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外科外来定期通院日

kage

2020/03/21 (Sat)

本日は半年(6ヵ月)に一度の外科外来定期通院日でした。診察の具体的な内容は先週受診したCTスキャン(造影剤あり)と採血(腫瘍マーカー測定)の結果を聞くための問診です。結果から先に申し上げますと、誠にありがたいことに今回も「異常なし」でした(正確には「再発、転移を疑う所見はありません」です)。ご参考までに(というよりはむしろ私自身の備忘録として)先週測定した腫瘍マーカーの数値をご紹介しておきましょう。なお腫瘍マーカーの詳細につきましては過去のエントリー「腫瘍マーカー」をご参照ください。

・CEA 3.1 (基準値 5.0以下) ng/ml
・CA19-9 30.4 (基準値 37.0以下) U/ml


ご覧のとおりいずれの数値も基準値内に収まっており、まずは一安心といったところです。ただし半年前の数値と比べると双方とも上昇している点は少々気にはなりますが。もっともこの数値の信頼度はあくまでも参考程度であり、過去に何度も上下を繰り返してきましたので「基準値内なら心配無用」と割り切ることにしましょう。

さて、実は今回の定期通院は私にとって一つの節目となりました。それは過去のエントリーにも何度か書いたとおり、今月末をもって手術後5年が経過するため、晴れて経過観察措置が終了の運びとなったのです。ただし今日の問診では半年前の通院時に言われていた最終確認として大腸内視鏡検査の話題は一切出ませんでした。現在の私の担当医は若い女性なのですが(おそらく新人研修の一貫で外来を担当しているのでしょう)、半年前にご自分で言われたことを覚えておられなかったのです。もっともそれは、大きな総合病院でたくさんの患者に対応していれば致し方ないのかも知れません。電子カルテのデータを詳細に確認すれば半年前のところに記述があるはずなのですが、今日はいつもより外来患者が多かったので(受付番号で分かります)そんな余裕もなかったのでしょう。

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ここで私が素直に「長い間お世話になり、本当にありがとうございました」と言って診察室を出れば、それで何事もなく5年間続いた定期通院は終了するはずでした。しかし最終確認として大腸内視鏡検査があるという前提で今日の通院日を迎えた私としては、その予定がなくなるのも不安ですので、あえて半年前の話を蒸し返して大腸内視鏡検査を実施してもらうことにしたのです。ただし、私の検査希望時期は前回が昨年4月だったことから、今から半年後の9月あたりだったのですが、経過観察措置終了から半年開くと初診扱いになる(=新たに紹介状が必要になる)とのことでしたので、無理を言って内科外来通院の予定が入っていた6月上旬に大腸内視鏡検査日程調整のための通院日を入れてもらいました。その時に私の希望が通れば、晴れて9月頃の実施となるわけです。

というわけで、経過観察措置終了から最後の卒業試験としての大腸内視鏡検査までのスケジュールを改訂しておきましょう。

2015年

1月下旬:健康診断受診。オプションで大腸ガン検査も受ける。
2月上旬:便から血液反応が出て要精密検査となる。
2月中旬:人生初の大腸内視鏡検査を受診。腫瘍が発見される。
2月中旬:消化器内科を受診。各種精密検査の予定を組まれる。
2月下旬から3月上旬:各種精密検査を受診。
3月中旬:消化器外科を受診。即日入院。
3月下旬:大腸切除手術。
4月上旬:退院。
4月下旬:術後1ヵ月検診。術後補助化学療法(抗ガン剤治療)を勧められる。
5月中旬:術後補助化学療法開始。
12月上旬:術後補助化学療法終了。

2016年

1月中旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。
4月上旬:人生2度目の大腸内視鏡検査を受診(手術後1年)。
7月下旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。

2017年

1月下旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。
7月中旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。
8月上旬:人生3度目の大腸内視鏡検査を受診(手術後2年4ヵ月)。

2018年

1月下旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。
9月中旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。

2019年

3月中旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。
4月下旬:人生4度目の大腸内視鏡検査を受診(手術後4年)。ポリープ(良性)を切除する。
9月中旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。

2020年

3月中旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。
3月下旬:手術後5年の経過観察措置が終了。
9月頃:人生6度目の大腸内視鏡検査を受診予定(手術後5年6ヵ月)。

手術後の私は「東京オリンピックまで再発なし」を目標にしてここまで頑張ってきました。その東京オリンピックが新型コロナ感染拡大の影響で開催が危ぶまれるような事態になるとは、現実とは皮肉なものですね。しかしもし仮に東京オリンピックの開催が延期になればなったで、そこを新たな目標に設定し直して今後とも節制を続けていく所存です。

さて大腸ガン関連の話題として、今日以下のようなニュースが流れました。

トミーズ雅がステージ1の大腸がん 14時間半におよぶ手術の3日後に孫誕生(デイリースポーツ)

同じ大腸ガンでもトミーズ雅さんはステージ1(私はステージ2)、手術は腹腔鏡(しかも最先端の手術支援ロボット「ダヴィンチ」使用、私は開腹手術)でした。しかしトミーズ雅さんの場合はガンが2箇所あったため、切除した長さは約55cmとのこと。大腸の長さは約1.5mだそうですので、約1/3を切除したことになりますね。ちなみに私は約1/4の切除でしたので、単純計算では37.5cmとなります。ただしリンパ節などに転移はなくステージ1が確定しているため、術後補助化学療法(抗がん剤治療)は不要でしょう(私はステージ2だったので推奨されました)。

上記記事に「排便などのリハビリに励む」との記述があることから、おそらくトミーズ雅さんは肛門につながる直腸部も切除範囲に含まれたのでしょう。実は私もガンが直腸とS状結腸の間にあったことから、直腸の一部を切除しております。このため手術後はトイレに行く回数が増えたり、急に便意をもよおすことも増えました。これは直腸が短くなり便を貯める機能が低下したためなのですが、幸いにも私の場合は日常生活にほとんど影響はありません。

このように大腸ガンの場合は、再発防止のために腫瘍の前後も切除しますので、場所によっては手術後の生活に大きな影響が出てしまう場合もあるのです。だからこそ定期的な検査が大切というわけですね。実際に私は昨年4月の大腸内視鏡検査で盲腸に小さなポリープが発見され、その場で切除しましたので。このように大腸ガンは事前にリスクの芽を摘むことが可能なのです。人生万事「命あっての物種」ですので、縁あって当ブログをご訪問いただいた皆さまにおかれましても、ぜひ大腸内視鏡検査の受診をご検討くださいませ。

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