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今ひとつ信頼できない日本のETF

kage

2008/01/23 (Wed)

昨日は世界中の株式市場が完全にパニック状態に陥っていましたが、FRBの思い切った緊急利下げのおかげで今日のアジア市場はおおむね反発となり、とりあえず一安心といったところです。ただ香港やインドの勢いと比べて日本や上海の反発は明らかに勢いが弱く、まだまだ安心するのには早いのかも知れませんね。このような状況ですから私が保有する上証50連動型上場投資信託も大きな含み損を抱える結果となっています。そもそもこのETFは上場直後からこちらのエントリーでご紹介したような理論値を遙かに超える異常な値動きで注目を集めたのですが、最近では逆に理論値を大きく下回っていることをこちらのエントリーでご紹介したばかりでした。今日の値動きはこの日本市場のセンチメントに大きく影響を受けてしまう問題点を浮き彫りにしているように思えましたので改めて採り上げてみたいと思います。

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それではまず本日の上証50連動型上場投資信託の値動きをご覧下さい(SBIイー・トレード証券のチャートをお借りしています)。

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今日のチャートで特に目立つのが午後1時前から午後2時前までの急落です。ご承知のとおり日本時間の午後0時30分から午後2時までは上海市場のお昼休みですから、中国で何か大きなニュースでもない限りはこの急落は日本市場特有の要因で起こったと推測されます。それではこの時間帯に何があったかというと、午前中は強く推移していた日経平均株価が急落していたのです。上海市場が開く日本時間の午前10時30分までの値動きも日経平均に連動しているように見えますので、このチャートだけを見せられて「日経225に連動するETFです」と説明されたら素直に信じてしまいそうです。このように本来のベンチマーク指数との連動が十分ではない状況が続くと安心して投資することができなくなります。

ところが今日に限っていえば、これ以上にひどい値動きのETFがありました。それはラッセル野村小型コア・インデックス連動型上場投資信託です。

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このETFも上証50連動型上場投資信託と同様に大阪証券取引所に上場していますので取引時間は午後3時10分までなのですが、ご覧のとおり引け間際に信じられないような急落に見舞われています。どうしてこんな事態になったのか私にはよく分かりませんが、おそらく大口の投げ売りに押されたのではないかと思います。このような動きをされるとこのETFにも安心して投資できませんよね。

これらの問題が生じる大きな要因のひとつは流動性(=売買高)の不足にあると考えられます。流動性の不足が不規則な値動きを生み人気の低下につながるという悪循環がETF全体のイメージを悪化させ、個人投資家に有利なはずのETFの広がりや定着を阻害することのないよう陰ながら祈っております。



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