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中野晴啓と内藤忍が語る人気投資信託の魅力

kage

2007/07/26 (Thu)

昨日、神保町にある日本教育会館で行われたセゾン投信マネックス証券共催のセミナー「内藤忍と中野晴啓が語る!!マネックス資産設計ファンドVSセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」に参加して参りました。昨今の投資信託ブームのおかげでしょうか、会場はほぼ満員で熱気にあふれていました。また以前参加したマネックスお客様感謝デーと比較すると明らかに客層は若いように感じましたし全体に占める女性の割合も多かったように思われ、投資の裾野が拡大していることを実感しました。

セミナーの時間は1時間30分でしたが、正直これでは短すぎました。質疑応答に最後の30分が割かれましたが質問できたのは3人だけでしたし。セミナーのタイトルは「マネックス資産設計ファンドVSセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」となっていましたが対決形式ではなくお互いの特色を語る内容になっていました。導入部分の「なぜ今投資が必要か」や「投資信託の魅力」については両ファンドに共通した部分ですので、今回のセミナーで最も重要なテーマを私なりに大胆に集約すると「同じバランスファンドでも内容が大きく異なる二つのファンドのどちらが自分の資産運用に適しているか」ではなかったかと思います。

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ご承知のとおりマネックス資産設計ファンドはイボットソン・アソシエイツが過去の膨大なデータから導き出した助言を参考にして、あるリスク水準で最高のリターンが得られる組み合わせを選んでいます。国内資産への投資割合が高く、株や債券だけでなく内外の不動産(REIT)も組み込んでいることが特徴といえます。一方のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは単純に世界経済の時価総額の比率に合わせて配分を決定しています。国内投資の割合が低く、債券と株式に半分ずつ投資することが特徴です。

マネックス資産設計ファンドの日本比率が高い理由を内藤さんはホームバイアスという言葉で説明されました。つまり日本に住んで円を使って生活している人は円資産が少ないと不安になりやすいというのです。例えばここ数日で実際に起きたような為替の円高が進むと海外資産は急激に目減りしますので投資する側も不安になりますよね。長期投資においてはこのような投資家の不安を極力取り除くべきであるというのが内藤さんのご意見でした。これに対して中野さんはセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの日本比率が少ない理由を実際に投資する人の多くは給料、預貯金、不動産などの円資産があるのだからこれ以上円建ての投資を増やす必要はないだろうとのお考えでした(これは臆病者のための株入門 (文春新書) / 橘 玲の内容に近い考え方ですね)。つまり投資する側は自分の保有資産を含めたトータルのリスクの分散を考える必要があるということです。ちなみに内藤さんは迷ったら両方買って下さいと言っていました(笑)。

今回のセミナーはまだまだ他にも盛りだくさんの内容でしたが個人的になるほどと思ったのは「日本には魅力的な債券ファンドがない」という話題と「日本にはバランスの取れていないバランスファンドが多い」という話題でした。前者についてはそもそも株式ファンドと比べて期待リターンが小さい債券ファンドでは信託報酬が重荷になるという事実があります。このため内藤さんはレバレッジをかけないFXで代用されているとのこと。また以前債券運用に関わっていたこともあるという中野さんは日本の債券ファンドには何かと細かい規制が多くファンドマネージャーもかわいそうな部分もあるという内幕を披露してくださいました(裏を返せば国内の債券ファンドはファンドマネージャーに同情したくなるようなものばかりということですね)。後者については分散とバランスは違うという内藤さんのご指摘で、単に分散投資しているだけでリスクとリターンのバランスや論理的なアセットアロケーションのバランスが取れていないのにバランスファンドを名乗るものが多いという意味であろうと私は理解しました。私たちもバランスという名前に惑わされないようにしなければなりませんね。

しかし今回のセミナーにおける最大の収穫は何と言ってもセゾン投信の信託報酬が将来下げられるかも知れないという嬉しいニュースでしょう。これは質疑応答の中で出た中野社長の発言ですが、ファンドの立ち上げ段階のバンガード社との話し合いの中ですでに預かり資産がある水準を超えたらお互いの信託報酬を値下げしても良いという話題が出ていたそうです。中野社長がはっきりと値下げの余地はあるとおっしゃっていましたので今後の動向に期待したと思います。もしこれが実現すればセゾン投信の魅力が跳ね上がること間違いなしですね。









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