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ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2019/08/19 (Mon)

毎度毎度ご報告が遅れて大変恐縮ですが、8月13日(火)はひふみ投信の定期積立投資約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 19,006 円 (先月より80 円上昇)
●約定価額 : 42,992 円 (先月より2,800 円下落)
●騰落率 : +126.2% (先月より15.0%悪化)


今月初旬にトランプさんの対中制裁第4弾発動ツイートで市場が大いに翻弄されたのは記憶に新しいところですが、今度は米国で景気後退の予兆とされる長短金利の逆転現象(逆イールド)が発生して市場は一時的な大混乱に陥りました。今回の約定価額は運悪くその直前のものでしたので、現時点の基準価額42,948円より高値で買ってしまうという誠に残念な結果となっています。もっとも7月末頃の基準価額が46,000円を超えていたことを思えば、これでも十分に「安値でたくさん買えてラッキー!」と精一杯の強がりを言えるレベルには違いありません。とはいえ内心ではとても喜べる状態でないことはお察しのとおりです。一方である相場解説によると、過去の経験則では逆イールドの発生から実際の景気後退までには数年のタイムラグがあり、株価の上昇がもうしばらく続く可能性も十分にあるとのこと。そう考えれば態勢の立て直しや戦略の練り直しには十分に余裕があると思われますので、運用チームの皆さまにおかれましては引き続き受益者にとってベストと思える判断を模索してくださいませ。

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月日が流れるのは本当に早いもので、8月も折返しを過ぎ、いよいよ10月1日の消費増税が迫って参りました。この件に関して私は前回のご報告で以下のように書いておりました。

今後の日本株については7月21日(日)投開票の参議院選挙で与党が過半数を維持したことから、10月からの消費増税がほぼ確実になったと考えて間違いないでしょう。そうなると、消費低迷による軟調相場が懸念されます。この選挙結果を受けてひふみ投信の運用テームがいったいどのようなスタンスを取るのか?個人的にも大いに興味がありますので、7月度の月報(ひふみのあゆみ)でしっかりと確認したいと思います。


そこで実際に7月度の月報(ひふみのあゆみ)を確認してみたところ、運用本部経済調査室長の三宅一弘さんが以下のように言及しておられました。

日本株の需給面では10月からの消費増税を警戒し、外国人投資家が日本株の組入比率を大幅に引き下げ、極端な不人気状態です。今回の消費増税は過去2回(1997年、2014年)に比べて、軽減税率や教育費の無償化、キャッシュレス決済時のポイント還元など、はるかに手厚い対策が講じられています。日本株は消費増税を乗り越えれば、悪材料出尽くしとなり、年末に向けて極端な不人気・割安性が解消に向かいそうです。


すなわち、ひふみ投信としての判断は「夏枯れ相場の今こそ絶好の買い場」ということなのですね。これが吉と出るか?はたまた凶と出るのかは終わってみなければ分かりませんが、願わくば「あの夏枯れ相場を耐えて本当によかった」と皆で笑って年末を迎えたいものですね。

前回のご報告で1,500円を超えたばかりの資産形成応援団応援金ですが、ご覧のとおり今月は2,000円目前に迫っています。ただここで一気に超えられなかったのには基準価額の低迷があることは否めません。応援金の増加=信託報酬の増加に他なりませんので、運用チームの皆さまにおかれましては秋から年末相場に向けて今一度の奮起をお願いいたします。

応援金

NISA口座で保有しているひふみプラスとiFree日経225インデックスの実績は8月16日(金)時点のものです。こちらも逆イールド・ショックの影響を受けて含み益を減らしてしまいました。ひふみ投信の方針を信じるのであれば今は耐えるべき時ですので、「含み益があるだけありがたい」と思って放置を続けたいと思います。

ひふみプラス

NISA投資本命の個別株も逆イールド・ショックのせいでご覧のとおり散々な結果となりました。トータルの損益があっけなく赤字に転落してしまい、今さらながらに個別株運用の難しさを身を持って痛感しております。ただそんな中でも相変わらずNEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(1343)の値動きは絶好調であり、本当に怖いくらいです。ただし全体に占める割合が微々たるものですので、まさに「焼石に水」状態なのが残念なところです。

NISA

iDeCo口座で保有するひふみ年金についても実績は8月16日(金)時点のものです。ご覧のとおり、こちらの損益率は+1.8%にまで低下してしまいました。ちなみに逆イールド・ショックの震源地である米国の株式に投資する農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンドの損益率は+5.9%であり、ひふみ年金の不甲斐なさと比べればまだマシと言えるでしょう。なお直近2カ月で調子に乗って買い増したiFree NYダウ・インデックスの方は同じ米国株でも-4.5%となっており、短期的には買いを入れるタイミングも重要であることを示しています。とはいえ安いところを上手に狙って買えるのなら誰も苦労はしませんが。

ひふみ年金

当ブログで常々申し上げているとおり、私の信条は「アクティブファンドの評価は良くも悪くも結果がすべて」です。それではここで改めてひふみ投信が残した過去1年間の結果を確認してみましょう。下記はいつものようにYahoo!ファイナンスからお借りしてきた比較チャートで、青がひふみ投信赤がTOPIXです。

ひふみ投信1年

「今年に入ってひふみ投信はTOPIXに勝っている」。確かにこの指摘は事実でしょう。しかし上記チャートをご覧いただければお分かりのとおり、昨年末のクリスマス暴落でTOPIX以上に下落したため、そもそものスタート位置が低かったという現実を忘れてはなりません。この比較チャートを受益者に示した上でもなお、胸を張って「TOPIXに勝っている」と言えるでしょうか?加えて私自身の意見を忌憚なく言わせていただければ、ひふみ投信にはTOPIXに勝った、負けたという低レベル(注:あくまでも私個人の感覚です)の争いはして欲しくありません。ぜひもっと大きな目標に向かって、市場と戦っていただきたいものです。

それでは「ひふみ投信のアクティブシェアは89%なのでインデックスと違う動きをする」という指摘についてはどうでしょうか?上記比較チャートを見る限り、何となく似たような動きをしているように見えますが、私の目の錯覚でしょうか?ここは潔く「疑似インデックスファンド」的な成績しか残せていないことを認めて、言い訳ではなく、誰からも後ろ指をさされないような圧倒的な成績でインデックスファンドと違うところを示していただきたいものです。

次の過去1年チャートはこちらのエントリーでご紹介したグローバル3倍3分法ファンドとの比較です。こちらは青がグローバル3倍3分法ファンド赤がひふみ投信となっています。

グローバル3倍3分法1年

ご覧のとおり、グローバル3倍3分法ファンドの運用期間はまだ1年未満ですが、起点は0に合わせてあります。運用手法がまったく異なるファンドを単純比較することの無意味さは重々承知の上で、すべての先入観を捨ててこの比較チャートを眺めてみれば、どちらが「守りながら増やす」運用を実践できているか一目瞭然ですよね。

奇しくも7月度の月報(ひふみのあゆみ)で運用本部経済調査室長の三宅一弘さんが指摘されているとおり、現状の日本株は極端な不人気状態です。これを例えるなら、東京証券取引所という名の湖の水が干からびかけているようなものでしょう。この湖でかつてのひふみ投信は名人と呼ばれた漁師だったかも知れません。しかし湖全体が不漁となってしまえば、なすすべもありません。だからこそニューヨーク株式市場という名の大海に乗り出そうと考えたのでしょうが、なかなか軸足を移せていないのが現実です。もちろん将来の値動きは誰にも分かりませんので(神のみぞ知る)、ひふみ投信の目論見どおり、10月の消費増税で悪材料出尽くしとなり、日本株を取り巻く環境が劇的に改善する可能性もあるでしょう。しかし過去1年の運用において私たち受益者が信じて託した大切な資金を減らしてしまったとう結果責任はぜひ重く受け止めてください。

今年は機動戦士ガンダムの放送開始から40周年ということで、ファースト・ガンダムからキシリア・ザビの名言(?)を引用して本エントリーの締めくくりとさせていただきます。

話は信じるが、戦果だけが問題なのでな。

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