リバウンド地獄に陥らないために

2005/09/26 (Mon)
これから書く内容は、最近ダイエットがいい加減になっている自分自身への戒めであります。何度かダイエットに挑戦された方は経験があると思いますが、ダイエットを開始して食事の量を減らすと始めは順調に体重が減少していきます。しかし、しばらくするとカロリーの減少に危機感を覚えた体が消化吸収の効率を上げて対応しようとするため、食事を減らしても体重が変わらない停滞期が訪れます。
もしここで努力しているのに効果が出ないからといってダイエットをやめて元の食事量に戻したりすると、体の消化吸収効率の上がっている分だけ摂取カロリーは増加しますので、強烈なリバウンドに見舞われます。つまり、食事を減らして減量効果がなくなると辞める、というこまめなダイエットを繰り返していると取り返しのつかないリバウンド地獄に陥る危険性が高いのです。またこれはテレビの受け売りですが、何度も安易なダイエットを繰り返すと脂肪が樹木の年輪のようになり、やせにくい体になってしますそうです。すなわちダイエットとは、一度始めたら簡単には辞められない苦難の道だと肝に銘じる必要があるのです。これはもう修行と思ってやり遂げるしかありません。
実は一日単位の食事の取り方によっても体は危機感を覚えてダイエットの邪魔をするそうです。以前ご紹介したバリアトリックス減量法を実行していたころ、会社の健康診断で担当医から以下のようなアドバイスを受けました。「朝から炭水化物を抜くのはダイエットには逆効果だ。むしろ朝食はしっかりと摂った方が良い。なぜなら朝食が不十分だと体が危機感を感じてエネルギーを蓄えようとするため、カロリーの消費が起こりにくくなる」一般的に朝摂取したエネルギーはその日の消費に回され、夜摂取したエネルギーは蓄積に回されるといいます。つまり朝食をしっかり摂ってもそのカロリーはその日の内に消費されます。肝心なのは自分の体に、今日も安心してカロリーを消費してくださいというシグナルを送ることなのです。
それ以降、私は朝食を欠かしたことはありません(ちなみにご飯は白米ではなく、ダイエット効果に期待して発芽玄米にしています)。またバリアトリックス減量法では厳禁だったお菓子類も自分自身のルールとして午前中に限ってOKとしました。それでも夕食を控えめにすれば十分に効果は出ます。要は同じ量を食べるにしても朝食重視のメニューにすればダイエット効果は得られるのです。
このダイエット法を実行してみてしみじみと感じたのは、朝、空腹で目覚めるのは何と健康的なことか、ということです(朝食もおいしいですしね)。と書くのは簡単ですが、なかなか実行はできないもので、もう一度初心に返って頑張らなくてはと決意を新たにしております。
発芽玄米についての追記:お米にも多少の食物繊維が含まれています。ただ一粒ずつの含有量は少なくてもお米は日本人の主食だけにトータルの摂取量はかなりの量となります。このため炭水化物の摂取を減らそうとしてお米の量を減らすと深刻な食物繊維不足に陥ってしまう可能性があります。ダイエット効果を維持しつつ健康増進も考えるなら発芽玄米が良いでしょう。ちなみに私は発芽玄米に大麦を混ぜて食べています。
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