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香港市場急騰!

kage

2007/05/14 (Mon)

週末の米国市場大幅高を受けて高く始まった日本市場が後場に入って息切れする中、香港市場は米国の勢いを上回る大幅高になりました。今日の急騰の理由はどうやら単に欧米の株高を好感したためだけではないようです。

香港株式市場・大引け=急反発、中国の投資規制緩和で資金流入期待高まる

香港 14日 ロイター:14日の香港株式市場は急反発。中国当局が、適格国内機関投資家(QDII)制度の下で商業銀行の顧客資金による本土外株式投資を解禁すると発表したことを受け、本土資金流入への期待から中国企業株が買われた。ハンセン中国企業株指数(H株指数)は5.4%高と昨年末以来の上昇率を記録し、最高値を更新した。ハンセン指数終値は511.03ポイント(2.50%)高の2万0979.24。上昇率は、ここ約1年で最大となった。出来高もかつてないほど高水準に膨らんだ。投資家がH株と本土市場の国内投資家向けA株の価格差を利用した裁定を狙う中、資源株や金融株が急伸した。先週の時点で、H株はA株に比べ40%以上割安な水準で取引されている。


人気blogランキングに参加しています 人気blogランキングへ 記事にある適格国内機関投資家(QDII)制度変更については先週末に下記のニュースが流れていました。

中国、商業銀行に顧客資金の海外株式投資を認可へ

北京 11日 ロイター:中国の銀行監督当局は11日、適格国内機関投資家(QDII)制度の下で初めて、商業銀行に顧客資金の海外株式投資を認可し始めると発表した。商業銀行はこれまで、顧客資金の海外投資先を固定利付き商品に限定されていた。そのためなかなか関心が盛り上がらず、中国の国際収支黒字削減の方策としてのQDIIの活用が進んでいなかった。


今回の変更を簡単にいえば、中国の人たちも海外株式投資信託が買えるようになるということです。ご承知のとおりこれまで中国国民の株式投資先は上海とシンセンのA株に限定されていました。このため年々増加する貿易黒字でジャブジャブになった投資資金の受け皿となったA株市場はアッというまにバブル状態に突入してしまいました。中国政府も矢継ぎ早に金融引き締め策を打ち出して市場の加熱を冷まそうと努力していましたが、ついにA株市場だけでは投資資金をまかないきれないと判断したようです。

中国国内からあふれ出た投資資金が一番先に流れるとの思惑で今日の香港市場は急騰しました。中でも同じ中国企業でありながら割安に放置されていたH株が強烈に買われたようです。前回の定時報告で今週の投資戦略を「現状では欧米、新興国ともに過熱感が指摘されていますので、先週同様に多少の下落場面で安易な押し目買いに走らないように注意しながら市場観察を続けていきたいと思います」と書きましたが、中国株についてはもしかするとのんびり構えていられない状況になったのかも知れません。

以上のような状況変化を受けて私もリスクを覚悟で少し動いてみることにしました。もし割安なH株をねらうのであれば、投資信託なら以前こちらの記事にも書いたようにH株の組入比率が高いHSBCチャイナオープンが有力候補となります。またこちらでご紹介したH株指数との連動を目指すハンセンH株指数ETFを選ぶことこそもっとも論理的であるといえます。しかし今回私が選んだのは三井住友ニューチャイナファンドでした。ちなみにその理由は以下のとおりです。

・状況によっては早期撤退もあり得るのでノーロードが望ましい。
・中国株口座に未入金のため海外ETFをすぐに買える状態になかった。
・チャイニーズエンジェルよりH株の組入比率が高かった。


もし中国に海外株式投信ブームが巻き起これば、今度は中国発の世界同時株高につながるかも知れませんね。

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