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HSBC投信等評価額(2007.02.16現在)

kage

2007/02/17 (Sat)

先週の定時報告で「本日出る予定のG7声明も内容によっては相場の波乱要因となりますので注意しておきたいところです」と書きましたが、結局名指しされたのは人民元のみで円に対する直接的な言及はありませんでした。

G7声明、円には言及せず人民元の柔軟性を再び要請

エッセン 10日 ロイター:ドイツのエッセンで開かれていた7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)は10日、共同声明を採択して閉幕した。声明の為替に関する部分は、円には直接言及しなかったが、中国の人民元を名指しし、一段の柔軟性を再び求めた。ただし、声明は「日本経済は回復基調にあり、それが今後も続くと予想される。われわれは、こうした動向がもたらす影響が市場参加者に認識され、それが彼らのリスク評価に織り込まれると確信している」とも表明した。共同声明の為替の部分は「為替レートは経済のファンダメンタルズを反映すべきとの考え方を再確認する。為替レートの過度の変動や無秩序な動きは経済成長にとって望ましくない。引き続き為替市場を注視し、適切に協力する」「多額の経常黒字を有する新興国・地域、特に中国の実効為替レートが、必要な調整が起こるように動くことが望ましい」としている。これらの文言は、昨年9月のシンガポールG7の共同声明の内容をほぼ踏襲している。


人気blogランキングに参加しています 人気blogランキングへ 中国は人民元の高騰を防ぐために現在も積極的に為替介入を行っていますが、日本はもうかれこれ3年近くに渡って為替介入を行っていませんのでこの声明の中身は至って常識的と言えるでしょう。現在の円安はあくまでも日本経済の現状を反映した公正な市場取引によって形成された結果である、という正論の前には欧州勢も沈黙せざるを得なかったようです。この声明を受けて円安に一段と加速がかかり、円は対ユーロで一時史上最安値を更新する動きになりました。しかし木曜日の朝に発表された日本の10-12月期のGDPが史上予想を大幅に上回る年率換算4.8%プラスとなったことを受け、来週20日21日の日銀金融政策決定会合で利上げが行われるのではないかという予想が強まり為替は一気に反転して円高に振れました。

このような動きを見ていていつも思うのは、株にしても為替にしても出てしまった結果(今回の例ではG7声明や日本のGDP値)はすぐに忘れて、次のイベント(日銀金融政策決定会合)の結果を予測し織り込もうとするという習性があるということです。ただ、市場の反応は必ずしも好材料はプラスで悪材料はマイナスにとならないことがあるので注意が必要です。昨年の日銀による量的緩和政策解除やゼロ金利政策解除の時も「やるかやらないかで市場が疑心暗鬼になるのならいっそのことスパッとやってくれ」という雰囲気が漂っており、実際に本来なら株価に対してマイナスとなるこれらのイベントが悪材料出尽くしと捉えられて株価は逆に上昇しました。今回の利上げについても、もし日銀が断行したとしてもその次の利上げまではまた相当期間かかると見込まれることから株や為替に対する影響は一時的だろうという予想が多く聞かれます。ですから私自身も今は「やるならスパッとやってくれ」という気持ちで日銀金融政策決定会合を待っている状態です。ここで株価や為替の波乱があるのなら、むしろそこは追加投資の好機と捉えて対処しようと考えておけば多少は気が楽です。いずれにせよ市場は一つのイベントが終われば次のイベントに向けてと永遠に同じサイクルを繰り返して行くのですから、われわれ個人投資家の心配の種もいつまでも絶えませんね。

今週は先に述べた要因による為替の乱高下に加えて中国とインド市場の乱高下にも翻弄され、私のポートフォリオは先週と比べて利益を減らす結果となりました。

HSBC063

繰り返しになりますが来週は20日21日の日銀金融政策決定会合に要注目です。その結果次第では円のキャリートレードに大きな変化が出る可能性もあり、世界経済の波乱要因ともなりかねませんので慎重な見極めが必要と思われます。

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kage

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『Kabucome』という株のクチコミ情報共有サイトの運営者です。
この度、kabucomeで株の情報共有を目的として、「ブログ広場」を開設いたしました。
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その中で、ブログ登録に関してお願いをさせていただきましたが、
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やはり拝見させて頂いていますブログ情報は『kabucome』ユーザーに対しても有益な情報です。ブログのリンク設定をして頂ければ『kabucome』ユーザーも定期的にこちらのブログへ情報共有を希望して訪れ、アクセス数アップのお手伝いができるかと思います。

是非ご登録をお願い致します。

Posted at 17:20:19 2007/02/20 by kabucome

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