2020 03 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30. »  2020 05

外科外来定期通院日

kage

2019/03/09 (Sat)

本日は半年(6ヵ月)に一度の外科外来定期通院日でした。診察の具体的な内容は採血(腫瘍マーカー測定)の結果を聞くための問診です。結果から先に申し上げますと、誠にありがたいことに今回も「異常なし」でした。ご参考までに(というよりはむしろ私自身の備忘録として)本日測定した腫瘍マーカーの数値をご紹介しておきましょう。なお腫瘍マーカーの詳細につきましては過去のエントリー「腫瘍マーカー」をご参照ください。

・CEA 2.7 (基準値 5.0以下) ng/ml
・CA19-9 31.5 (基準値 37.0以下) U/ml


ご覧のとおりいずれの数値も基準値内に収まっていますが、CA19-9の数値が半年前の前回からかなり上昇しており少々気になるところです。ただしそもそも腫瘍マーカーの数値は振れ幅が大きく、あくまでも参考程度の信頼性でありますので、基準値以内に収まっているのであれば取り立てて気にする必要もないのでしょう。そういえば以前見たテレビ番組で線虫と呼ばれる微生物を活用したガン判定と腫瘍マーカーの信頼度比較を紹介していたのですが、線虫は9割以上であるのに対して腫瘍マーカーは良くても7割程度(うろ覚えなので間違っていたら済みません)で、その差に驚かされました。ただし線虫にはガンの種類を判定するまでの能力はなく、現在はある特定のガンだけに反応する線虫を探して増やすというような研究が進んでいるそうです。9割以上の信頼度で個別のガンが判定できるのであれば、間違いなく早期発見早期治療が可能になりますので、今後の研究に大いに期待したいところですね。

(Sponsored Link)


腫瘍マーカーといえば、つい先日久しぶりにネットニュースでこの単語を目にしました。それが下記です。

大腸がん闘病中…大島康徳氏が血液検査の結果を報告「腫瘍マーカーは緩やかに上昇を続けております」(スポニチアネックス)

ご存知の方も多いと思いますが、大島さんは元プロ野球選手で中日や日本ハムで活躍されました。そして日本ハムでは監督も務めておられます。現在、大島さんはステージ4の大腸ガンで闘病中であることを公表されており、上記記事はその現状を伝えるものです。大島さんの場合はステージ4(他の部位にガンの転移がある)ですから、腫瘍マーカーはガンの有無を判定するために用いられません。それではこの記事にある数値上昇とは何を意味しているのか?と申しますと、さらに転移が広がった可能性を示唆しているわけです。それで医師や奥様は心配されているのでしょうが、大島さんが言われるとおり実態を知るためには今月のCT検査を待つ他はありません。これが今回の私のCA19-9のように、単なる数値の振れ幅であればいいのですが。

というわけで、私の場合はガンの転移がないことを確認するために、今日の診察で半年の一度のCTスキャン(造影剤あり)検査の予約が入りました。それを含めてこれまでの経緯と今後のスケジュールも改訂しておきましょう。

2015年

1月下旬:健康診断受診。オプションで大腸ガン検査も受ける。
2月上旬:便から血液反応が出て要精密検査となる。
2月中旬:人生初の大腸内視鏡検査を受診。腫瘍が発見される。
2月中旬:消化器内科を受診。各種精密検査の予定を組まれる。
2月下旬から3月上旬:各種精密検査を受診。
3月中旬:消化器外科を受診。即日入院。
3月下旬:大腸切除手術。
4月上旬:退院。
4月下旬:術後1ヵ月検診。術後補助化学療法(抗ガン剤治療)を勧められる。
5月中旬:術後補助化学療法開始。
12月上旬:術後補助化学療法終了。

2016年

1月中旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。
4月上旬:人生2度目の大腸内視鏡検査を受診(手術後1年)。
7月下旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。

2017年

1月下旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。
7月中旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。
8月上旬:人生3度目の大腸内視鏡検査を受診(手術後2年4ヵ月)。

2018年

1月下旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。
9月中旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。

2019年

3月中旬:CTスキャン(造影剤あり)受診予定。
4月以降:人生4度目の大腸内視鏡検査を受診予定(手術後4年)。

一番最後にある大腸内視鏡検査については、現時点でまだ予約は入っておりません。4月上旬に予定されているCTスキャン(造影剤あり)の結果を聞くための診察時に確定するはずです。この大腸内視鏡検査で特に異常がなければ、手術後5年間の経過観察措置期間中では最後となります。もっとも、一度大腸ガンを発症した身としては再発の心配が常に残りますので、今後とも定期的に受診することにはなると思いますが。何はともあれ今月末で手術から丸4年を経過し、定期的な強制通院も残すところあと1年あまりとなりました。願わくば何事もなく2020年の東京オリンピックを迎えられますように。

さて、以下は単なる余談です。それは今日、採血を済ませた後で病院の通路にある待合用の椅子に座ってコンビニで買ってきたパンと野菜ジュースで簡単な朝食を摂っていた時でした。突然緊急事態の発生を知らせる館内放送が流れたのです。その内容はザックリと「○○科で緊急事態が発生したのでお集まりください」といったものでした。いったい何事だろう?と思っていたところ、しばらくするとストレッチャーに乗せられた高齢の男性が私の目の前を運ばれて行きました。おそらく診察中に倒れたのではないでしょうか?私が見た限りでは男性には意識はあるようでしたが、体は痙攣しているようでしたので(付添の医師は「○○は動かせる」みたいなことを言っていました)。その時の光景はさながら大名行列のようで、ストレッチャーの後を大勢の医師や看護師が追いかけていました。また遅れてその場に来た医師や看護師はその光景を見て、「大丈夫そうだね」と言って帰って行きました。私には病院内のルールは分かりませんが、おそらく今回のような緊急事態があればとりあえず全員駆け付ける決まりになっているのかも知れませんね。私が通っている大きな総合病院は救急車の受け入れもしているので、こういう緊急事態の対応面では安心できそうです。ただし入院時は夜中に救急車が発するサイレンが結構気にはなりましたが。

あとついでに余談をもう一つ。今日、病院の待合室に患者満足度調査の結果が貼り出されているのを見かけたのですが、ダントツで不満度が高かったのが待ち時間でした。これは過去のエントリーにも書いたことですが、若年層の流入が続く首都圏でもこれからは確実に高齢化が進行しますので、このまま手をこまねいていると大きな病院の診療システムは早晩パンクしてしまうでしょう。以前、海外から患者を呼び込む「医療ツーリズム」が話題になったことがありますが、もしかすると日本国内でも旅行と診察を合体させて地方の病院に患者を誘導するような取り組みが早急に必要になるのかも知れませんね。

(Sponsored Link)

関連記事

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック