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海外株式投信評価額(2007.12.28現在)

kage

2007/12/29 (Sat)

一部の海外市場では大晦日も取引が行われますが、日本市場は昨日の大納会で年内の取引は終了となりました。今になって後付的に「末尾が7の年は金融波乱が起こるというジンクスが的中した」とか「やはり亥年は波乱の年だった」といわれますが、確かに今年は上海ショックやらサブプライムローン問題やらで世界経済にとって大波乱の年になりました。このため私の運用成績も年間で何とか黒字化するのが精一杯という状況でした(先週の定時報告に書いた利益確定で無理矢理プラスに持って行ったというのが現実です)。個別に見れば日本株が大きなマイナスで中国を筆頭とするBRICs諸国がこれをカバーしてくれた形になりました。つまり結果論でいえば、今年は日本株運用を一切せずに新興国に集中投資していれば好成績を残すことができたことになります。しかし、年初の段階でそんな考えは微塵もなかったのですから私には後悔する権利すらないと思っています。それに現時点で「それでは来年は新興国に集中投資するか?」と問われれば、やはり答えは「NO」になりますので、必然的にそんな「たられば」を考えるだけ時間の無駄という結論に到達するわけです。

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今年世界経済を震撼させた上海ショックやサブプライムローン問題を別の視点から見れば、世界経済の牽引役が欧米や日本から新興国に移行するターニングポイントとなるように思います。27日にパキスタンの野党指導者であるブット元首相が自爆テロで暗殺されるという不幸な事件が起こりましたが、一昔前ならこのような事件で地政学的リスクが高まった時に買われて「有事のドル」ともてはやされた米ドルが売られ、逆にユーロや金(Gold)が買われる現状を目の当たりにすると、どうしても時代の変化を感じずにはおられません。当ブログのこれまでのエントリーでをご覧いただければお分かりのとおり、私はバリバリのアクティブ運用派(別名投資バカ)ですが、こちらのエントリーにも書いたようにインデックス運用の優位性も十分に理解しているつもりです。しかしもしこれから数年で世界経済の主導権交代が劇的な速度で進行するとしたら、結果的に時価総額比率で寡占的存在である米国に対する投資に偏重しているインデックス投資はリバランスの段階で凋落する米国株の下値を売り叩き、新興国株の上値を買い進むという不利な状況に追い込まれるリスクも想定しておく必要があるのではないでしょうか?少なくとも時価総額の比率が短期間で大きく変動するような事態になると、リバランスの遅れで不利益を招く可能性が増大することだけはあらかじめ認識しておく必要があると思います。その意味ではセゾン投信のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのように毎月着実に現状に合わせたリバランスを行ってくれる運用には安心感があります。個人が海外ETFなどを活用して世界経済全体を買うインデックス運用を行おうとするとリバランスの手間と費用がバカになりませんから。20世紀初頭には世界中に植民地を持ち、日が沈まない帝国と称された大英帝国が没落し、新興国アメリカが急速に台頭して来た時代にもし同じ条件でインデックス運用をしていたらどのような結果になったのか、検証してみるとおもしろい結果が得られるかも知れませんね。

かつて大英帝国に取って代わったアメリカをこれから追い落とす国があるとすれば、それは中国であろうという意見はすでに多方面から聞こえてきます。私自身もその説に乗って海外投資の多くの部分を中国に割り当てているのですが、先週の定時報告に書いたように、目先の下落に狼狽してポジションを落としてしまいました。しかし中長期的な中国投資に対して悲観的になったわけではないため、チャート的に底打ち感の出てきた上海に以下のとおりその資金を移行しています。おそらく来年の私の運用成績は、北京オリンピックや上海万博などを控えた中国の動向と、それに合わせた対中国投資方針の策定と実行に大きく左右されるように思います。

ET071228b

今年最後のご報告は、私のポートフォリオの重鎮だったトヨタ・バンガード海外株式ファンドの名前が消えて、すっかり寂しくなってしいまいました。ただ成績的にはBRICs諸国が盛り返してくれたおかげで何とかそれなりの結果で終わることができました。

マネックス証券
MX071228

イー・トレード証券
ET071228

年明けの短期的な投資方針は米国の大手金融機関の決算待ちというスタンスで変わりませんが、その前に欧州、中国、インドで意外高の場面があれば一部利益確定に動くかも知れません。



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