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ひふみワールドの新規設定について

kage

2019/09/15 (Sun)

9月12日(木)はひふみ投信の定期積立投資約定日でしたので、本来であれば今回のタイトルは「ひふみ投信定期積立経過報告」になるはずでした。しかし現在、運用元であるレオス・キャピタルワークス社のWebサービスがメンテナンス中で明日までログイン不可のため取引明細や応援金の確認ができません。このため当初は定時報告の中で触れるつもりだった「ひふみワールドの新規設定について」を切り出して、独立したエントリーにさせていただきます。この件につきましては私にもいろいろと考えさせられる点がありますので、この場をお借りして忌憚のない意見を申し述べさせていただきます。なおひふみワールドの詳細につきましては、レオス社から9月10日に出された下記ニュースリリースをご参照ください。

ひふみワールド

世界株ファンド「ひふみワールド」新規設定のお知らせ

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まず初めにひふみワールドに対する私のスタンスをハッキリさせておきましょう。私個人としては、ひふみワールドの新規設定に大反対です。なぜなら過去のエントリーでもたびたび書いてきたとおり、私は現行のひふみ投信には可能な限り制約を排除したフリーハンドの運用を期待しており、運用チームが「現時点では外国株式が有利だ」と判断したのであれば、今すぐにでもひふみ投信が外国株式100%のグローバル投信になっても一向に構わないからです(むしろそうしていただきたいと思っています)。レオス社の社長にして最高投資責任者である藤野さんはかつて、ひふみ投信の目標として伝説のマゼランファンドの名を挙げておられました。私はこれを聞いて勝手にひふみ投信の将来像はグローバル投信であると思い込んでおりましたが、どうやら違ったようですね。

上記ニュースリリースをご覧いただければお分かりのとおり、ひふみワールドの信託報酬は年率1.48%(税抜)であり、ひふみ投信の年率0.980%(税抜)より約5割高い設定になっています。すなわちこれは、ひふみ投信をグローバル投信化するのはコスト面で不可能という意味だと私は理解しました。ということであれば、ひふみ投信の中の外国株式の位置付けは、これからもずっと料理の付け合せであり、未来永劫メインディッシュにはなり得ないということですよね。また現実的な問題としては、ひふみ投信内の外国株式運用とひふみワールドの運用が重複するわけですが、そのあたりはどう棲み分けを行うのでしょうか?あえて社内の貴重なリソースを分散させることを覚悟の上で、別々の担当者が投資判断を行うのでしょうか?それともひふみワールドの担当者が兼任する形を取るのでしょうか?あるいはあえて担当は設けず、現在の運用チームが両ファンドを担当するとか?いずれにせよ社内の人的パワーが分散されることには受益者として不安を禁じ得ません。

かつてひふみ投信マザーファンドの純資産総額が「カンブリア宮殿効果」で急増した時、それによりひふみ投信が得意としていた運用手法(中小型・新興株の発掘)が上手く回らなくなったとしても、いずれグローバル投信化することで解決できると私は考えておりました。しかしその考えは潔く撤回しなければならないようです。現実の基準価額推移を見るとひふみ投信の苦戦は明白ですが、こうなってしまった以上はあまり過度な期待は禁物なのかも知れません。

それにしてもひふみワールドの設定タイミングはなぜ今だったのでしょうか?ひふみ投信の受益者としては、「おいおい、今はひふみ投信の運用に全力で集中してくれよ」というのが偽らざる気持ちでしょう。なぜならこちらのエントリーでご紹介したとおり、レオス社の個人顧客の内、運用成績がプラス(含み益状態)なのは半分以下の45%に過ぎないのですから。こんな状況で、「新しいファンドを設定しますのでどうぞご期待ください!」と言われても、私たち受益者は素直に受け取ることはできません。少なくとも私は、この度のひふみワールドの設定を歓迎していないことだけは声を大にして申し上げておきます。

とはいえ一旦決まってしまったものを今さら覆すことはできません。こうなった以上はどうか誰もが納得する結果で今般の新規設定が正しかったことを示してください。これで両ファンドとも鳴かず飛ばずなんて事態になれば、さすがの私もレオス社とのお付き合いを考え直さなければなりませんので。

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この記事へのコメント

kage

私も大反対でした。
ここ数年の運用成績に対する運用報告の内容もも不満だったので、10年以上運用していましたが、一昨年の積立NISA分を残してこの機会に解約しました。
残念ながらこれ以上、お付き合いを深めることも無いですね。

Posted at 20:53:07 2019/09/18 by

この記事へのコメント

kage

コメントありがとうございます。

私たち受益者にはいつでもファンドと縁を切る自由がありますので、売却も一つの選択肢ですね。不満を抱えたままお付き合いを続けることは精神衛生上も良くないでしょうし。

ただ個人的には運用会社と受益者の間には適度な緊張感も必要だと思っていますので、私はもうしばらく様子見を継続して思ったことは忌憚なく言わせていただくつもりです。

Posted at 07:16:38 2019/09/19 by おやじダンサー

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kage


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