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本日の日経ネットより

kage

2007/11/11 (Sun)

今朝の日経ネット(日本経済新聞社のウェブサイト)から気になるニュース2本をご紹介したいと思います。まずはこのところ低迷が顕著な米国経済に追い打ちを掛けかねない以下のニュースです。

投信「米離れ」進む・ドル下落を懸念

国内で販売している投資信託のうち、海外の債券や株式で運用する商品で投資家の「米国離れ」が進んでいる。米国の債券を中心に運用している投信の純資産残高は9月末、1年前に比べて13%減の3兆1000億円となった。信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題で、米ドルに対する先行き懸念が広がっていることが背景にある。急速なドル安・円高により、この傾向に拍車がかかる可能性もありそうだ。投信評価の大和ファンド・コンサルティングが格付けが高い米国債券(国債や社債)を7割以上組み入れている投信を対象に調べた。


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昨日の定時報告で私は、サブプライムローン問題をきっかけに「米国を筆頭とする先進国が世界経済をリードする」とか「基軸通貨としての米ドルの地位は不変」といったこれまで常識とされていた考え方が崩壊するのではないかと書きましたが、日本の投資信託においてもすでに沈みそうな船から逃げ出すネズミのように資金の逃避が始まっていることが裏付けられました。一般的に株価が軟調な時は相対的に債券は堅調だとされますが、サブプライムローン問題の嵐が収まる気配を見せない内は米国も利下げ圧力から逃れることができないため、米国債の人気も低下しているようです。投資信託を経由して外貨に流れているジャパンマネーを甘く見てはいけません。もしこの流れがさらに大きくなるようなら為替面でも思いがけない円高に振れる可能性も想定しておく必要があるかも知れませんね。

欧米がダメならアジアに注目というわけで、次は東証が韓国の株価指数に連動する海外ETFを上場するという下記のニュースです。

海外ETF、韓国の株価指数に連動・東証、月内に初上場

東京証券取引所は韓国の株価指数に連動する上場投資信託(ETF)を11月下旬に上場させる。海外で実際に取引されているETFが国内で上場するのは初めて。現在はウォン建てでしか取引できない同ETFが円建てで取引できるようになる。東証は品ぞろえを拡充して国際競争力を高める。12日にも発表する。このETFは韓国証券先物取引所に上場する「KODEX200」で、株価指数の「KOSPI200(韓国200種株価指数)」に連動するように設計されている。KOSPIはサムスン電子やポスコ、現代重工業など韓国を代表する銘柄で構成。運用会社はサムスン投信(韓国)。韓国での時価総額は現在2000億円弱で、最低投資金額は日本円換算で30万円強。


韓国株ETFの上場については以前の報道ですでに触れられていましたのでサプライズはありませんが、海外ETFの充実を目指す第一歩として評価できるものだと思います。上場第一号が比較的マイナーな韓国株ETFであることで失望される方も多いと思いますが、私は以前にも書いたとおり東証が本気で東アジアNo.1の金融センターを目指すのなら、地理的特性や経済・文化関係の親密さを生かしてアジア・オセアニア各国の代表的株式指数に連動したETFを取り揃えるべきだと考えていますので、この第一歩は正しい選択だと考えています。アジア・オセアニア地域などの取引時間が重なる市場のETFを上場すれば投資家にとっても株価の変動に応じた機動的な取引が可能になりますので個人投資家だけでなく機関投資家にも積極的に活用してもらえるのではないでしょうか?日本の株式市場が長く低迷している中、証券会社の収益に占める投資信託手数料の比率が高まっている現状を考えれば、いきなり欧米系のメジャーETFを上場することには業界内の抵抗が大きいのかも知れません。それならアジア・オセアニア系や商品(コモディティ)系などのマイナーETFの品揃えをまず整えるという戦略は私的にはアリだと考えています。その意味でも東証の次の一手に注目しています。



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