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ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2018/11/18 (Sun)

今月もまたご報告が大変遅くなってしまいましたが、11月12日(月)はひふみ投信の定期積立約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 18,225 円 (先月より90 円上昇)
●約定価額 : 46,889 円 (先月より1,432 円下落)
●騰落率 : +157.3% (先月より9.2%悪化)


10月10日の米国株急落を発端とした今般の相場混乱は依然として尾を引いており、日米ともに株価はボラティリティーが高い(=値幅が大きい)状態が継続しております。しかし両者を比較してみると、米国株は上がったり下がったりでまさに乱高下といった印象なのですが、日本株のチャートはジリジリと上値を切り下げていく嫌な展開に見えます。このような状況になるとそもそも流動性の低い中小型新興銘柄の中には買い注文が消えて値崩れを起こすものも多く、結果的に今回の約定価額は先月より1,432円も安い46,889円となりました。さらに悪いことには週末金曜日の直近の基準価額は45,501円にまで下落していますので、まさに泣きっ面に蜂の状況です。先月の定時報告で私は「おおよそ直近の底値圏で買えてラッキーだったと精一杯の強がりを言っておきましょう」と書いておりましたが、その後の現実を直視すると「昨日の安値は今日の高値」のような悪循環に陥っているのではないか?との悲観を覚えずにはおられません。もちろんいくら優れた運用能力を持っていたとしても、それだけで相場の荒波を乗り越えられないことは私も重々承知しております。それでも運用チームの皆さま方におかれましては今こそ危機感を持って最善を尽くしていただき、言葉だけではなくぜひ目に見える形の結果で私たち受益者を安心させていただきたいと心より願っております。

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基準価額は低迷していてもご覧のとおり資産形成応援団応援金の方は順調に積み上がっています。しかしこの応援金は基準価額を元に計算されますので、現状は明らかに増加ペースが鈍化しているはずです。ただ私のひふみ投信投資歴が10年を超えて当初投資分の付与率が変わったり、毎月5年前投資分が新たに対象に加わったりするため、具体的にどの程度の鈍化なのか?が目に見えにくいのが難点ですが。

応援金

NISA口座で保有しているひふみプラスとiFree日経225インデックスも軟調な日本株の展開をそのまま反映する形で含み益を減らしています。とりあえず今は赤字に転落していないだけまだましと思って嵐が過ぎ去るのをひたすら耐えるしかないのでしょうね。

ひふみプラス

NISA投資本命の個別株についても日本株の軟調さが直撃して含み益は減る一方です。それでも個別で見れば上から2段目の銘柄やその下のREIT-ETFのように値上がりしているものもあるのですが、所詮は焼け石に水で全体の下落傾向を食い止めるまでには至っていません。下から3段目の一昨年投資銘柄もあえなく赤字転落してしまいましたので、こうなると最下段の昨年短期売買に失敗した銘柄の利益確定を急ぎたい気持ちが高まってきます。先月の定時報告では「よりによって相場急落時に売ることもないだろう」と書いておりましたが、現状は「まだ含み益がある内に利益確定をしておきたい」という考えに大きく傾いています。株価が下がれば売りたくなる個人投資家の不思議な心理がここにも如実に表れていますね。

NISA

iDeCo口座で保有するひふみ年金についてはこちらのエントリーでご報告したとおり、今般の相場急落を受けて追加投資を再開しました。しかしその約定日が11月9日で、よりによって直近の高値圏で買うという典型的な「高値づかみ」となってしまったこともあり、損益率は先月の16.7%から7.7%まで急低下してしまいました。こうなってくると次回のスイッチングでも意地になってナンピン買いを繰り出したくなるのですが、このような心理も個人投資家が陥りやすい罠なのでしょうね。

ひふみ年金

私は10月14日付の「株価急落でひふみ投信から緊急メッセージ」と11月10日付の「ひふみ投信大反省会」において、ひふみ投信の運用責任者である藤野さんのコメントにあえて苦言を呈しました。これは私がひふみ信者であるがゆえの厳しい視点で書いたものだったのですが、その後の結果を見ると「だから言わないことではない」という状況になっていますね。本当は後になって結果を知った上で揚げ足を取るというか、傷口に塩を塗るようなことはしたくないのですが、今後のためにもぜひ現実をご確認ください。

それでは10月14日付の「株価急落でひふみ投信から緊急メッセージ」から検証してみましょう。ここで私が苦言を呈したのは藤野さんの下記のコメントでした。

お客様にはここは信頼をしていただいて保有をしていただくことを強くお勧めします。

この時、藤野さんの言葉を信じて売却を思いとどまった受益者はその後どのような運命をたどることになったでしょうか?モーニングスターのサイトからお借りしてきたひふみ投信の3カ月チャートでご確認ください。なお分かりやすように緊急メッセージが出された10月11日に手のアイコンを置いておきました。

ひふみ投信10月11日

ご覧のとおり、ひふみ投信の基準価額はしばらく横ばいを続けた後で急落。その後少しは戻したものの、現状の基準価額は10月11日より3,000円近くも安くなっています。儲かるという字は信じる者と書くと言いますが、これでは信じた者も救われませんよね。

続いて11月10日付の「ひふみ投信大反省会」の方を検証してみましょう。ここで私が苦言を呈したのは藤野さんの下記のコメントでした。

実態景気は日米ともに強く、ここからさらに株価が売り込まれるリスクは低いと考えます。また株価も極端に割安圏になったので、ここで弱気に転じることは危険です。

ここで藤野さんのコメントを信じて、強気になって買い増しを決断した受益者はその後どうなったのでしょうか?こちらもモーニングスターのサイトからお借りしてきたひふみ投信の3カ月チャートでご確認ください。なお分かりやすように月報(ひふみのあゆみ)発行日の11月7日に手のアイコンを置いておきました。

ひふみ投信11月7日

7日に月報を読んで翌8日に買い付け注文を出せば、9日の基準価額で約定します。ということは、そうです、私のひふみ年金買い付けと同様に直近の高値圏でつかんでしまうという誠に残念な結果となりました。私はVIXショック直後に書いた「こんな時だから相場格言に学ぼう」の中で需給はあらゆる材料に優先するを紹介して相場の混乱期には割高・割安というような指標はまったく意味をなさなくなると書いています。藤野さんもそのことは百も承知だと思うのですが、それでもあえてこう書いたということはやはり資金の流出を心配しているのかな?と下衆の勘繰りもしたくなりますよね。

ここで誤解のないように申し添えておきますが、私はひふみ投信の運用方針として「相場が落ち着くことを見越して今は強気で割安銘柄を拾っていく」と表明することは一向に構わないと考えています(それでもあえて手の内を堂々と公言することもないとは思いますが)。しかし受益者の売買判断に予断を与えるような言動は運用者として、また販売者としても、厳に慎むべきだと思うのです。そういう意味で上で紹介した藤野さんのコメントは一線を越えているように私には思えました。もし今後もこのような言動が続くようであれば、いくらひふみ信者の私でも関係を根本的に見直さざるを得ませんので、関係者各位におかれましてはご配慮のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

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