2017 09 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2017 11

HSBC投信等評価額(2006.12.01現在)

kage

2006/12/02 (Sat)

今週は欧米や香港市場で株価の急落があり、今年6月以降の世界同時株安の恐怖を思い出して今後の動向を心配しています。昨日も相変わらず欧米や香港市場は軟調でしたが、現時点ではこれまで順調過ぎた株価の上昇に対する健全な調整と見ることもでき、判断に迷うところです。世界同時株安の恐怖があるばかりに先日の原油価格下落場面では長期投資の方針をかなぐり捨ててロシアやブラジルの売却に走り、結果的に運用としては失敗しているだけに、今しばらくは慎重な見極めが必要になるところですね。

前回の世界同時株安の要因のひとつに挙げられているのが、日銀のゼロ金利解除によるキャリートレードの巻き戻しです。キャリートレードとは金利の安い円で資金を調達して高金利の外貨や堅調な海外株式市場で運用することですが、ゼロ金利解除で円調達の金利が上がったために世界中の株式市場や為替市場から円建てのキャリートレード資金が引き揚げられ、世界的な経済混乱の要因となりました。今回も早ければ年内にも日銀の追加利上げが見込まれており、昨今の株式市場の大きな調整や急激な米ドルの下落もキャリートレードの動向と密接に関係していると思われ、より一層の注意が必要です。そんな中、最近のキャリートレードの動向を伝えるロイターの記事の中に興味深い記述を見つけました。

人気blogランキングに参加しています 人気blogランキングへ

草野グローバルフロンティア代表取締役、草野豊己氏は、円金利の低さをにらんでヨーロッパで円建ての個人向け住宅ローンが販売されていると指摘する。「実質的に個人による円キャリートレードが起きていることになり、金融政策が効きにくくなるため欧州中銀(ECB)が問題視しているようだ。これが日銀にとってプレッシャーになっているのではないか」とみている。(ロイターより)


われわれが外貨投資を考える場合にターゲットとするのは、将来上昇が見込める強い通貨であり、インカムゲインに期待できる高金利通貨です。これをまったく逆の立場、すなわち借金をするケースで考えると弱い通貨、低金利通貨がターゲットとなります。ですから強い通貨であるユーロを擁するヨーロッパで弱い通貨の円建て個人向け住宅ローンを発行するのは非常に良い目の付け所だと思います。この住宅ローンが実際どのくらいの利率で貸し出されているのかは分かりませんが仮に年初に年利5%で借りたとすると、年初のユーロ円レートが1ユーロ=約140円で現在は1ユーロ=約154円ですから、為替レートの約10%の上昇が金利分を相殺してお釣りが来る計算になります。すなわちこの円建て住宅ローンを利用した人たちは(今年に限っていれば)借金が自然に減っていくという夢のような状況にあったといえます。為替証拠金取引(FX)をされている方にとっては弱い通貨を売り強い通貨を買ってキャピタルゲインを狙うことや低金利通貨を売り高金利通貨を買いスワップ金利を受け取るキャリートレードをごく当たり前に実践されているのでしょうが、為替と相性の悪い私にとってはコロンブスの卵的発想で目から鱗が落ちる思いです。となると当ブログのおすすめ情報でもご紹介している藤巻健史さんが実践されている「円でドンドン借金して外貨に投資する」という手法が改めて大変合理的な考え方だと思えてきました。私自身は借金してまで外貨投資を行おうとは思いませんが、これからもできる範囲で外貨資産の積み上げに励むつもりです。

さて、今週の私のポートフォリオは世界市場の調整と急激な米ドル安の影響を受けて含み益が100万円の大台を割り込んでしまいました。

HSBC052

先日もご紹介したとおり、マネックス証券の投資信託申込手数料キャッシュバックキャンペーンが始まりましたので、中国やインドの動向次第では年内にポートフォリオの組み替えを行うことも検討しつつ来週も世界経済の動向を見守りたいと思います。

追記:11月29日付でHSBCインドオープンに10,000口当たり300円の分配金が出ており、税引き後の12,091円が再投資されています。

関連記事

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック