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香港市場に暗雲?

kage

2007/05/29 (Tue)

ここが今年の勝負所とにらんで買い増しに動いた中国投信ですが、バブルの懸念をものともしない本土市場の力強さに比べて保有投信の主戦場である香港市場はジリ貧の状態で、なかなか思い通りに動いてくれません。そんな中、いつものロイターのニュースチェックでちょっと気になる内容が目に止まりました。

中国株式市場の影響が香港市場に波及するリスク=香港金融管理局長官

香港 29日 ロイター:香港金融管理局(HKMA)のジョセフ・ヤム長官は、香港株式市場に上場する中国企業の存在感が増していることから、変動の激しい中国株式市場の影響が香港に広がるリスクがあると警告した。同長官は、香港特別行政区立法会向けプレゼンテーションの準備文書の中で、香港株式市場で2月下旬にみられた10%の調整は、中国市場の調整の影響を受けたものだと指摘。こうした状況の背景には、香港市場に上場する本土系企業の時価総額が4月時点で、市場全体の47%と、2005年末時点の37%から拡大していることなどがある。同長官はまた、香港市場が中国の影響を受けるとみられるその他の要因についても指摘し、中国で内需が低下した場合、香港の輸出や観光などの産業が打撃を受ける可能性があると述べた。ただ、中国の為替改革や固定資産投資の動向による影響は比較的軽微なものにとどまるとの見方を示した。


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要は香港市場の時価総額の半分近くは本土系企業で占められているため本土市場が暴落すれば香港市場も無事では済まない、という理屈のようですね。もっとも2月末の上海市場大暴落では香港市場だけでなく世界中が無事では済みませんでしたが・・・。

現在の上海市場の状況は、一昨年後半の日本市場に似ているのではないでしょうか。つまり今は何を買っても儲かる状況なので誰もわざわざ香港株を買おうとは思わない。日本ではその後のライブドアショックを境にして海外投資ブームが一気に加速しましたが、中国でも何かをきっかけに同じような資金の移動が起こり得るのではないでしょうか?もっとも投資している人間としてはライブドアショックのような急激な変化ではなく、穏やかに本土から香港への投資資金の移動が行われることを望んでいます。このスイッチが上手く行われ香港市場が堅調に推移すれば結果的に本土の投資家も潤うことになり、記事にあるような本土の内需が低下が香港に悪影響を及ぼす心配もなくなるでしょう。つまり悪循環と好循環は表裏一体ということですね。

結局、本日の香港ハンセン指数は約0.3%の下落で終わりましたが、上海はまたまた史上最高値を更新して終わりました。私自身、この現状をただ指をくわえて見ているだけかというと、実はその恩恵を少しだけ享受できているのです。なぜなら最近コツコツと買い増している三井住友・ニュー・チャイナ・ファンドには上海・シンセンA株と香港に上場されている本土A株50ETFが組み入れられているからです。5月18日付の週報で確認すると、これにB株を合わせた本土投資比率は何と8.5%にも達しています。上海市場のバブル懸念が台頭してきたのは確か昨年末ごろだったと記憶していますが、ファンドマネージャーの果敢な運用により直近半年の運用成績をA株を組み入れていないDIAM-中国関連株オープン(チャイニーズ・エンジェル)と比較してみると明らかな差が出てきています。

china

赤:三井住友・ニュー・チャイナ・ファンド
青:DIAM-中国関連株オープン(チャイニーズ・エンジェル)


これから上昇すると予想したH株の組入比率の高さから選んだ三井住友・ニュー・チャイナ・ファンドでしたが、思わぬところから恩恵を受ける結果となりました。あとは何とか逃げ時を間違わないようにしていただきたいところですね。(なおチャイニーズ・エンジェルのファンドマネージャーの名誉のために申し添えておきますが、過去1年で比較するとチャイニーズ・エンジェルの方が優れた運用成績を残しています)





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