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海外株式投信評価額(2007.11.09現在)

kage

2007/11/10 (Sat)

ここに来て米国の株価と通貨(米ドル)の下落が顕著になって来ました。その一因として挙げられているのが下記のバーナンキFRB議長の議会証言です。

米経済、来年半ばまで成長弱い=バーナンキFRB議長証言

ワシントン8日時事:米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は8日、上下両院合同経済委員会で行われた公聴会で証言し、第3・四半期に年率3.9%(速報値)の成長を達成した米経済について、低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローンの焦げ付き多発を受けた信用収縮や原油高などの影響で、来年半ばまで弱い成長が続くとの見通しを示した。議長は「第4・四半期の成長率は、前期に比べかなり落ち込む」と指摘。「2008年前半は弱い成長が続き、その後は信用収縮、住宅市場の調整の影響が薄れ、回復に向かう」と述べた。ただ、「この予想のリスクは下振れ」として、住宅価格が予想以上に低下すれば、景気落ち込みが一段と深まる恐れを指摘した。(時事通信より)


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景気回復のポイントを来年半ばとしているのは奇しくも日銀の福井総裁と同じ見解ですね。もしこの予想が当たるのなら、常に将来を織り込んで行くという特性を持つ株価は春頃から一足先に回復に向かうのかも知れません。短期的に株価や為替が急激に変動すると投資家心理も急速に冷え込みさらなる変動を呼ぶという悪循環は、人間の思惑で動く相場の定めと思ってあきらめるしかありません。ただバーナンキ議長や福井総裁の発言を待つまでもなく、おそらく1年後はまったく違う投資環境にあることははぼ確実だと思われますので、目先の波乱に必要以上にあわててはいけないと自分で自分を戒めているところです。ここは視点を変えて、長期運用の方針で毎月コツコツと積立を続けているセゾン投信や結果的にタイミング良く投資資金の一時避難ができた中国投信の買い戻しが「安く買えてラッキー!」と考えることにします。

これはいち素人個人投資家の浅はかな考えですが、今回のサブプライムローン問題を後から考えれば、過去の常識が音を立てて崩れ去るきっかけだったと思うことになるのではないかと感じています。過去の常識を具体的にいえば、「米国を筆頭とする先進国が世界経済をリードする」とか「基軸通貨としての米ドルの地位は不変」といった考え方です。先ほど私は「おそらく1年後はまったく違う投資環境にあることははぼ確実だと思われます」と書きましたが、これは「元に戻る」という意味ではなく、「今までに見たこともないような新しい光景が広がる」というイメージに近いものです。高騰を続ける原油や金などの価格や、すべての通貨に対して下落を続ける米ドルなど、経済指数における歴史的なできごとはきっとその動きの先駆けであると私は考えます。例えばある意味全世界で一番サブプライムローン問題の打撃を受けたといえる日本の株式市場では私も痛い目に遭っています。米国の消費動向が業績を大きく左右する大企業が多いことや、株式市場における売買高の過半数を外国人(中でも欧米系が多い)が占めている現実を考えると、この情けない状況もある意味当然なのかも知れません。しかしこの常識も案外近い将来に一転するのではないかと私は希望的観測を持っています。中国を筆頭に急成長するアジア地域に地理的・文化的に近いという日本の利点を活かした経済成長は可能だと思いますし、いわゆる外国人投資家の主体もこれまでの欧米系から産油国系、中国系に変わっていくのかも知れません。無理矢理そう考えて私は「先行き不安な日本株はすべて売り払って海外投資に回したい」という誘惑と日々戦っているのです(笑)。

いい加減もううんざりですが、今週もまたサブプライムローン問題の再燃で欧米だけでなく中国の大幅下落もあり、私の運用成績も不調でした。後になってからなら何とでも言えるのですが、中国投信の買い戻しに動くのはちょっと早すぎたようです。

マネックス証券
MX071109

イー・トレード証券
ET071109

一般的に現在の時期はベッジファンドの解約売りが集中し需給が悪いとされています。最近の動きはこの時期を狙った仕掛けのようにも見えますので、雰囲気的に株も為替も来週がひとつの山場のように思います。ただ大底を狙って買おうと思って上手くいった試しがないので、来週も引き続き新興国系投信をコツコツと買い増していくつもりです。



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