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海外株式投信評価額(2007.05.25現在)

kage

2007/05/26 (Sat)

今週は23日にグリーンスパン前米連邦準備理事会(FRB)議長が「昨今の中国株ブームは明らかに持続不可能であり、ある時点で劇的な収縮があるだろう」と発言したことが世界市場にさざ波を立てました。もっとも上海に代表される中国株式市場バブル論は今に始まったことではなく、当ブログでもこれまで他の有識者の同様の発言を何度かご紹介してきました。そして現実に2月末には上海市場急落を発端とした世界同時株安も起こりましたが、その後の上海株価の推移は皆さんご承知のとおり世界中のどの市場より力強く上昇を続けています。今回のグリーンスパン氏の発言に対しても当の上海市場はほとんど反応せず、周囲ばかりが見えない影におびえているという不思議な構図となっています。何だかこれは米国の景気減速やサブプライムローン問題におびえて日本市場が上がらないのを尻目にニューヨークのダウ指数は史上最高値を更新している構図に似ているように思います。

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基本的に現在の世界経済は投資資金があふれている過剰流動性の時代といえます。日本の金利が十分に上昇しない限りはいわゆる円キャリートレードにより過剰流動性は増す一方でしょう。この過剰流動性は常に流れていく先を求めています。例えば昨年の一時期は原油に集中していました。当時の「1バレル=100ドルは通過点」とさえ言われるような過熱感は記憶に新しいところです。現在もバイオエタノールの生産増を背景としたトウモロコシ先物相場や、ようやくデフレ脱却が視野に入った日本の都市部の不動産などに投資資金が流れ込んでいます。バブルの発生から崩壊を迎えると経済に多大な後遺症を残すことは日本の事例からも明らかなため、中国政府も何とか景気の過熱を抑えようと次々に金融引き締め策や投資規制緩和を実施しています。私が最近中国投信のポジションを増やしているのは、この施策が効果を発揮して中国国内の過熱感が上手く香港市場に流れることに期待しているからです。これからも何度となく繰り返されるであろうバブル発生の警鐘を乗り越えて、上海市場が軟着陸をしてくれることを祈っています。

以下、蛇足ながらちょっと荒唐無稽な妄想を書いてみます。それは上海市場のバブルが当局によって意図的に形成されているのではないかという妄想です。当局は保護策や優遇策を使って煽れるだけ煽って株価を上昇させ市場全体の時価総額を上げます。そしてその時価総額を背景にして世界的なM&Aに乗り出す。もしビックリするようなM&Aが成立すればそれまでバブルと思われていた株価も適正と判断されるようになるかも知れません。もし相手が日本企業であれば別の手段も考えられます。まず膨張した時価総額を背景に三角合併で企業買収を行います。そしてめぼしい企業の買収が完了した時点で国内市場の保護策や優遇策を撤廃して株価暴落を誘発する。そこで企業買収の対価として中国企業の株を渡された日本人投資家がたまらず投げ売りに出たところを買い戻す。かつてホリエモンが唱えた時価総額至上主義は日本では抹殺されましたが、世界経済ではもはや常識です。数々の歴史の荒波に翻弄されしたたかになった国であればこそ、そこまで考えていても不思議はないと思ったりもするのですがいくら何でも考え過ぎでしょうね。

今週の私のポートフォリオもグリーンスパン氏のおかげで軟調に終わりました。そんな中でも相変わらずコツコツと三井住友ニューチャイナファンドを買い増しています。

マネックス証券
MX070525

イー・トレード証券
ET070525

昨日は上海は堅調なのに香港が軟調でガッカリしましたが、インドが元気だったことが救いですね。また欧州、米国ともに反発して終わっていますので今回のグリーンスパンショックもすべて織り込んだと信じたいところです。





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