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ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2019/07/22 (Mon)

前回のエントリーで触れたとおり、7月12日(金)はひふみ投信の定期積立投資約定日だったのですが、取引報告書の発行が3連休明けになったためご報告が遅れてしまいました。

それではいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 18,926 円 (先月より84 円上昇)
●約定価額 : 45,792 円 (先月より519 円上昇)
●騰落率 : +141.2% (先月より0.9%改善)


ご報告を先延ばししている間に、7月18日(木)の日経平均株価は前日比422円94銭安の急落となり、翌7月19日(金)は一転して420円75銭高の急騰となりました。これは現物株の取引高が細る中で先物に大きく動かされた典型でしょう。このように最近の日本株投資は明確な理由もなく乱高下するため本当に難しく感じます。これにはひふみ投信も思い切り翻弄され、7月18日(木)の基準価額は44,596円まで下落。翌7月19日(金)は戻しても45,273円までで、今月の約定価額45,792円に届かないという誠に残念な結果となりました。今後の日本株については7月21日(日)投開票の参議院選挙で与党が過半数を維持したことから、10月からの消費増税がほぼ確実になったと考えて間違いないでしょう。そうなると、消費低迷による軟調相場が懸念されます。この選挙結果を受けてひふみ投信の運用テームがいったいどのようなスタンスを取るのか?個人的にも大いに興味がありますので、7月度の月報(ひふみのあゆみ)でしっかりと確認したいと思います。

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前回のご報告で1,000円を超えたばかりの資産形成応援団応援金ですが、ご覧のとおり今月は1,500円を超えています。やはり還元率2倍対象(=保有期間10年超)増加の効果は絶大ですね。しかし本筋はあくまでも基準価額の上昇効果による増加ですので、運用テームの皆様方におかれましては今後ますますのご奮闘に大いに期待しております。

応援金

NISA口座で保有しているひふみプラスとiFree日経225インデックスの実績は7月19日(金)時点のものです。この数字だけを見れば先月とほぼ変わらずですが、金曜日の株価急騰があったおかげで何とか形になったというのが正直なところであり、たまたまタイミングが良かっただけと言っても決して過言ではないでしょう。

ひふみプラス

NISA投資本命の個別株の方は、主力のドリームインキュベータ(4310)がまた含み損に転落してしまい、トータルでも先月より含み益を大きく減らしてしまいました。ただそんな中でも相変わらずNEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(1343)の値動きは極めて堅調であり、正直なところ怖いくらいです。相場解説によると現在は債券の利回りが低下(=本体価格は上昇)しているため、相対的にそれなりの利回りが確保できるREITの魅力が増しているとのこと。この超強気相場がいったいいつまで続くのか?さすがに心配になってきます。とはいえすぐに売却するつもりなどサラサラありませんので、目先の動向を気にするだけ無駄というものですが。

NISA

iDeCo口座で保有するひふみ年金についても実績は7月19日(金)時点のものです。こちらもひふみプラスと同様に金曜日の株価急騰があったおかげで何とか先月比で微増という形になりました。ただ同じアクティブファンドとしていつも比較対象にしている農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンドの損益率は先月の+9.9%から今月は+11.2%に上昇していますので、このところすっかり横ばい圏に入ってしまった感のあるひふみシスターズが相対的に不甲斐なく思えてしまいますね。

ひふみ年金

さて、最近のひふみ投信に関する話題といえば、まずは下記のニュースが挙げられるでしょう。

6月末の投信残高、「円奏会」が「ひふみ」抜く (日本経済新聞)

見出しにある「円奏会」とは「東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)(愛称:円奏会)」のことであり、「ひふみ」とは「ひふみプラス」を指しています。分配金を吐き出すたびに純資産総額が減少する毎月決算型のファンドに追い抜かれるとは、最近のひふみプラスの低迷ぶりを象徴しているようにも思えますね。何故ならご承知のとおり純資産総額は口数✕基準価額で計算しますので、ひふみプラスの基準価額が順調に上昇していればこのような結果にはならなかったかも知れないのですから。運用テームの皆様方に置かれましてはぜひこれを発奮材料として、4位奪還などと小さなことは言わず、ぜひ堂々の1位を目指してくださいませ。

さて、続いては運用元のレオス社に関する下記の話題をご紹介しましょう。

レオス、含み益の顧客割合は45% 投信の共通KPI(92社一覧)(QUICK Money World)

まず最初に、共通KPIとはなんぞや?と思われた方は下記の金融庁のサイトをご参照ください。

投資信託の販売会社における比較可能な共通KPIについて

上記の見出しにあるとおり、レオス社の顧客の内、運用成績がプラス(含み益状態)なのは半分以下の45%であり、裏を返せば55%が含み損を抱えていることになります。前年の91.0%と比べるとまさに半減ですね。これについてレオス社は「2017年および2018年に口座開設した顧客が全体の7割を占めている。投資期間が短いと基準価額の短期的な変動の影響を受けやすく、当該期間の顧客において運用損益率がマイナスとなる方が多くなり、結果として全体の運用損益率が下がった」と説明していますが、これは少々ズルいと思います。紛れもない現実は最近の基準価額が低迷しているため、結果的に2017年から2018年にかけて口座を開設した顧客がいわゆる「高値掴み」になってしまったということでしょう。ですからここはまず私たち受益者が信じて託した大切な資産を看板どおりに「守りながら増やす」ことができなかったことを潔く認めていただきたい。その上で基準価額という目に見える結果を私たち受益者に示してください。基準価額が再び設定来高値を超えてくれば、自ずと共通KPIは改善するのですから。

最後はひふみ投信やレオス社とは直接関係ありませんが、個人的に日本株投資の先行きに一抹の不安を感じさせる下記の話題をご紹介します。

ソフトバンクG孫社長、日本のAI投資「したくてもチャンスがない」(Bloomberg)

ソフトバンクグル-プの孫正義社長は18日、日本企業に投資しないのは「ユニコーン(企業価値1000億円規模の未上場企業)や世界ナンバーワンの企業がなく、したくてもチャンスがないからだ」と話した。


記事にもあるとおり、ソフトバンク・ビジョン・ファンドは10兆円規模ですから、売買高が細っている日本株はそもそもその受け皿になり得ないという側面もあるのでしょう。これはひふみ投信マザーファンドの規模が拡大したため、これまで得意としてきた中・小型・新興株だけで運用することが困難になったのとよく似ています。それでも孫社長は日本抜きでも世界を舞台に10兆円を的確に投資して結果を残しています。結果的に日本株は低迷する一方で米国株は史上最高値圏にありますので、日本株はスルーでまったく問題なかったということですね。これに対してひふみ投信は相変わらず国内の中・小型・新興株にこだわっています。これがひふみ投信最大の特色だと言ってしまえばまさにそのとおりで、返す言葉もないのですが、私にはあえて難しいフィールドを選んで不利な戦いを挑んでいるようにも見えてしまいます。これは以前にも書きましたが、私個人としてはひふみ投信の運用はできるだけ制限を撤廃して自由に行っていただきたいと思っています。具体的には株価が下落する可能性が高いと判断したのなら一時的にインバース系のETFを組み入れるとか、あるいはこちらのエントリーでご紹介したグローバル3倍3分法ファンドのように債券にレバレッジをかけて守りを強化するとか。有効と思える手法は過去の常識や先入観を捨ててドンドン試してみればいいと私は考えます。また国内外の比率についても私はもっと大胆に動かして構わないと思っています。極論を言えばソフトバンク・ビジョン・ファンドのように日本株ゼロでも私は一向に構いません。ひふみ投信が本当に第2のマゼランファンドを目指すのであれば、過去の成功体験との決別と新しい運用手法の取り込みは必要不可欠のように思うのですが、いかがでしょうか?

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