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日興コーディアルがマネックス株を売却?

kage

2007/07/04 (Wed)

本日、いつものようにロイターのニュースチェックを行っていたところ、いつもお世話になっているマネックス証券に関するこんな驚きの記事が目に飛び込んできました。

日興CG、マネックス売却の方針固めた事実はない

東京 4日 ロイター:日興コーディアルグループは4日、持分法適用会社でネット証券大手のマネックス・ビーンズ・ホールディングスの株式を売却する方針を固めたとの一部報道について、そのような決定事実はないとのコメントを発表した。時事通信は4日、マネックスが独立した経営を目指す一方、日興はマネックス株を保有し続けても相乗効果が期待できないと判断し、持分の売却方針を固めたと報じた。日興CGはマネックスの筆頭株主で、保有比率は約26%。


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保有比率26%の筆頭株主が持ち株を手放すことがもし本当ならこれは大変なことです。もし日興が保有株の売却を取引時間中に市場で行えば株価の暴落は必至でしょう。だからといって市場を通さないで売却しようとすれば日興もまとめて引き受けてくれる売却先を探すでしょうからマネックスにとって意に沿わぬ買い手が現れる可能性も否定できません。一般的に「そのような決定事実はない」という広報発表は「検討しているがまだ決まっていない」と理解されます(もし事実無根なら「そのような事実はない」とはっきり否定するはずですから)ので、この件に関する日興コーディアルグループの動向はマネックス証券の将来を大きく左右することになりそうです。

こちらのエントリーでご報告したとおり、私は先月開催されたマネックス・ビーンズ・ホールディングスの株主総会に参加したのですが、筆頭株主である日興コーディアルグループやその親会社となった米シティグループとの関係については株主からも多くの質問が出されました。その内容はシナジー効果を求めるものではなく、マネックス証券の独自性をどう守っていくかというものがほとんどであり、松本社長の答弁も基本的に独自路線堅持という経営方針に沿ったものでした。具体的には「草創期にはソニーのブランドが有効だったし、証券会社として成長する過程においては日興のブランドが有効と判断した。現状では日興やシティとは良好な関係を維持しているが、個人の意見としてこの株主構成がこのまま続くことは決して好ましいものとは思っていない」といった内容の発言をされており、あくまでも独自路線維持の方向で株主構成の変化を促していきたいとの強い意志を感じました。もしマネックスが日興やシティとシナジー効果を求めないのであれば、親会社としても株を保有している意義が薄れます。それどころか投資資金が非効率に運用されていると自社の株主から責められかねません。マネックスにとっては独立独歩を貫くにせよ他のグループに組み込まれるにせよ、これからの道のりは決して平坦ではないでしょう。また独立路線とグループ路線はそれぞれにメリットとデメリットが存在しますから、私自身もマネックス証券の顧客の一人として今後の動向に注目していきたいと思います。





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