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確定拠出年金のスイッチング方針を少し変更

kage

2020/03/31 (Tue)

タイトルにあるとおり、このところすっかり月末月初の恒例行事となっている個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)のスイッチングについて、今般の「新型コロナウイルス・ショック」に対応すべく方針を少し変更いたしましたので謹んでご報告申し上げます。ご承知のとおり最近の株式市場は、ひところのパニック状態と比べると多少は落ち着いてきた感がありますが、それでも依然としてボラティリティが高い(=値幅が大きい)状態が続いています。このような場面に月1回のスイッチングで立ち向かっては、どうしても約定価額が運に左右される可能性が高まります。そこで私は分散投資の主要セオリーのひとつである「投資機会の分散」を実行することにしました。具体的には待機資金であるあおぞらDC定期(1年)を5等分して、3月最終週から4月最終週まで毎週スイッチングの指図を出します。そもそも現在進行中のスイッチングは4月末で終了する予定でしたので、期間と金額は当初予定から変更はありません。そういう意味で「少し変更」という表現を使いました。というわけで、先週末に早速3月最終週分のスイッチング指図を出しておきました。具体的な内容につきましては、下記の画像をご参照ください。

スイッチング

ご覧のとおり、中身は前回とまったく同じです。ただし金額は全体の1/5をさらに3等分して各ファンドに振り分けておりますので、いつもよりはかなり少ないです。「新型コロナウイルス・ショック」がいつまで続くのか?は誰にも分かりませんが、とりあえず4月最終週までは毎週末ごとに同じスイッチングの指図を淡々と出し続けるつもりです。

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こちらのエントリーにも書きましたが、長期投資を実践していると今回のような市場大混乱には必ず遭遇します。そして、事前にそれを回避できる上手い方法など存在しません。つみたてNISA制度創設に合わせて投資を始めた初心者の皆さんの中には、予想外の展開にかなりの衝撃を受けておられる方も少なくないでしょう。しかし現状から目を背けてみても、現実から逃れることはできません。ですからここは努めて冷静かつ客観的に現状を直視し、いったい何が起きているのか?それに対して自分はどう思っているのか?を詳細に記録しておきましょう。そうすることが必ずや次回の大混乱時に役立ちますので。

例えば現在のように市場がパニックに陥ってしまうと、「とにかく現金が第一」という投資家心理が暴走して、本来なら株式と違う値動きになるはずの債券や金(Gold)、REITなどもすべてまとめて投げ売り状態になってしまいます。すなわちパニック時にはリスク分散効果が一時的に失われてしまうというわけですね。その絶好の実例が私自身も投資している8資産均等型のバランスファンドでしょう。ご参考までにいつものようにYahoo!ファイナンスからお借りしてきたeMAXISバランス(8資産均等型)の1年チャートを貼り付けておきましょう。ご覧のとおり、平常時にはリスク分散効果のおかげで穏やかな値動きも、ひとたび市場がパニックに陥ってしまうとなすすべもなくフリーフォール状態になってしまいます。

eMAXIS バランス(8資産均等型)

このような状況になると、以前こちらのエントリーでご紹介したグローバル3倍3分法ファンドは、レバレッジを掛けていることが裏目に出て、下落が加速してしまいます。論より証拠でeMAXISバランス(8資産均等型)と比較してみましょう。ピンクのラインがグローバル3倍3分法ファンドです。

eMAXIS バランス(8資産均等型)

ただし個人的には、アニメ界で有名な例の赤いヤツのようにパニック時には下落速度も「通常の3倍」になると思っていたのですが、そこまでではありませんでしたね。そういう意味では案外よく考えられたポートフォリオなのかも知れません。

パニック時に無効になるからリスク分散に意味はない、などと私は申しません。しかし今回の「新型コロナウイルス・ショック」が図らずも示したように、グローバル化が進んだ現在の世界においてはひとたびパニック状態に陥ってしまうと過去のリスク分散効果など一瞬にして吹き飛んでしまうのが悲しい現実なのです。そこは真摯に受け止めるべきでしょう。そして分散か?集中か?の判断はあくまでも私たち個人投資家一人ひとりが自己責任において決めるべきものであり、「正解」があるわけではありません。ですから私自身もリーマンショック時の経験を踏まえて、前回は「正解」であった米国株集中という選択をしてこのスイッチングに臨んでおります。もちろん前回の「正解」が今回も「正解」となるとは限りませんので、投資判断はあくまでも自己責任でお願いいたします。

エントリーの締めくくりは前回のコピーでお許しください。新型コロナウイルス感染拡大の先行きは依然として不透明で、市場に与える影響についても予断を許さない状況ではありますが、願わくば次回のスイッチング報告を書く頃には事態が収束に向かっていますように。

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