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海外株式投信評価額(2007.08.17現在)

kage

2007/08/18 (Sat)

昨夜、マーケットの意表を突いて突然発表されたFRBの公定歩合引き下げにより、とりあえず欧州と米国の株式市場は大幅反発で終わり、世界的な信用収縮の動きも目先は落ち着いたようでホッと一安心です。また為替も円安に振れて終わっており、日本市場にとってもプラスの要因となりそうです。なお昨日のエントリーで「普通なら日米金利差の縮小で為替は円高に振れるはずなのですが」と書きましたが、厳密にいえばこれは正しくない表現でした。ご承知のとおり公定歩合とは中央銀行が一般の銀行に貸し付けを行う際に適用される金利ですが、事実上現在の短期金利は銀行同士が融資し合う短期金融市場で決定されているため、米国の公定歩合の引き下げが直ちに日米の金利差縮小につながることはありません。それでも欧米市場が好感したのはFRBが流動性確保のために行動を起こしたという事実と、下記の記事にあるように声明文で将来の利下げを匂わせたことがその要因であると思われます。

早朝にFRBは臨時の米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、金融機関に資金を貸し出す際の金利である公定歩合を0.5%引き下げたと発表。FOMC後に公表した声明文では、金融市場の悪化や信用収縮によって「景気下振れリスクがかなり高まった」と指摘し「景気への悪影響を和らげるために必要に応じて行動する用意がある」と述べた。(日本経済新聞より)


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今回のサブプライムローン問題による大波乱を結果論で解説すれば「腐っても鯛」ではありませんが、多少は落ちぶれてもアメリカは依然として金融の中心であり、その影響力はバカにできないことを立証した形であるといえるでしょう。今にして思えばアメリカの景気減速懸念から円キャリートレードの巻き戻しか起こり信用収縮につながるという構図は昨年5、6月の世界同時株安とまったく同じでした。あの時、散々な目に会っていながら今回も投資資産のストロングホールドを安易に決定してしまったことはひとえに私自身の認識の甘さと言わざるを得ません。まあ、結果論であれば後からどうとでもいえるのですが、今回の波乱の初期段階でアジア市場が結構踏ん張っていたためこれはアメリカの影響力が低下したことを示しているのではと安易に判断したのが裏目に出ました。ただ投資の世界で難しいのは、ヘッジファンドや円キャリートレードの影響力が同じであれば来年あたりまた同じようなパターンで世界同時株安が繰り返されるかというと必ずしもそうとは限らないという点です。市場は常に変化を続けていますので次回は成長した中国やインドの市場が最後まで踏ん張ってくれるかも知れませんし、影響力を増したオイルマネーやチャイナマネーがヘッジファンドや円キャリートレードの混乱を収めてしまうことだって十分にあり得ます。日本の個別株や新興国に投資をしている者の一人として、ハイリスク投資については過去の常識に囚われることなくその時々の判断で「疾きこと風のごとく」撤退・参入の決断を下し、コアとなる長期投資の部分はどんなことがあっても「動かざること山のごとく」を貫く覚悟が必要であると今改めて痛感しているところです。

さて、さすがに今週の世界同時株安は私のポートフォリオにも大打撃を与えました。ご覧の通りAvest-Eはついに赤字転落となり、トータルでも首の皮一枚で何とか黒字に踏みとどまっている状況です。

マネックス証券
MX070817

イー・トレード証券
ET070817

このような状況ではありますが、私はまだ淡々と最低買い付け単位で中国とインドの買い増しを続けています。日本株が大暴落した後だけに追加資金に余裕がなくなって来ていますので、とりあえず月曜日は欧米の流れを守ってアジア市場も何とか反発してもらいたいものです。





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