないような銘柄がいくつも見つかりますので、キャピタルゲイン狙いではなく長期的なインカムゲイン狙いで保有してみるのも面白そうだと感じています。

何はともあれ日本株に投資している者の一人として私も日本の株式市場が世界中から注目されて盛り上がってくれるよう期待しています。



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