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HSBC投信等評価額(2007.03.02現在)

kage

2007/03/03 (Sat)

2月27日の中国・上海市場の暴落に端を発した世界同時株安に翻弄された激動の1週間がようやく終わりました。昨年の世界同時株安はインドが発端で円キャリートレードの巻き戻しが加速したといわれていますが、あの時は「あれよあれよという間に株価が下がっていく」という状況でしたが、今回のような「一夜明けると投資環境が激変している」という経験はあの9.11同時多発テロ以来でした。思えばあの時の東京市場も朝から軒並み売り気配から始まり、ほとんどの銘柄がストップ安に貼り付いている状態を私は呆然と眺めるしかありませんでした(ただしこの時は緊急措置として値幅制限が従来の半分に設定されていました)。

個人投資家は誰でも同じだと思いますが、過去の成功体験や失敗経験を生かしたり縛られたりしながら徐々に独自の投資スタイルを築き上げていくものです。私は昨年の世界同時株安時には「もう戻るだろう」と楽観視しているうちにアッという間に含み損が拡大して身動きが取れなくなりました。この経験があったために逆に昨年秋の原油価格暴落の時には「これは新興国市場に影響が出るに違いない」と先走りをしてロシア・東欧とブラジルのポジションを落とし、その後順調に上がる株価を見て悔しい思いをしました。この経験があったために今回は事前に中国バブル論やインド市場に対する懸念を当ブログに書いておきながら警戒態勢に移行するポジション調整に踏み切る勇気はなく、第2次世界同時株安の直撃を受けてしまいました。

人気blogランキングに参加しています 人気blogランキングへ ただし今回は昨年と違って「一夜明ければ天国から地獄に」というくらいに変動が急激だっただけに、私もすぐさま行動に移すことができました。具体的には新興国市場のポジションをすべて大胆に落としたのです。この結果、昨日時点での私のポートフォリオは下記のようになっています。

HSBC065

ご覧の通りBRICsオープンをすべて売却したのを始めとして新興国系はポジションを大きく縮小しました。これに対して欧米系のポジションについてはトヨタ・バンガード海外株式に押し目買い第1弾を入れています。この行動からお分かりのとおり、現時点での私の投資判断はBRICsの調整は長引くが欧米市場は比較的早く立ち直るだろうというものです。もちろんこれは素人個人投資家の判断ですから的中率は「当たるも八卦当たらぬも八卦」程度です。今回の暴落については投資のプロであるHSBC投信から緊急レポートが出ていますので早速読んでみることにしましょう(クリックするとレポートがPDFファイルで開きます)。

HSBCインドオープンの基準価額の下落について
HSBCブラジルオープンの基準価額の下落について
中国株式市場の変動について


これらのレポートの内容をザックリとまとめると「経済成長は続くので今回の下落は一時的な調整と思われますから落ち着いてください」という感じになると思います。ただ前回の世界同時株安の例から株価が下げ止まったと判断するまで最低でも1ヵ月は待った方が良いというのが今回の私の判断です。昨日の中国市場は堅調でしたが、それを受けた欧米市場の株価が軟調だったことからも調整が終わったとはとても言えない状態だと思います。ですから来週の動向次第では一時的にBRICs完全撤退も考えています。再参入の時期については基本的に1ヵ月は様子見のスタンスですが、今回の暴落に円キャリートレードの巻き戻しが影響を与えているのであれば為替の動向がカギになるように思いますので、再参入の時期判断のヒントとして注視していきたいと思います。ちなみに今回引き揚げた資金は一時的に日本株の配当取りに回すつもりです。

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