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中国が今年6回目の利上げ

kage

2007/12/20 (Thu)

世界経済を震撼させたサブプライムローン問題で米国が利下げモードに入り、欧州・英国・スイス・豪州・ニュージーランド・日本・韓国などが協調して金利の据え置きを打ち出す中、中国が今年6回目となる金利の引き上げを発表しました。中国株式投資信託を保有している身としては「これこそ中国の景気が良い証拠だ」と思いたいところですが、実際にはバブル発生やインフレ進行の懸念がそれだけ深刻であるということなのでしょう。

中国が今年6回目の利上げ、1年物預金金利は27bp・1年物貸出金利は18bp引き上げ

北京 20日 ロイター:中国人民銀行(中央銀行)は20日、預金金利と貸出金利を引き上げると発表した。利上げは今年6回目で、インフレ抑制と景気過熱防止を目指した引き締め策の一環。人民銀行によると、1年物預金金利は0.27%ポイント引き上げ4.14%、1年物貸出金利は0.18%ポイント引き上げ7.47%とする。実施は21日から。ただ、要求払い預金金利については引き下げ、株式や不動産への投資のためにすぐに引き出せる預金よりも、期間の長い預金を奨励する姿勢を示した。人民銀行は利上げに際して発表した声明の中で「今回の措置は、急速な景気拡大が過熱するのを防ぎ、部分的な物価上昇が顕著なインフレに発展するのを予防することに寄与する」と述べた。フランクリン・テンプルトン・シーランド・ファンドマネジメント(上海)のリサーチ責任者、Pan Jiang氏は「政府が(金融引き締めの方針を)繰り返していたことから考えれば、利上げは驚きではない。利上げは株式市場には織り込まれていたが、不動産セクターにとっては打撃となるだろう」と語った。


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今回の利上げについては早くから予想されていましたので、記事にあるように「利上げは株式市場には織り込まれており、驚きではない」と信じたいところですが、とりあえず明日の市場の反応に注目したいと思います。実は今回の利上げのうわさで先週末から香港市場の株価が大きく下落した場面で何となく嫌な予感が走り、狼狽気味にポジション整理に動いてしまったため、その行動が吉と出るか凶と出るかという意味でも注目しています(詳しくは週末の定時報告に書きます)。

主要国が利下げか金利据え置きで協調している時期だけに中国の利上げが目立ちますが、経済ニュースを細かくチェックしてみると今月だけでも下記の4カ国が利上げに踏み切っています。冒頭に記したように、単純に「利上げ=好景気」とはいえませんが、今後の投資戦略を策定する上で何かのヒントになるのではないかと思いますので、ご参考までにご紹介しておきます。

台湾中銀、政策金利を12.5bp引き上げ3.375%に

台北 20日 ロイター:台湾中央銀行は20日、政策金利である再割引金利(公定歩合に相当)を12.5ベーシスポイント(bp)引き上げ3.375%とすることを決めた。利上げは予想通り。インフレ抑制を狙った措置で、再割引金利は約6年ぶりの高水準となった。ロイターのエコノミスト調査では、12人中11人が12.5bpの利上げ、1人が25bpの利上げを予想していた。

チリ中銀、政策金利を5.75%から6.00%に引き上げ

サンチアゴ 13日 ロイター:チリ中央銀行は13日、政策金利である翌日物貸出金利を5.75%から6.00%に引き上げた。インフレ抑制が目的。ロイターの事前調査では、アナリスト23人中19人が金利据え置きを予想。残り4人は少なくとも0.25%ポイントの利上げを予想していた。中銀は声明で「この決定は、インフレ拡大リスクの抑制と年間のインフレ率を3%以内に収めるために下された」と述べた。

ノルウェー中銀が5.25%に利上げ

オスロ 12日 ロイター:ノルウェー中央銀行は12日、政策金利を5.25%に引き上げた。ロイターが前週実施したエコノミスト調査では、12人中11人が利上げを予想していた。今回の利上げは、2005年半ばの利上げ局面開始以降、14回目となる。

南アフリカ中銀、政策金利を0.5%引き上げ11%に

プレトリア 6日 ロイター:南アフリカ中央銀行は6日、政策金利であるレポレートを0.5%ポイント引き上げ11.0%とした。利上げは予想通りだった。0.5%ポイントの利上げは今年に入って4回目。2006年6月以来では合計4%ポイントの利上げとなる。ムボウェニ中銀総裁は、前回10月の政策決定会合以来インフレ見通しは悪化したとする一方、前回の利上げの影響が家計支出に及び始めていると指摘。また「食品・エネルギー価格が引き続きインフレ上昇圧力を加えており、この圧力は向こう数カ月間も持続する見通しだ」と述べた。同国のインフレ率は2008年第1・四半期に前年比7.8%になるとみられ、中銀の目標レンジ(3─6%)内に収まるのは08年第4・四半期になると予想されている。




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