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海外株式投信評価額(2008.06.13現在)

kage

2008/06/14 (Sat)

今週も世界経済は乱高下する原油価格に翻弄されたわけですが、私の希望的観測を込めて言わせていただければこのような乱高下はバブルの最終局面にありがちな動きであり、原油価格高騰問題もそろそろ出口が見え始めているのかも知れません。ただし日本の不動産バブルや米国のITバブルの先例からも分かるように、バブルの最終局面ではまるで消える間際のロウソクの火が一瞬強い光を発するがごとく常識では考えられないような急上昇を演じることがありますので十分に注意が必要です。具体的な注意点のひとつとしてはその他にも国によって原油価格高騰の耐性が異なることが挙げられます。以下はテレビ東京系の経済情報番組「モーニングサテライト」からの請け売りですが、省エネ意識が浸透しており一般的に原油高への耐性があるとされる日本経済は1バレル=160円くらいまでなら耐えられるそうです。また一般的にエネルギー浪費国と思われている米国も意外と原油高への耐性は高く、日本と同じレベルの160円程度まで耐えられるそうです。これに対して新興国の耐性は著しく低く、中国で80円程度、インドに至っては60円くらいしかないそうです。ここにきて現実にベトナムのようにインフレに耐えきれずおかしくなりかけている国も出てきており、新興国にはまだしばらく厳しい状況が続く可能性を覚悟しておく必要があるかも知れません。もし原油バブルが崩壊するにしても原油価格が1バレル=100円程度で高止まりするようだと新興国に厳しい状況が続くわけですから。

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このように世界経済にとって最大の不安要因が信用収縮からインフレにシフトしていることから、相対的にインフレへの耐性が高いとされる日本が注目をされる形になり、消去法で日本株に注目?といった話題も出てくるわけです。昨日はまた、世界的にみても日本株式ファンドに資金が流入しているという下記のニュースが流れていました。

日本の株式ファンドが堅調、5週連続のネット流入=米調査会社

ニューヨーク 12日 ロイター:米調査グループEPFRグローバルは、前週以降、世界の株式市場から資金が流出しているものの、日本は例外だと述べた。日本の投資フローは過去5週間、ネット流入になっている。EPFRは総額11兆ドルの資産を運用する世界の1万8000のファンドの投資フローを追跡している。EPFRのマネジング・ディレクター、ブラッド・ダーラム氏によると、投資家は今年、欧州ファンドから350億ドルの資金を引き揚げる一方、新興市場ファンドやグローバルファンドを選好している。同氏によれば、投資家は第1・四半期に200億ドルの資金を引き揚げたが、第2・四半期入り後、新興市場の株式ファンドに170億ドルを投入した。米国のリセッションへの懸念や信用危機の継続、インフレ懸念などを理由に、投資家は世界から資金を引き揚げている。ダーラム氏は「われわれが追跡しているほぼすべてのファンドから資金が大量に流出しているが、日本は例外だ」とし、「過去5日間の下落にもかかわらず、日本の株式ファンドは引き続きネット流入だ」と述べた。その上で、昨年初め以降、日本に投資している株式ファンドから投資家が資金を引き揚げた週は、合計で56週に達すると述べた。5週間連続で投資フローがネット流入になるのは、2006年序盤以来になるという。


まあこの記事の内容に偽りはないのでしょうが、手のひらを返すように日本株に対してポジティブな報道が続くと北畑次官でなくとも何となく外資の意図的なものを感じます。ただいくら外資が日本株投資ブームに火を付けようと頑張ってみても、結局のところ多くの投資家が「なるほどそのストーリーはもっともだ」と納得して乗ってきてくれなければ絵に描いた餅に過ぎません。日本株に投資している者の一人として株価の上昇を望みたいのはやまやまですが、「最終的には投資家心理の多数決で決まることに変わりない」と冷静に構えることも必要だと自らの心を鎮めています。しかし外資が日本株ブームを仕掛けようとしていることは考えようによっては停滞する日本にとっては渡りに船かも知れません。少子高齢化が急速に進行する日本にとっては外国から人(労働者や観光客)やお金(投資資金や消費資金)を積極的に呼び込んで経済の活性化を図らなければ生き残りは困難です。これは極論ですが、経済の活性化によって企業がバンバン儲けてバンバン税金を納め、バンバン給料も上げてくれれば私たちにも明るい未来が開けてくるのですから。

今週は世界的なインフレ懸念により特に新興国の株価が軟調で、私の運用成績も大きく後退する結果となりました。このような大逆風の中ですが、私はマネックス証券のキャンペーンを利用して性懲りもなく新興国を対象に猫パンチ投資を繰り出しています。なおその中には新たな銘柄としてこちらのコメントにも書いた年金積立インデックスファンド新興国株式も含まれています。

マネックス証券
MX080613

SBIイー・トレード証券
ET080613

来週の注意点は米国の大手金融機関の決算が始まることでしょう。内容によっては世界的に信用収縮懸念が再燃してインフレ懸念とのダブルパンチとなることも想定しておかなければなりません。もしまた世界経済をミニパニックが襲うようなら積極的に追加投資を行いところですが、結局のところ相場の底は誰にも分からないものですから来週も淡々と「下がれば少しずつ買う」を実行したいと思います。









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この記事へのコメント

kage

相変わらずベトナムはインフレが収まりませんね。
高金利政策継続中です。
http://xn--fdke7b4a4584cuol.seesaa.net/

Posted at 13:07:02 2008/06/17 by ベトナム大好き

この記事へのコメント

kage

ベトナム大好きさん

コメントありがとうございます。

ベトナムの混乱はインフレ耐性が低い他の新興国にも大きな影響を及ぼしますので、ぜひとも早めの終息をお願いしたいところですね。

Posted at 19:53:16 2008/06/17 by おやじダンサー

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kage


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