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海外株式投信評価額(2007.11.30現在)

kage

2007/12/01 (Sat)

今週は前半と後半で株式市場の雰囲気がガラッと変わりました。その要因はアブダビ投資庁、中国投資公司、ロシア政府系ファンドなどが先進国市場に積極的に投資する姿勢を示したことやバーナンキ米FRB議長が追加利下げを示唆したことにあるのですが、もちろんこれでサブプライムローン問題が一気に解決に向かうわけではありませんのでまだしばらくは警戒を怠らないようにしなければならないと思っています。それにしても新興国の政府系投資会社(ソブリン・ウェルス・ファンド=SWF)の投資が株価の下支えになるという現実は世界経済の牽引役が新興国に変わりつつあることを示しているように思えます。これらの政府系投資会社の投資にはある程度の政治的思惑はあるとは思いますが、経済のグローバル化により各国経済の横のつながりが強まり、先進国と新興国が経済においては一蓮托生の状態になっていることも大きな要因ではないかと考えます。すなわち先進国経済の減速は原油価格の下落につながり、米ドルの下落は新興国の外貨準備評価額の毀損につながるため、新興国の政府系投資会社は自国の利益のためにも積極的に先進国市場への投資を拡大しなければならない構図ができあがっているのではないでしょうか?例えば世界一の外貨準備を抱え、そのほとんどを米国債で運用していた中国が運用の多様化を図ると言えば、市場では米国債を売却するという思惑を生みドル売り圧力となり、結果的に自分自身の首を絞めることになりかねません。そこで同じドル建て資産である米国の株を買うと言えば、ドル売り圧力は中和され、同時に米国株式市場の下支え効果を生み、それが米国の消費の下支えにもなり、結果的に中国の輸出産業を助けるという構図です。まさにこれは「情けは人のためならず」状態ですね。

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サブプライムローン問題がこの先どのような展開を見せるのかまだまだ予断を許さないとは思いますが、雰囲気的に今週で目先の底は付けたように思います。これまで「個人投資家が大底を判断するのは困難なためコツコツと押し目買いを実行する」と公言していた私ですが、実は先週から市場の不透明感に負けて静観の姿勢に転換しており、結果的に目先の底を買いに行くことができませんでした。相場の大底は後になってからしか分からないものですが、もしかして今回も「不安で買えなくなるところが底であった」という結論になるのでしょうか?

もっとも今回のサブプライムローン問題は根が深いだけに、世界経済完全復活までには超えなければならないハードルが数多く残っているように思います。今月のFOMCでもし追加利下げがなかったら、今月中旬から本格化する米国金融機関の四半期決算でネガティブサプライズがあったら、出足は堅調だったクリスマス商戦がもし失速したら、などなど心配の種は数多くあります。私のまったく根拠のない予測では、世界経済も北半球の季節と同期して動くのではないかと考えています。つまり年明けの1月、2月にもう一度寒い状況があり、3月の春の訪れに合わせて回復に向かうというイメージです。当面はこのイメージに合わせて、底を打ったからと言ってあわてて追加投資を行わないように注意するつもりです。

ちなみに昨日はドイチェ・インド株式ファンドの決算で、10,000口あたり3,500円の分配金が出ました。私の保有口数は125万口ですので、分配金は3,500円×125=437,500円となり、ここから税金の10%を引いた393,750円が手取額となります。ちょうど株価が回復し始めたところですので利益確定のタイミングとしてはちょっと早かったように思いますが、この分配金は押し目買い資金に充当したいと思います。また、もし年内にニューヨーク・ダウ指数が再度年初来最高値を更新するような事態になれば、トヨタアセット・バンガード海外株式ファンドの売却も検討したいと思います。もしそうなった場合は、自分自身の相場観に基づいて年明けの1月から2月にかけてSTAMグローバル株式インデックス・オープンか海外ETFへの時間差リレー投資を行うつもりです。

今週は後半で世界の株価が反転に向かったため運用成績は先週より好転しました。もっとも水曜日の時点でマネックス証券のポートフォリオは赤字転落していましたので、現実には週後半の急回復による帳尻合わせでした。

マネックス証券
MX071130

イー・トレード証券
ET071130

来週の投資方針は多少乱高下があってもとりあえず様子見継続で行くつもりです。年内の追加投資のタイミングとしては先ほど書いたような、FOMC、米金融機関四半期決算、欧米クリスマス商戦などでネガティブサプライズがあった場合に限定したいと思っています。



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