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警戒警報発令中

kage

2007/03/15 (Thu)

一度壊れた相場がそう簡単には修復できないことを痛感したここ数日ですが、私は今回の下落を受けていくつか行動を起こしています(詳しくは週末の定時報告にて)。ただし新興国への再投資はまだ行っていません。そんな中、今日は新興国投資に対する不安を増幅させるようなニュースが次々に飛び込んできましたのでご参考までにご紹介しておきたいと思います。

まず始めはロシアです。以前こちらでもご紹介したように、いち早く中国市場のバブル化に警鐘を鳴らしていたジム・ロジャーズ氏が今度はロシア市場のバブル崩壊を予告しました。

ロシア株式市場、いずれバブル崩壊へ=ジム・ロジャーズ氏

モスクワ 14日 ロイター:米著名投資家のジム・ロジャーズ氏は14日、ニューヨークでロイターとの電話インタビューに応じ、ロシアの株式市場は過大評価されており、「割合早く」バブルが崩壊する可能性があるとの認識を示した。同氏は、ロシアの「無法な資本主義」が露呈しつつあるとし、「自分ならロシアには絶対投資しない」と述べた。「ロシアは、ひとつの大きなバブルだ。このバブルはいずれはじける。割合早く現実化するだろう」とも発言。ロシアでは国家が資産を差し押さえており、企業オーナーは、ロンドンでの新規株式公開(IPO)を通じて現金を手にしている、との見方も示した。「ロシアはひどい。誰もが資産を奪い取ろうとしている。ロシアを旅すれば分かるが、鉄道やパイプラインや道路に多額の投資は行われていない。これは無法な資本主義だ」と述べた。ロシアは原油高などを背景に好景気が続いており、昨年は株価が80%急騰した。今年は、世界的な株安の影響で年初からの下落率が約7%に達している。同氏は、ロンドンに相次いで上場しているロシア企業について「(企業を分析する)手掛かりがない。『お金はもらうが、そのお金で何をするか言うつもりはない』という姿勢だ」と発言。「今回は(1998年8月のロシア危機よりも)ひどいことになるだろう。1998年は株式市場のバブルだったが、今回は住宅・商品市場でバブルが膨らんでいる」と述べた。


人気blogランキングに参加しています 人気blogランキングへ ロシア・オープンの設定を前にして誠に悩ましいご意見ですが、私も以前からロシアの投資環境の不透明さについては気になっていたためロシアへの投資は当面見送りにしようと考えています。

さて次はインドです。米シティグループのインド地域ストラテジストが今はインド投資に対するリスクを軽減すべきだと述べています。

米シティ、インド株は経済減速の影響を受けやすくなると警告

ムンバイ 14日 ロイター:米シティグループは、インド株について、インフレや金利上昇、世界の投資家のリスク選好度が低いことなどを背景に、相場が経済減速の影響を受けやすくなる可能性があると警告した。シティグループのインド地域ストラテジスト、ラトネッシュ・クマール氏は「インド株式市場に対して、バリュエーション面で慎重に、ディフェンシブなアプローチをとってきた」としたうえで、「まずは規模や流動性、収益などの主要リスクを最小限に抑えることに注意すべきだ」と指摘。インド株式市場のSENSEX指数は、2月9日に過去最高となる1万4723.88を付けて以来、約15%下落している。2月9日時点の予想株価収益率(PER)は20倍だった。クマール氏はSENSEX指数のフェアバリューを1万3300としている。同指数の14日終値は3.5%高の1万2529.62。クマール氏は、賃金高騰や金利上昇、企業収益の伸び鈍化などの国内要因が、インド株式市場の脅威となる可能性を指摘。「賃金インフレが企業収益にネガティブなサプライズをもたらすかもしれない」と述べる一方、これがインドのコスト優位性を損なうことはないとの見方を示した。同氏は、今後2年間の企業収益の伸びを15─20%と予想。過去4年間はそれぞれ30%以上の伸びとなっていた。また、金利上昇が個人消費の伸びを鈍化させ、企業収益を損なう恐れがあると指摘した。


この記事を見てインドへの再投資についても、もう少し様子を見た方が良いのかも知れないと思えてきました。

そして最後は中国です。今回の世界同時株安の引き金を引いた形となった中国市場については、本土と香港で評価が分かれるようです。

中国市場の見方=「中国市場は金利引き上げ懸念でやや様子見、香港市場は割安感が強い」

「きょうはアジア株が全面高商状。アメリカでのサブプライム(信用度の低い顧客向け)住宅ローンの債務不履行に対する懸念や景気後退観測が広がっているが、中国本土市場への影響はあまりない。きのうの下げは14日に発表された中国の2月のCPI(消費者物価指数)が前年同月比2.7%増、1-2月の小売売上高が前年同期比14.7%増など強い経済指標が発表され、金利引き上げ懸念が強まったことによる一服。16日に発表になる固定資産投資の発表を見極めたいとのムードが強い。金利が引き上げられれば多少のゆさぶりはあるだろうが、大きな上昇トレンドは崩れないと見ている。一方、きょうの香港H株は材料難から、アメリカ市場の影響を受けたきのうの大幅な下げからの戻りは鈍いが、それだけにPERが13-14倍と割安感がある今が買い場。香港H株指数はここ数年、年に数度大きく調整する場面があり(05年8-10月の15%の調整、06年5-6月の21%の下落など)、今回の1-3月も既に23%の下落が起こっている。ただ、その後は05年に4000ポイント台だった指数が07年に入り1万ポイントまで付けたように、大きな上昇トレンドに戻っている。今後は、中国本土からの資金流入も大きな需要をつくるだろう。乱高下が大きく、短いスパンで相場を見るのは危険。中長期的な投資が必要だ」(アイザワ証券 投資リサーチセンター部長・石島直氏)。(株式新聞ニュースより)


どうやら中国はインフレを抑えるためにまだ金融引き締め策を続けそうですね。その点香港は金融政策も独自に行っており、今回の大幅調整も本土からの飛び火的な要素が強かったため割安感が出ているのでしょう。となるとBRICs投資復活の第一歩は香港H株が有力ですね。

これらの情報を参考にしつつ、自分自身で納得できる再投資のタイミングを待ちたいと思います。

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この記事へのコメント

kage

次はベトナム・タイですかね?

ロシアも中国もインドもだめならば、次はベトナム・タイですかね?

それとも南アフリカ・トルコ?

新興国投資は宝くじ感覚でやらないとキツイかも。

Posted at 14:20:52 2007/03/16 by VTICs アジア新興国投資ガイド

この記事へのコメント

kage

ご訪問ありがとうございます。

BRICsが本当にダメになったら、たぶん他の新興国も無事では済まないと思います。

私は現状をあくまでも過熱の冷却期間と捉えて、再投資のタイミングを計っています。

Posted at 19:06:49 2007/03/16 by おやじダンサー

この記事へのコメント

kage

はじめまして

突然のコメント失礼します。

私は「株情報の宝庫」と言うサイトを運営しています。

そこでこちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。

該当記事
http://blog.livedoor.jp/idoool21/archives/53216851.html

Posted at 03:44:46 2007/03/17 by 株侍

この記事へのコメント

kage

ご紹介ありがとうございます。

インド株は以前から割高感が指摘されていましたからちょっと調整が長引くかも知れませんね。

ただインドの将来性が否定されたわけではありませんので市場が落ち着いたら再参入するつもりです。

Posted at 07:25:04 2007/03/17 by おやじダンサー

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kage


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