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スマホ証券サービス「セゾンポケット」提供開始

kage

2019/11/10 (Sun)

当ブログをご訪問いただいた投資に関心の高い皆さんならすでにお聞き及びのことと思いますが、セゾン投信の親会社であるクレディセゾンがスマホ証券サービス「セゾンポケット」の提供を開始すると発表しました。その詳細につきましては下記のニュースリリースをご参照ください(リンク先はPDFファイルです)。

スマホ証券サービス『セゾンポケット』提供開始 ~カード決済、永久不滅ポイントで投資信託・株式のつみたてが可能に~ (クレディセゾン)

クレディセゾンの金融サービス分野進出については、9月8日付のエントリー「大和証券とクレディセゾンが資本業務提携」でも触れましたが、上記ニュースリリースを見る限りは「セゾンポケット」が協業する証券会社はスマートプラスであり、大和証券とは無関係のようですね。いずれにせよクレディセゾンが本格的に金融サービス業に乗り出してきたことは事実であり、子会社のセゾン投信としては取り扱う投資信託で配慮(=セゾン投信の2本のみ)してもらったとはいえ、正直なところは「痛し痒し」といった心境ではないでしょうか?

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セゾン投信はクレディセゾンの100%子会社として誕生した経緯もあり、当初からセゾンカードによる決済を希望する声が少なからずありました。かく言う私自身も、2007年5月9日付のエントリー「セゾン投信の引き落とし」の中で以下のように言及しております。

余談ですがこの4日引き落としで19日注文というシステム、以前どこかで似たような仕組みを見たような気がすると思い調べてみるとマネックス証券の「カードde自動つみたて」と同じでした。ご承知のようにこれはセゾンカード限定のサービスですので、引き落としから買い付けまでに時間がかかるのはセゾングループ特有の内部的問題なのかも知れませんね。であればセゾン投信の積み立てもセゾンカードで決済できるようにしていただければ多少なりとも不満は低減されるのではないでしょうか?旧セゾン証券との関係があるにせよグループ外のマネックス証券でできていることが正真正銘のグループ会社であるセゾン投信でできない道理はありませんので、早期の実現をぜひよろしくお願いしたいところです。


これを書いてから12年半の歳月が流れました。しかし残念ながらいまだにセゾン投信においてはクレジットカード決済は実現しておりません。その間に流通大手・丸井系のtsumiki証券や今般の「セゾンポケット」がセゾン投信のクレジットカード購入を実現しました。このように本丸は動かないのに外堀から徐々に埋まっていく状況は、現在は受益者ではない私でも大いに歯痒さを覚えます。

さらに言えば積み立て投資の最低額にもぜひご注目ください。セゾン投信は設立以来、一貫して5,000円です。ところがtsumiki投信は3,000円から、セゾンポケットは1,000円から投資が可能なのです。こうなると受益者の利便性という観点ではもはやセゾン投信本体で積み立て投資を継続する合理的な理由は存在しないと言っても決して過言ではないでしょう。それでもあえて理由を探すとすれば、「セゾン投信の創業理念を積極的に応援したい」とか「もっと具体的に経営基盤を支えたい」などが挙げられますが、そういう信念をお持ちの方であれば自己責任でどうぞ続けてください。人には「合理的でない選択をする自由」もありますからね。

今般セゾンポケットが提供する「セゾンカードでセゾン投信を買い付け、永久不滅ポイントも付く」というサービスは本来であればセゾン投信が率先して実現に動くべきでした。それができなかったことや親会社が他の証券会社と協業してセゾン投信の頭越しに新サービスを提供することに対しては明確な説明が欲しいところです。しかし残念ながら私自身はもはやセゾン投信の受益者ではありません。ですからもし私の意見に賛同してくださる受益者の方がおられれば、ぜひ積極的に声を上げていただきたいと思います。

とはいえセゾン投信本体で積み立て投資を継続していた受益者がセゾンポケットに移るには口座の新規開設やNISA口座の移行など(筆者注:このエントリーを書いている時点でセゾンポケットがNISA口座に対応しているかどうかは未確認です)煩雑な手続きが必要となります。そこでセゾン投信が真に顧客本位を追求する会社であれば、この際積み立て投資に関してはセゾンポケットに丸乗りしてしまうという案はどうでしょう。セゾンポケットにおいてクレディセゾンが果たす役割は仲介窓口ですので、セゾン投信向けにもその窓口を開放してもらうのです。そすれば現在の受益者も口座を移すことなく「セゾンカードでセゾン投信を買い付け、永久不滅ポイントも付く」サービスを享受できるようになりますので。何だったらいっそのこと、クレディセゾンの橋渡しの下で日本郵便と縁を切り、スマートプラスとの経営統合に動くのもいいですね。

積み立て投資においては、「ほったらかし」は良くても「思考停止」はダメです。ですから受益者側もセゾン投信の動きが遅々として進まないのであれば、自分の方から動くという判断も時には必要になるでしょう。セゾン投信側にもセゾンポケットの誕生にぜひ危機感を持って、受益者の利便性向上に努力していただきたいと思います。

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