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海外株式投信評価額(2008.03.14現在)

kage

2008/03/15 (Sat)

昨日の米国株式市場は大手金融機関ベアー・スターンズの資金繰り悪化が表面化したことで世界的に信用収縮が一段と深刻化するとの懸念が強まり大幅下落となりました。これを受けて為替も円高ドル安が進み、一時1ドル98円台に突入しています。こうなると実際に破綻する金融機関が出てFRBが公的資金の注入を決めるような事態で株価が大暴落するようなパニックの洗礼を受けないと本格的な回復は望めないのではないかという気がしてきます。戦後最悪とも表現される今回の金融危機も、雰囲気的には最終段階に差し掛かっていることは確かだと思います。しかし相場の怖いところは最終的な大混乱の時期・規模・期間などは誰にも予測不可能であることです。つまり底値を狙って買うのは事実上不可能で、たまたま上手く買えたとしてもそれは運が良かっただけという結論に達するわけです。私自身も過去の個別株売買において、1.暴落に耐えきれず狼狽売り、2.底値で買い戻そうにもさらなる暴落が怖くて買えず、3.結局高値で買い戻す、という失敗を何度も経験しています。であればわざわざ大混乱期に動こうとせず、「そもそも経済の動きは波動を描くもの(=上がったり下がったりするのが自然)」と思って平常心を保っていれば良いのですが、日々膨らみ続ける含み損を目の前にするとどうしても不安な気持ちがわき上がってくるものです。私の投資歴はまだ7年あまりに過ぎませんが、思えばこのような不安の連続でした。というわけで、今回はあまり参考にはならないと思いますが私の投資における不安の歴史を振り返ってみたいと思います。

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「株はおもしろいぞ」という友人の悪魔のささやきにそそのかされて私が日本株の投資を始めたのは2000年9月のことでした。下に過去10年の日経平均株価チャートに株価に大きな影響を与えた代表的な出来事を書き入れた画像を添付しましたが、ご覧のとおり今にして思えば投資を始めるタイミングとしては最悪に近かったように思えます。

Nikkei225

今改めて私が株式投資を始めた後の日経平均のチャートを眺めてみると、現在の下落がまだ穏やかに見えてしまうほど深刻な状況だったことが分かります。そしてこの下降トレンドに悪戦苦闘してところに起こったのが2001年9月11日の同時多発テロでした。翌日の日本の株式市場は緊急措置として値幅制限が通常の半分となったこともあり、ほとんどすべての銘柄が朝からストップ安に貼り付くという事態となりました。もちろん私が保有していた個別株も例外ではなく、ただ呆然と動くことのない株価表示を眺めるしかすべはありませんでした。そして次に訪れたのが2003年4月25日の「ソニーショック」です。これはソニーの大幅減益発表をきっかけにして日経平均株価がバブル後最安値となる7699円50銭を記録した歴史的出来事です。以前にも書きましたがこの時私はよりにもよってそのソニー株を保有していました。ただしこの時の私は狼狽売りすることはなく(実際には2日連続ストップ安だったので売るに売れなかった)、3日目の寄り付きでナンピン買いを入れるという無謀な行動に出たことを鮮明に記憶しています。こんな絶望的な状況を買いだけで戦っていた訳ですから当然損失は積み上がる一方でした。その後2003年、2004年と株価は多少持ち直していますが、私の運用成績は一進一退を続けていました。そんな流れが一気に変わったのが2005年後半のことでした。

ご承知のとおり当時はホリエモン絶頂期で、急上昇を続けるライブドア株の勢いを受けて株式投資ブームが巻き起こった時期でした。チャートをご覧いただければお分かりのとおり、2005年後半で日経平均株価は急上昇しており、またそれ以上に新興市場が元気いっぱいでしたので、この時は「どんな株を買っても儲かる」という夢のような状況でした。おかげさまで私もこの流れに乗り、結果的に過去5年間で積み上がった莫大な損失を9月から12月のわずか4ヵ月ですべてチャラにすることができました。そして結構な含み益を抱えて開けた2006年も投資環境は前途洋々に見えたのですが、そこに冷水を浴びせかけたのがホリエモン逮捕によるライブドアショックでした。その後の国内株式市場はご承知のとおり指数だけは堅調に見えても中小型株や新興市場株はボロボロの状況となりましたので私の国内株運用成績もまた水面下に沈み、現在に至っているわけです。

以上のことから私が学んだことは投資を続ける間はほとんどが我慢の連続で誰もがハッピーな状況は長くは続かないということです。それでも投資を続けてさえいれば、将来また誰もがハッピーになれる状況が起これば必ず立ち会うことができます。もちろん長期運用を続けていれば必ず成功するとは断言できません。例えば今回の金融危機が日本のバブル崩壊と同様に復活まで10年以上を要する事態になれば、私のようなおじさんにとってはリタイア時の運用成績は非常に厳しいものとなるでしょう。しかしもし今運用をやめてしまうと誰もがハッピーになれる状況に立ち会う権利を放棄してしまうことになりますし、何より不本意な運用成績が確定してしまうことが「投資バカ」の私には我慢できません。だからこそ私は結果はどうなろうと生涯投資家を貫く覚悟を今改めて固めているところです。今後も投資の世界は試行錯誤の連続であり失敗は成功の元と思って経験を積み重ねて行きたいと思います。

今週は円高株安の直撃を受けて含み損が急増しました。そんな最悪の投資環境の中でも高騰を続ける金価格を背景にゴールドファンドは何とか踏ん張っており、投資テーマの分散が効果を発揮することを再認識しています。

マネックス証券
MX080314

SBIイー・トレード証券
ET080314

正直に書くと先週末は投資環境のあまりの悪化に恐怖が増し、いつもの猫パンチ投資を繰り出せずにいました。経験的にはこれは大底が近いことを示していますが、もし市場が大混乱となればどんな突発的事態が発生するか予測不可能ですので、とりあえずは来週の米大手金融機関の決算を見極めて慎重に動きたいと思います。



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