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海外株式投信評価額(2007.05.11現在)

kage

2007/05/12 (Sat)

今週目にしたさまざまなニュースの中で資産運用に投資信託を積極活用している身として特に気になったものはやはりこれでした。

投信手数料高止まり・管理費、年1.3%で最高水準に

投資信託を購入した後の管理費として利用者が毎年負担する手数料(信託報酬)が高止まりしている。3月末の平均値は契約資産の1.308%と4年連続で上昇。手数料が割高な新興国投信などの商品が増え、過去最高の水準に達した。投信を長期保有する際の負担が重くなることを示しており、販売する証券会社や銀行はリスクを含めてより丁寧な説明を求められそうだ。投信評価会社のモーニングスターが約2200本の投信を対象に調査をまとめた。直近で最も低かった2003年3月末と比べると信託報酬の上昇は0.06ポイント、上昇率は5%になった。(日本経済新聞より)


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投資信託の信託報酬は例え運用成績がマイナスであっても日々基準価額から差し引かれる費用ですので、購入を検討する際には運用実績や運用方法とともにチェックすべき最重要項目のひとつといえます。日本の投資信託の信託報酬が高い理由は、記事が指摘するとおり調査費がかさみがちな新興国投信に人気が高いことや、比較的経費のかからないインデックスファンドより運用に経費をかけても積極的にリターンを求めるアクティブファンドの方が好まれるというわが国特有の投資環境があるのは間違いないと思います。それに加えて運用資金トップを独走する某海外債券ファンドのように販売会社の預かり資産額に比例して信託報酬の取り分が増加するというような顧客の利益より販売会社の利益を優先するような手法がまかり通っていることも理由のひとつといえます。私がセゾン投信を応援しようと思ったのも、販売会社を通さない直販型投信の認知度向上によってこのような販売会社の利益を優先する現状に一石を投じる必要を感じたからに他なりません。

国内投信のコストが高いのには、これら以外にも下記のような理由があるのではないかと思います(単なる思いつきですので裏付けはありませんが)。

・毎月分配型投信の販売比率が圧倒的に高い
毎月決算を行えば純粋に事務工数が増加し、その分管理費用が増大します。このようにわが国では毎月分配型、新興国投信、アクティブファンドなどの高コストの投信に人気が集まっているために管理費用の平均値を押し上げていると考えられます。

・スケールメリットが発揮できない
ここ数年で投信の人気が一気に高まっているとはいっても欧米と比較するとまだ運用資産額は見劣りします。これはどのような商品でも同じですが、たくさん売れる商品であれば薄利多売の販売戦略が可能になります。分かりやすい例は音楽CDで、世界中で売れる米国のCDの価格は日本の半分以下です。日本の投信がさらに売れるようになれば、コスト削減の余地も生まれてくるのではないでしょうか?

・投資家の見る目が未成熟
日本の家電が世界トップレベルに達した理由のひとつは間違いなく消費者の厳しい目にさらされて競争してきたことです。このため家電の世界では日本の消費者に認められれば世界で通用するといわれています。このように顧客の関心が高く見る目も厳しい業界においては競争力のない商品は自然と淘汰され、結果的に世界一の水準に達します。その意味ではまだ私たちの見る目が未成熟であると痛感します。

高コストの投信が売れるのは余剰資金を運用して年金の足しにしたいという高齢者や私のように新興国投信で積極的なリターンを求める投資家が多いというわが国特有の投資環境があるためで、その結果として管理費用率が上昇してしまうのはある意味当然のことです。しかし私たちの関心の薄さや理解力の不足からスケールメリットを生かせなかったり、競争力のない商品が生き残っている点は問題だと思います。個人投資家一人ひとりがレベルアップをしていけば間違いなく日本の投資信託もブラッシュアップされていくものと信じて、私自身これからも情報収集や勉強を怠らず、効果的かつ効率的な資産運用を追求していきたいと思います。

今週の世界市場は結構大きく動いたものの、私のポートフォリオに新規追加はありませんでした。

・欧米系
MX070511

・新興国系
ET070511

現状では欧米、新興国ともに過熱感が指摘されていますので、先週同様に多少の下落場面で安易な押し目買いに走らないように注意しながら市場観察を続けていきたいと思います。

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