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HSBC投信等評価額(2007.01.26現在)

kage

2007/01/27 (Sat)

2007年が開けて早くも1ヵ月が過ぎようとしていますが、BRICsの株価は相変わらず迷走を続けています。さらに今週はG7を前にしてユーロ高を何とかしたい欧州系要人の政治的な発言により為替も乱高下しました。このように国際分散投資を実践する個人投資家にとっては一時も安心できない状況が続いています。そして昨日、そんな不安定な環境にさらに追い打ちをかけるようなニュースが世界を駆けめぐりました。

米投資家ロジャーズ氏の発言、中国株急騰への懸念を増幅=アナリスト

上海 26日 ロイター:米著名投資家のジム・ロジャーズ氏が今週テレビのインタビューで、中国株が過大評価されている可能性があると指摘したことについて、アナリストらは中国株急騰への懸念を増幅させた、とみている。中国のポータルサイト(www.sina.com)が新聞記事とインタビュー内容を掲載した。これによると同氏は24日、国営の中国中央テレビ(CCTV)とのインタビューで、中国の株式市場には過熱の兆候がみられ、今は買い時ではないように思える、と語った。これについてロジャーズ氏のコメントは得られていない。また同氏は、中国工商銀行(ICBC)は割高になっていると指摘。中国の銀行の顧客サービスと管理体制は、国際的な銀行の水準には達していない、との考えを示したという。25日と26日の中国株式市場は、金融株への利食い売りで大幅安となった。アナリストによると、政府が株価抑制策を打ち出す可能性が売り材料とされた。ただ一部のアナリストは、ロジャーズ氏のコメントは、市場の過熱の危険性を再認識させるきっかけとなったと指摘している。ある中国の保険会社のファンドマネジャーは「ロジャーズ氏の発言は、数ある下落要因の1つにすぎない。どちらにしても、中国株式市場は上昇し過ぎている。売りを出す口実を探すのは簡単なことだ」と述べた。


人気blogランキングに参加しています 人気blogランキングへ ジム・ロジャーズ氏は以前から中国への投資を強く推奨していましたので、氏の言葉を参考にして中国に投資した個人投資家にとっては心中穏やかではないと思います。ただ中国市場の加熱についてはずいぶん以前から何度も指摘されてきたことではあります。例えば年明け早々にも下記のようなニュースが流れていましたし。

中国株式市場はバブル シティバンクなど警告リポート

10日付多維新聞網によると、シティバンクなど外国投資銀行各社が、中国大陸の株式市場の株価が予想範囲をはるかに超えており、バブルの様相を深めているとするリポートを相次ぎ発表した。シティバンクによると、大幅な調整は不可避で、年内に株価が20%下落するという。シティバンクの副総裁兼投資戦略研究部の潘国光主任によると、中国金融銘柄の株価は平均株価予測の1.6倍で、今後1、2年内に10-20%の調整がありうる。現在の上海総合指数の2800ポイントから計算すると560ポイント下がる恐れがある。モルガン・スタンレーは、中国国有企業株は既にバブル化しているとして、1997年の中国国有株の下落や2000年のITバブルを引き合いに、人民元建てA株の投資に対し慎重な見方を示した。同社によると、中国金融銘柄のH株は過度のバブル状態で、万一暴落すれば、A株やレッドチップにも深刻な影響を及ぼす恐れがある。(サーチナ・中国情報局より)


私自身も最近の中国株の好調さには何となく過熱感を持っていましたのでこれらの警告も無理からぬものであるとは思っています。ただ投資する立場として難しいのは、もしバブルが発生したとしてそれがいつ崩壊するのかは後になってからしか分からないことです。つまり中国市場は確かにバブル気味かも知れないけれど、それがすぐに崩壊するような状態なのかどうかは誰にも分からないのです。

私自身がここで注目したいのは、ジム・ロジャーズ氏が「今は買い時ではないように思える」と発言している点です。つまりこれは投資推奨をやめたわけではないということを意味しているように思えます。また前回の記事でご紹介したとおりHSBC投信も想定される調整局面を「健全な調整」と表現していますので、昨年の世界同時株安時のような大幅調整を覚悟できるのなら、少なくともオリンピック前年である今年いっぱいはストロング・ホールドで良いのではないかと考えますがいかがでしょう?

今週は私のポートフォリオも世界的な株式市場の調整局面や為替の乱高下に翻弄されましたが、終わってみればすべてのファンドの評価額が微増となり、含み益トータルでの最高記録を更新できました。

HSBC060

欧米の調整局面がどの程度続くのか気になりますが、もし大きく押すようだったら中国を一部利益確定して欧米に振り向けることも想定しつつ来週も世界経済の動向に注目していきたいと思います。

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この記事へのコメント

kage

はじめまして。ブログ拝見させて頂きました。

私も中国株投資を行っている身として、今回のジムロジャース氏の言葉は重く受け止めて、慎重にいきたいと思います。

Posted at 20:04:19 2007/01/27 by denwaytaro

この記事へのコメント

kage

denwaytaroさん

ご訪問ありがとうございます。

これからの中国株はオリンピックや万博などの重要イベントを控えて、投資する側の決断力や忍耐力が試されることになるかも知れませんね。

Posted at 23:07:12 2007/01/27 by おやじダンサー

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kage


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