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海外株式投信評価額(2008.01.18現在)

kage

2008/01/19 (Sat)

昨日、事前の報道通り米国のブッシュ大統領が15兆円にも及ぶ景気刺激案の骨子を発表しました。その内容は個人と法人に対する大幅減税で、一部で対策が後手に回っているとの批判があるのは事実としても、私はその行動力と決断力は大いに評価すべきものと考えます。

米、減税など15兆円・大統領が経済対策骨子発表

ブッシュ米大統領は18日、減税など「国内総生産(GDP)の1%(約15兆円)」規模の景気対策骨子を発表した。個人向けに所得税を還付する戻し減税や企業向けの税優遇を含むことも表明。早期実施に向けて議会との調整を急ぐ考えも示した。米連邦準備理事会(FRB)も月内に追加利下げに踏み切る見通し。米国は財政と金融政策を連動させる異例の対応で、減速が景気後退に進むことを防ぐ構えだ。米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題の影響で、米景気は昨年末から本格的な減速局面に入ったとみられる。12月に失業率が5%に上昇、年末商戦も低調に終わるなど減速を示す経済指標が相次いでいる。(日本経済新聞より)


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しかし株価にはポジティブに受け止められると思われたこの発表も、対策の具体案が示されなかったことや、一部でささやかれていたFRBの同時緊急利下げがなかったことから結局昨日のダウ指数は59ドル安の1万2099ドルで引けました。チャート的には心理抵抗ラインの12,000ドルを何とか死守した形になっていますが、もしこのラインが突破されれば米国株式市場もいよいよ底なし沼の様相を呈してきそうで恐ろしいです。こうなってくるとさらに心配になってくるのは来月に集中している欧州大手金融機関の決算に対する欧州株式市場の反応です。例えば昨日発表された英国の消費動向指数が悪かったことから英国通貨のポンドが下落していますが、もし欧州の大手金融機関の決算にネガティブサプライズが続けば欧州の株価とユーロが枕を並べて討ち死に状態になることも覚悟しておく必要があるかも知れません。このように世界経済の気象予報は現実の気候が温暖化の傾向にあるのに反して、厳冬の到来を告げているように思えてきます。

このように徐々に市場が総悲観に傾いてくると全世界の投資マネーがあたかも民族大移動のごとく株式市場を見限って債券市場や原油・金・穀物などの商品先物市場に流出して行きます。しかしここで注目すべきは私たち個人投資家にとってのリスク回避の伝家の宝刀である一時現金化という手法が機関投資家の間では行われないという事実です。仕事として運用を行っている機関投資家にとっては、投資資金を現金のまま保有することは仕事をしていないということと同義語なのです。ですから必ず何かしらの運用を行わなければならないことを宿命付けられたこれらの資金は、株式市場の厳冬が去り大地に新芽が現れてくると必ず戻ってくるものなのです。しかし何度も言うように専門家でも相場の大底を予測することは不可能ですので、私はこの厳冬期に春の訪れを信じて少しずつコツコツと種まきに精を出すつもりです。

このような総悲観の状況におかれた場合は私たちも発想を転換することが重要です。例えば来週はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの積み立て日がありますが、私は「安くたくさん買えてラッキー」と思うようにしています。実際に5年、10年先を想定して積み立てを行うのであれば最初の内は安くたくさん買えた方が良いに決まっていますから。またこれは為替との相性が最悪の私にとっては禁断の扉を開けることになるかも知れませんが、ここから数カ月でもし1ドル100円割れのような極端な円高場面があればFXにも挑戦してみようと思っています。世界経済の安定成長が望めない今年はこのような災い転じて福となす発想や努力が必要になってくるのではないかと思います。

今週の私の運用成績は世界的な信用収縮懸念がいよいよ新興国にも及んで来てついに崩壊を始めてしまいました。しかし上に書いたような外部環境ですから、まだしばらくは我慢の状態が続きそうです。

マネックス証券
MX080118

SBIイー・トレード証券
ET080118

現時点で悔やまれるのはフィデリティ・ヨーロピアングロースの売り時を逸してしまったことです。私は短期的な欧州株とユーロのゆくえには少し悲観的になっていますし、今年に限っていえば欧米株式でアクティブ運用する理由が見い出せませんので、もし米国の景気刺激策と大幅利下げにより一時的に欧州の株価が上昇に転じたら、思い切って全数売却することも考えておきたいと思います。



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