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株式市場は未来を写す

kage

2019/01/05 (Sat)

遅ればせながら本エントリーが2019年最初の更新となります。本年も引き続きしがないハイリスク投機家の戯れ言にお付き合いいただければ幸いでございます。

平成最後となる今年も世界経済の混乱は続いており、皆さんご承知のとおり株式市場も波乱の幕開けとなりました。具体的には3日の米国株はアップルの業績下方修正が時ならぬ「アップルショック」を引き起こし大幅下落となり、それを受けた日本株の大発会も大幅安となりました。しかし昨日4日の米国株は事前予想を大きく上回る雇用統計の結果を好感し、一転して大幅高となっています。このようなジェットコースター相場においては買い付けや売却の発注が一日違えば結果も大きく変わる事態にもなるわけで、実際に昨年末のエントリーでご報告したとおりiDeCoのスイッチングにおいて4日の基準価額で売却が約定するように調整していた私はわざわざ株安+円高局面を狙って安売りした形となり、泣くに泣けません。

円高と言えば3日の「アップルショック」を受けた瞬間的な円高進行(1ドル=105円割れ)も強烈でしたね。昨年末の世界的な株価乱高下でも為替の方は比較的緩やかな動きを続けていたのですが、年明け早々にこのような劇的な動きを見せるとはほとんどの人にとって予想外の展開だったことでしょう。いずれにせよ世界経済を取り巻く環境は米中貿易戦争や英国のEU離脱など今年も問題山積ですので、私たち個人投資家としても依然としてジェットコースターに乗っているのだと自覚して、振り落とされないようにしっかりとシートベルトを締める必要がありそうです。

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一説によるとこのようなジェットコースター相場を演出しているのはプログラム売買であるとのこと。ご承知のとおりプログラム売買とは人間ではなく機械が行う売買のことなのですが、最近ではAIやビッグデータの積極活用によりその性能も日々進化しているそうです。当然のことながら機械売買には人間的な感情がありませんので、「いくら何でもこの値付けは行き過ぎだろう」という感覚的なブレーキが効きません。ですから買いが有利と判断すればトレンドが転換するまでひたすら買い続け、逆に売りが有利と判断すればどこまでも売り続けるのです。いずれAIがもっと進化すれば市場の歪みも訂正されていくのかも知れませんが、少なくとも今のところは機械に人間が翻弄されているような印象を強く受けます。

私が子供の頃に読んだSF小説や漫画では、進化したロボットが人間に対して反乱を起こす未来が描かれていました。現実社会のロボットはまだまだそのレベルには程遠いですが、AIの進歩がこのまま続けばいずれ人間の知能を超えることになるでしょう。ここでふと疑問に思うのは、医学の分野では人間の遺伝子操作は神の領域を侵す行為としてタブー視されているのに、AIが人間の知能を超えることは問題ないのか?という点です。ただ現状を見る限りは、このまま突っ走りそうですね。そうなると本当に人間がロボットに支配される未来が来るのかも知れません。

よく「株式市場は半年先を織り込みにいく」と言われます。さしずめ昨年末の株価急落は半年後のリセッション(景気後退)を織り込む動きだったのでしょう。しかしもしこれがプログラム売買がもたらした突発的な「事故」であるとすれば、株式市場は別の意味で未来を先取りしているようにも思えます。すなわち昔のSF小説や漫画にあったようなロボットの反乱が、すでに株式市場では起き始めているのではないでしょうか?現実的に昨年末から年明けまでのジェットコースター相場には私たち個人投資家を含む多くの市場参加者が翻弄されました。この混乱がAIが進化していく過程における一時的なものであればまだいいのですが、さらなるカオス(混沌)の入り口であるとしたら恐ろしいです。

2019年の相場動向がどうなるのか?は誰にも分かりません(神のみぞ知る)。ただ現在のようなジェットコースター相場がもうしばらく続きそうであることは確かなようです。そうであれば、腕に覚えのあるトレーダーにとっては値幅を取る千載一遇の好機であることは間違いないでしょう。一方で売買タイミングを間違えれば、いわゆる「往復ビンタ」を食らって損失を増大させるリスクが裏側にあることもまた事実です。このような環境であるからこそ、リスク覚悟で積極的に売買タイミングを狙っていくのか、はたまた見えない未来を見ようとするだけ時間の無駄だと割り切って淡々と積み立て投資を継続するのか、それとも無理をしてまでリスクに付き合うことはないと達観して相場と距離を置くのか、それぞれの投資スタイルを再検討する好機にもなるのではないでしょうか?ぜひ皆さんも新年をご自身の投資スタイルを見直す機会にしてみてください。

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