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ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2020/03/15 (Sun)

ご報告が少々遅れてしまいましたが、3月12日(木)はひふみ投信の定期積立投資約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 19,608 円 (先月より70 円上昇)
●約定価額 : 39,640 円 (先月より10,237 円下落)
●騰落率 : +102.2% (先月より53.1%悪化)


ご承知のとおり、今週の金融市場は世界中でまさに「新型コロナショック」の様相を呈していました。例えば米NYダウ平均株価であれば1日の下落幅が史上最大とか、下落率はブラックマンデーに次ぐ史上2番目とかで、あの「リーマンショック」をも上回る大混乱に陥ったことを証明しています。これまで世界経済を強力に牽引してきた米国の株式市場がこのザマでは日本株だけが無事に済むはずもなく、今週は「大暴落」を絵に描いたような相場展開になってしまいました。このため、今月の約定価額はまさかの4万円割れとなり、私個人の運用成績を示す騰落率も資産倍増ライン(+100%)ギリギリまで落ち込んでいます。ただしこれはあくまでも約定日時点のものであり、翌3月13日(金)時点の基準価額は38,002円まで下落し、騰落率もあえなく+100%を割り込み+93.8%となってしまいました。

前回の定時報告で私は「現状はまさにアクティブファンドの運用担当者にとっては腕の見せどころでもあるわけです」と書いておりました。そして実際に、ひふみ運用チームはこの1ヵ月で大胆に動いております。具体的には「新型コロナショック」の大混乱を見越して、2月末時点の現金比率を31.2%にまで高めたのでした。今にして思えば、「なぜ最大限の50%まで思い切れなかったのか?」とも言いたくなりますが、それは結果論です。運用責任者の藤野さんから受益者に「現金比率を30%弱にまで高めた」と報告があったのは2月25日(火)のことでした。その時点では市場がこれほどの大混乱に陥るとは私自身も予想しておらず、「現金比率30%とは、大胆な決断をしたな」と思いましたので。

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何はともあれ、市場が大混乱に陥る前に現金比率を高めたことで、売り時を的確に判断する「腕」は披露できました。しかし大切なのはその現金でいかに買うかの「腕」です。そういう意味では3月13日(金)には多くの銘柄が常識では信じられないような売り方をされていましたので、果敢に買い向かうには絶好のチャンスになったのではないでしょうか?もちろんこの先もしばらく市場の大混乱は続くと思われますので、まだ何度でも機会は訪れるはずです。すなわち、「まさにアクティブファンドの運用担当者にとっては腕の見せどころ」となるわけですね。そして最終的には基準価額という目に見える結果で、私たち受益者にその成果を披露してくださいませ。

長期投資を実践していると、今回のような市場大混乱には必ず遭遇します。そして、事前にそれを回避できる上手い方法など存在しません。ひふみ投信もリーマンショックの真っ只中で船出したこともあり、当初はとても荒い値動きでした。スタートからまだ日の浅いひふみワールドは3月13日(金)時点の基準価額が8,436円と、設定時の1万円を大きく下回っていますが、実はひふみ投信でも同じようなことが起きていました。その歴史的証拠が冒頭にリンクを貼っている猫パンチ投資2発目です。実際にご覧いただければお分かりのとおり、約定価額は8,575円でしたので。もちろん、だからと言って何の慰めにもならないのですが、ひふみ投信の場合はその後もコツコツと積み立て投資を継続したことで、「新型コロナショック」の大混乱に見舞われても運用成績はまだ余裕のプラスです。ですから今は、例えやせ我慢であっても「長期投資なのだから、安くたくさん買えてラッキー!」と前向きに捉えるのが精神衛生上も良いように思います。

さて、前置きが長くなってしまいましたので今回は定時報告は簡単に済ませることをお許しください。正直に言えば、あまりに悲惨な状況を直視できないという理由もありますが。

資産形成応援団応援金は3月13日(金)時点の数字です。この金額は定期買い付けに使われるまで積み上がる一方で、決して減ることはないのですが、それでも増加のペースは明らかに落ち込んでいます。

応援金

NISA口座で保有しているひふみプラスとiFree日経225インデックスの実績も3月13日(金)時点のものです。ご覧のとおり、iFree日経225インデックスの損益率があっけなくマイナス圏に沈んでしまいました。

ひふみプラス

NISA投資本命の個別株も3月13日(金)時点の実績です。ご覧のとおり、こちらの運用成績も大暴落でボロボロの状態です。そんな中でも1銘柄だけプラスを維持しているのが反対に不思議なくらいです。

NISA

これまで元気だったNEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(1343)も今回の大混乱であえなく赤字転落となりました。特に今週は凄まじい暴落となりましたので、歴史的記録としてそのチャートを以下に貼り付けておきましょう。なおこれらはいつものようにYahoo!ファイナンスからお借りしたもので、左が1週間、右が1年です。

1343 1週間 1343 1年

iDeCo口座で保有するひふみ年金についても実績は3月13日(金)時点のものです。ご覧のとおり、こちらもあえなく赤字転落となりました。ちなみに農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねは-4.0%、直近9カ月で調子に乗って買い増しているiFree NYダウ・インデックスは-23.3%という惨憺たる状況です。

ひふみ年金

繰り返しになりますが、長期投資を実践していると、今回のような市場大混乱には必ず遭遇します。とはいえ、つみたてNISA制度開始あたりから投資を始めた初心者にとって今般の「新型コロナショック」はかなりショッキングな出来事だったのではないでしょうか?そんな皆さんにしがないハイリスク投機家に過ぎない私からアドバイスできることがあるとすれば、現状から目を背けず、自身の感情と真摯に向き合い、今思っていることを正直に記録に留めておくことをおすすめします。そうすることで個人投資家としての経験値を獲得し、次回の大混乱時に今回の反省を活かすことができますので。

以下は過去の相場混乱時に私が書いたエントリーです。今般の「新型コロナショック」に戸惑っておられる投資初心者の方々にとって、何かの参考になれば幸いです。

こんな時だから相場格言に学ぼう(2018年2月10日)

ピンチはチャンス(2019年1月12日)

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