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大腸内視鏡検査で想定外の事態

kage

2019/04/28 (Sun)

大腸ガン手術後の経過観察については4月6日付のエントリー「無事五年生に進級」でご報告したとおり、まず3月中旬に受診したCTスキャン(造影剤あり)結果を4月中旬の通院で聞いて参りました。その結果は誠にありがたいことに今回も異常なし(正確な表現は「積極的に転移を疑う所見は指摘できません」ですが)です。こうして一つ関門をクリアしたことで次のステップとして4月下旬に大腸内視鏡検査の予定が入りました。その検査はすでに終了しておりますが、タイトルにもあるとおり「想定外の事態」に見舞われてしまったのです。

このように書くと、「もしかしてガンの再発が発見されたのか?」と思われる方もおられるかも知れませんが、それほど切迫した深刻な事態ではありません。かと言ってこれまでのように「まったく問題なし」ではなかったこともまた否定できない現実なのです。もとよりもったいぶるつもりは毛頭ありませんので事実を有り体に書きますと、今回の検査で大腸に小さなポリープが発見されその場で内視鏡を使った切除手術を受けました。思い起こせば前回の大腸内視鏡検査受診は2017年8月でしたので、約1年9カ月で新しいポリープが発生したことになります。冷静に考えれば過去にポリープを大きな悪性腫瘍にまで育ててしまった事実があるのですから、その後新たなポリープが発生しても何ら不思議はないのですが、安易に「今回も異常なしに違いない」とたかをくくっていた私にとっては正直なところこの現実は簡単には受け入れ難く、かなりショックでした。

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今回の結果を受けて切除したポリープが良性か悪性かの判定を聞くための通院が必要になりましたので、それを含めてこれまでの経緯と今後のスケジュールも改訂しておきましょう。

2015年

1月下旬:健康診断受診。オプションで大腸ガン検査も受ける。
2月上旬:便から血液反応が出て要精密検査となる。
2月中旬:人生初の大腸内視鏡検査を受診。腫瘍が発見される。
2月中旬:消化器内科を受診。各種精密検査の予定を組まれる。
2月下旬から3月上旬:各種精密検査を受診。
3月中旬:消化器外科を受診。即日入院。
3月下旬:大腸切除手術。
4月上旬:退院。
4月下旬:術後1ヵ月検診。術後補助化学療法(抗ガン剤治療)を勧められる。
5月中旬:術後補助化学療法開始。
12月上旬:術後補助化学療法終了。

2016年

1月中旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。
4月上旬:人生2度目の大腸内視鏡検査を受診(手術後1年)。
7月下旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。

2017年

1月下旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。
7月中旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。
8月上旬:人生3度目の大腸内視鏡検査を受診(手術後2年4ヵ月)。

2018年

1月下旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。
9月中旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。

2019年

3月中旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。
4月下旬:人生4度目の大腸内視鏡検査を受診(手術後4年)。ポリープを切除する。
5月中旬:切除したポリープの生検結果を聞くために通院予定。

今回の検査で切除したポリープはまだ小さく、大腸ガンの手術を受けたS状結腸と直腸のつなぎ目より遠い上行結腸あたりにありましたので、再発の可能性は低いとは思うのですが(外科の担当医も「見た目は良性っぽい」と言っていました)、ハッキリした結果が出るまでは心の底から安心することはできません。もし悪性となれば改めて抗ガン剤治療となるでしょうから、いささか厄介です。いずれにせよこの結果については改めてご報告させていただきます。

このように今回の大腸内視鏡検査で予想外のポリープ切除となったために、心理的不安の他にもいくつかの現実的な負担が私にのしかかることになりました。具体的にまずは治療費です。ポリープ切除そのものは痛みもなく(大腸内には痛みを感じる神経がないため)数分で終了しますが、それでも手術であることに違いはありません。そこで改めて治療費の明細を確認してみると、この手術だけで実費5万円がかかっていました。すなわち自己負担3割で1万5千円の支払いとなるわけですね。実際にはその他もろもろの費用もかかりますので、当日の私の自己負担額は合計2万円弱となりました。この出費も「想定外の事態」と言えるでしょう。

次に大きな負担を感じたのは食事制限でした。過去に何度か書いたように大腸内視鏡検査前にも食事制限があり、あらかじめ下記左のような案内を渡され、これに従うことになります。検査当日、すっかり安心し切っていた私は「検査が終わったら何を食べようか」などとのんきに考えていたのですが、想定外のポリープ切除となったため検査終了後に下記右の案内を渡され、食事制限延長となりました。

食事制限01 食事制限02

検査前の食事制限は念のため2日前から始めたのですが、ポリープ切除後の食事制限は1週間続きます。正直なところ日常生活においてこのルールを守り続けるのはかなり大変です。そこで私は勝手な自己判断でルールを厳格に守るのは3日後までとし、その後は少々いい加減でもOKということにしました。もちろんこれは投資と同じで、どのような結果になっても自己責任となるのですが、小さなポリープを一つ切除しただけなのでこの程度でいいだろうと判断した次第です。もしも検査後最初の排便に血が混じっていたらもっと慎重にもなっていたでしょうが、そんなことはありませんでしたしね。いずれにせよこの食事制限も間もなく終わります。

あと細かいことを言えば行動制限もあります。具体的には飲酒は厳禁、入浴はシャワーのみ、排便時にいきまない、重いものを持たない、旅行や出張など遠出は控えるなどさまざまな制限が実生活に影響を及ぼします。飲酒厳禁など、お酒好きの人には耐えられないでしょうね。遠出を控えるのも10連休直前だと厳しいものがありそうですし。しかしこればかりは「嫌だ」と言ってみてもどうしようもありません。そこで私は以前のように健康への慢心が戻りつつあった自分への戒めだと思って素直に受け入れております。

このように今回の大腸内視鏡検査は想定外の事態となってしまいましたが、ものは考えようです。私は定期的に検査を受けているからこそ早い段階でポリープを発見して切除できました。取りも直さずこれはガンの芽を事前に摘んだことに他なりません。舌ガンの手術を受けたタレントの堀ちえみさんに食道ガンが見つかったのも事前検査があったからこそです。私は今回の出来事を機に、手術後5年を過ぎて経過観察措置が終わっても、一生定期的な大腸内視鏡検査は続けようと心に固く誓いました。言うまでもなくガンは人生設計を大きく狂わせてしまいますので、縁あって当ブログをご訪問いただいた皆さまにおかれましても、ぜひ積極的に検査を受けていただければ幸いです。

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