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海外株式投信評価額(2008.04.25現在)

kage

2008/04/26 (Sat)

昨日の米国株式市場はマイクロソフトの決算に対する失望と米消費者態度指数の確報値が市場予想以上に下方修正されたことでダウ指数は一時100ドルを超える下落となりました。しかしアメリカン・エキスプレスの好決算や金融株の上昇に支えられて結局は1月3日以来の高値となる前日比42ドル91セント高で引けました。このような最近の米国株式市場の底堅さの影響でしょうか、今週も世界の株式市場はおおむね堅調な動きでした。先週の定時報告で私は「少なくとも世界の株式市場の雰囲気は先週と今週では明らかに変化していました」と書きましたが、今週は史上最高値を更新していたユーロドルが反落に転じたり金(Gold)価格が大幅に下落したりと目に見える形で市場の変化を感じ取ることができました。そんな変化の胎動の中で、特に私が気になったのが昨日の東京債券市場における長期金利の急騰です。

長期金利、今年最高の1.62%=東証は先物取引を一時中断

25日の東京債券市場では長期金利が急上昇した。指標となる新発10年物国債の利回りは午後1時現在、前日より0.14%高い1.620%と、昨年11月1日以来、ほぼ半年ぶりの水準に上昇(債券価格は下落)。また、東証は将来の国債価格を予想して売買する債券先物の価格変動幅が大きいため、1月に導入した売買の一時中断制度(サーキット・ブレーカー)を初めて適用した。(時事通信より)


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既発債の金利が急騰したということは本体価格が暴落したことを意味します(この仕組みについては以前金利が上がるとなぜ債券価格は下がるのかというエントリーで触れていますのでご参照ください)。つまり昨日の東京債券市場は売り殺到の状態だったということです。中でも上記記事にあるように債券先物に関しては初めてサーキット・ブレーカーが発動されて売買が強制中断となったというほどのパニック売り状態であったというから尋常ではありません。サブプライムローン問題に端を発する今回の歴史的金融危機においてはリスク回避の動きからまるで民族大移動のように株式市場から債券市場に資金が移動しました。そして金融危機が深刻になるにつれて債券人気は過熱し、米国債の一部では名目金利からインフレ率を差し引いた実質金利がマイナスとなるという異常事態になっていました。日本においても急騰する穀物価格などを反映した3月の全国消費者物価指数が前年比1.2%上昇と記録的なインフレ進行を示しており、これが長期金利の押し上げ要因となっているとの報道もありました。

昨日の長期金利急騰(本体価格急落)の一因としてある報道では値段が大きく変動した際にリスク回避のために自動的に売買注文を出すシステムトレードが関与していると指摘していました。これは株式市場において参加者全員が損切り(ロスカット)を徹底すると、あるレベルを超えると売りが売りを呼んで株価が一気に下落してしまうのと同じ仕組みですね。システムトレードといえば一部の機関投資家の間では債券先物の買いと株式先物の売りを組み合わせた運用が流行しているとの報道もありました。円キャリートレードの巻き戻しと同様に、一時的に債券市場に逃げ込んでいた資金が一気に逆流すると予想以上の混乱が起こる可能性もありますのでしばらくは長期金利の動向に注目しておく必要がありそうです。このまま債券価格は下落を続けて逃げ出した資金が他の市場に流れ込むのか、はたまたコモディティ価格のように大幅下落の後に力強く復活するのか、私たちの資産運用にも大きな影響を及ぼすだけに無関心ではいられませんね。

今週は中国が証券取引にかかる印紙税を1/3に引き下げたことで香港市場の株価も急騰したため、私の運用成績も大きく改善しました。個別ではDIAM中国関連株オープン(愛称:チャイニーズ・エンジェル)が一気にプラスマイナスゼロのレベルまで復活してくれたことが、投資金額が大きいだけに成績面だけでなく心理面でも大変ありがたかったです。昨日はインド株式市場も大幅上昇となっていますので、次はドイチェ・インド株式ファンドの大復活に期待したいところです。

マネックス証券
MX080425

SBIイー・トレード証券
ET080425

昨日は金(Gold)価格が大幅に下落していたため、ゴールドファンドに猫パンチ投資を繰り出そうかとも思ったのですが、結局実行には至らず、今週の猫パンチ投資実績もゼロでした。金価格については来週のFOMCの結果に大きく影響を受けそうですので、猫パンチ投資はとりあえず5月以降に先送りするつもりです。



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