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投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019

kage

2020/01/27 (Mon)

こちらのエントリーで私自身が投票したことをご報告していた「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」の結果が発表されました。そこでいつものようにあまり参考にはならないと思いますが私の投票内容を公表して言い訳をさせていただきたいと思います。なお「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」の投票結果につきましては下記公式サイトをご参照下さい。また発表会当日の模様については実際に参加された皆さんのブログやSNSをご覧いただくと臨場感を味わえるのではないでしょうか?

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019

FOY2019

また本日付で日本経済新聞に本アワードを紹介した下記の記事が掲載されました。こちらも大変参考になると思います。

「目利きの個人」が選んだ2019年のベスト投信は?(日本経済新聞)

上記記事によると、今回投票した投信ブロガーは221人だったそうですね。前回は241人でしたから、20人減った計算になります。昨年の投資環境はおおむね堅調であり、加えていわゆる「老後資金2,000万円問題」により長期的視点での資産形成の必要性に注目が集まった中で投票者数が減少したという事実は個人的に少々気になるところです。

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それでは改めて、まったく参考にはならないとは思いますが私の投票内容を公開させていただきましょう。私が選んだ「Fund of the Year 2019」は下記のファンドで、持ち点5点を一括して投票しました。

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね(農林中金全共連アセットマネジメント):5ポイント

投票理由は「成績が優秀。加えて受益者に対する姿勢が素晴らしい。」でした。結果的に前回とまったく同じ内容になっています(ファンドの名称は変わっていますが、同一ファンドです)。

ただし、今回は選考基準を少々変更しております。具体的には、前回はアクティブかインデックスかに関わらず、実際に保有しているファンドの中から過去1年間の運用成績が最も優れている1本に全ポイントを投じる「完全成績重視」でした。しかし今回はバリバリのアクティブ派としての原点に回帰し、選考基準も「明確な意図を持ったアクティブファンド推し」に戻した次第です。これは、本アワードがややもするとコスト重視の「投信ブロガーが選ぶ! Low-cost Fund of the Year」になりかねないことに危機感を覚えているからに他なりません。そこで微力ながらも本アワードにアクティブ派の楔(くさび)を打ち込むべく、今回の投票行動に至りました。

私が保有するアクティブファンドから選ぶとなると、以前のようにひふみ投信も有力な投票候補に挙がるのですが、昨年10月末時点の運用成績を単純比較したところ、今回も「おおぶね」の圧勝という結果になりました。ご参考までに以下に昨年10月末時点の両ファンドの運用成績を貼り付けておきましょう。左が「おおぶね」で右が「ひふみ投信」です。

おおぶね 10月 ひふみ投信 10月

昨年10月末時点の過去1年で比較すると、ご覧のとおり「おおぶね」の+13.08%に対して「ひふみ投信」は+3.2%です。これでは「ひふみ投信」を選ぶことはできません。もっとも前回のように「完全成績重視」で選ぶのであれば、今回は突出した実績を残したスーパーファンドがあったのです。それはNISA口座で保有している「NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(1343)」でした。その成績は以下のとおり、驚きの+33.2%でした。

REITETF 10月

この結果を見た上で選考基準を変えることはいささかズルいようにも思えますが、そもそも本アワードには明確な選考基準など存在せず、投票者がその時々で自由に変更して構わないはずですから、他人にとやかく言われる筋合いは一切ありません。ただ一つはっきりしているのは、「私はアクティブファンドが好きだ」という事実だけです。ですから私は、今後とも「アクティブ派の旗」を高く掲げ続けていく覚悟でおります。

最後に、今回の結果についても軽く触れておきましょう。いくらバリバリのアクティブ派を自負する私でも、「eMAXIS Slim」シリーズ(三菱UFJ国際投信)の圧勝には納得せざるを得ません。こと長期投資においては小さなコストの差であっても「塵も積もれば山となる」で、最終的には運用成績に大きな影響を与えることになります。ですから長期投資においては「低コストこそ正義」であり、私たち個人投資家としても運用コストの低減には徹底的にこだわるべきなのです。その観点で言えば、投資初心者の選択肢として1位から3位までを独占した「eMAXIS Slim」シリーズは有力な候補となり得るでしょう。これらのファンドと個人向け国債「変動10年」を組み合わせてリスクコントロールを行うポートフォリオであれば、運用コストをかなり低く抑えられるはずですから。

あと冒頭でご紹介した日本経済新聞の記事の中で個人的に気になったのは、「2年連続でベスト10からはずれたアクティブ型」という記述です。私に言わせれば、今回のベスト10には「アクティブ型」が2つランクインしておりました。具体的には同率7位となった「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)」を指しています。「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」については、運用元のセゾン投信自身がアクティブファンドを標榜しているのですから、最大限それを尊重すべきでしょう。自分で「アクティブファンドだ」と言っているのに、「いえ違います。あなたはインデックスファンドです。」と決め付けるのも僭越というものではありませんか?また「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)」については、これほど「突き抜けた」運用方法を採用している時点で、インデックスファンドの範疇を飛び越えていると私には思えるのですが。少なくとも私個人としてはこのファンドをインデックス型に分類することには激しい違和感を覚えます。まあ、裏を返せばアクティブ型とインデックス型の境界線など極めて曖昧であるという現実を示しているとも言えますね(よろしければ以前書いた「アクティブとインデックスの境界線」をご参照ください)。

いずれにせよバリバリのアクティブ派を自負する私としては、本アワードにおけるアクティブファンドの存在感向上を常に願っております。その観点からも次回のランキングがいかに「変動」するかに大いに注目しております。

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