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ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2018/09/15 (Sat)

今月もまたご報告が大変遅くなってしまいましたが、9月12日(木)はひふみ投信の定期積立約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 18,020 円 (先月より93 円上昇)
●約定価額 : 48,748 円 (先月より385 円下落)
●騰落率 : +170.5% (先月より3.6%悪化)


ご承知のとおり、金曜日の日経平均株価は約3カ月半ぶりに終値で23,000円を超えました。これまでこの23,000円あたりが厚い壁となって何度も上昇を阻まれてきただけに、3連休明けにとりあえずこの水準に踏み止まることができればさらなる上昇にも期待できそうですね。しかし一方で個人投資家好みの中小型新興市場銘柄の多くは相変わらず迷走を続けています。そうなると中小型銘柄の組入比率が全体の半分以上を占めるひふみ投信も必然的に低迷を余儀なくされるわけで、今月の約定価額はあっけなく48,000円台に落ち込んでしまいました。それでもいつもなら精一杯の強がりで、「安くたくさん買えてラッキー!」と叫ぶところなのですが、今年2月以来の低迷期がここまで続いてしまうとさすがにそんな元気も出ません。そこで今回は現実としっかり向き合うために、TOPIXJASDAQだけでなく日経平均株価も比較対象としてひふみ投信の値動きを確認しておきましょう。なお比較チャートはいつものようにYahoo!ファイナンスからお借りしました。それではまず過去3ヵ月間の比較からご覧ください。

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3カ月

ご覧のとおり今のひふみ投信はJASDAQと低レベルの最下位争いを繰り広げる体たらくです。それに比べて日経平均株価の強さは一段と際立って見えますね。3ヵ月程度で運用方針の可否を論じるのは無意味であることは重々承知しておりますが、結果的に国内の大企業株を早々に見限ったことが現時点では完全に裏目に出てしまった形ですね。それでは比較期間を6ヵ月に伸ばしてみるとどうでしょうか?

6カ月

こちらでは競合相手がTOPIXとなり、最下位争いから2位争いにランクアップしましたね。ご覧のとおりJASDAQはズルズルと沈み続けており、もしもひふみ投信が中小型新興市場銘柄だけで勝負していたら今よりもっと悲惨な結果になっていたのではないかとも考えられます。結果的に米国株を組み入れたことが「吉」と出たわけですが、これを見ると日経平均採用銘柄の方がより良い選択だったのでは?と思わずにはいられませんね。さて、それでは次に過去1年の結果で比較してみましょう。

1年

これを見ると「なんだ、ひふみ投信も結構頑張ってるじゃないか」と思えてくるから不思議です。もちろん2月のVIXショック前は言うに及ばず、VIXショック後も7月ごろまでは客観的に見ても健闘していますよね。それが最後の最後で日経平均株価に追い抜かれた形になっています。ただしこちらの比較チャートでは日経平均株価も決して絶好調には見えず、TOPIXも明らかに軟調な動きですので、日本の大型株を見限って米国株を増やしたひふみ投信の戦略は決して間違いではなかったと思えてくるからこれまた不思議ですね。それでは最後に比較期間を思い切って5年間に伸ばしてみましょう。

5年

こちらを見ると日経平均株価の好調さもほとんど誤差の範囲に思えてきませんか?一方でひふみ投信の値動きは確かにボラティリティーが高い(上下にブレる範囲が広い)ですが、あえて好意的に捉えるなら今は必死で守っている局面なのだと思えなくもありません。とはいえここに来て日経平均株価が上昇気流に乗りそうな気配を見せていることもまた事実ですから、ひふみ投信にもぜひいち早く低迷期を脱していただきたいものです。

このように横軸(期間)が異なる比較を並べてみればお分かりのとおり、切り取り方次第でひふみ投信に対する印象はいかようにも誘導できるのですよ。ですからネット上でひふみ投信に関する情報を集める際にも、その内容が果たしてどの程度の時間軸で考えられているのか?をハッキリさせておくことが大切です。上記の事例でもお分かりのとおり、時間軸が変われば出てくる結論もまったく違ってきますので。

前置きが長くなってしまいましたが、ひふみ投信が低迷期にあっても資産形成応援団応援金の方は着実に積み上がっており、ご覧のとおり2,100円を超えました。来月1日は記念すべきひふみ投信設定10周年ですので、私の第一回投資分の応援金付与率はいよいよ2倍の0.4%になります。また10週年に合わせて15年目、20年目などの新たなインセンティブが発表されないかと密かに期待もしておりますので、中の方におかれましては何卒よろしくご配慮のほどお願い申し上げます。なお来月は現在積み上がっている応援金による買い付けも実行されますので、再びゼロから始まることをあらかじめご承知おきください。

応援金

NISA口座で保有しているひふみプラスについては昨日金曜日時点の基準価額ですので、ひふみ投信の約定日(12日)と比べて上昇しております。このため損益率も先月の+62.63%から+65.32%まで回復しました。一方で一昨年、昨年と端数を埋めるために購入したiFree日経225インデックスの方は最近の日経平均株価の好調ぶりを反映して先月の+9.29%から+13.39%と大幅改善しております。もっとも増えた含み益はたかだか1,000円程度に過ぎませんので、残念ながら恩恵は微々たるものですが。

ひふみプラス

NISA投資本命の個別株についてはトータルの損益は微増だったのですが、それとは別にとても嬉しい出来事がありました。それは下記画像をご覧いただければ一目瞭然です。なんと!全銘柄黒字化を達成しました!!すなわち昨年末の短期売買に失敗して放置していた最下段銘柄がついに黒字化したわけです。そもそも論で言えば短期売買のつもりだったのでここでサッサと売ってもいいわけですが、長く持ち続けると自然と愛着も湧いてなかなか売れないんですよね。まあそれは半分冗談(半分本気)ですが、ここに来て黒字化を達成したのにはそれなりの理由があって(ズバリ!業績がいいのです)、もう少しホールドして様子を見てもいいかな?と今のところは考えています。とはいえこのような欲を出すと往々にして失敗することは過去の経験で嫌というほど思い知らされていますので、来月のご報告ではすでにリストから消えている可能性も大いにありますが。

NISA

iDeCo口座で保有するひふみ年金についてはスイッチングでナンピン買いを狙って結果的に高値づかみになってしまうという悪循環になっていますので、トータルの損益率も先月の+21.3%から+19.8%にまで低下してしまいました。このままひふみ年金の低迷が続くようならさらなる追加投資を繰り出したいとの思いもあるのですが、一緒にスイッチングしている農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンドの方が極めて好調なので今月末はどうするのか?現時点で答は出ておりません。ひふみ年金だけ追加投資を続けるという選択肢は今のところありませんので、両方続けるか、両方止めるかの二者択一です。その結果についてはまた改めてご報告いたします。

ひふみ年金

最後に蛇足ながらひふみ投信に関する情報収集における注意点についてもう少し書かせてください。ブロガーの意見を参考にする際には私のようにひふみ信者でひふみ応援バイアスがかかっていたり、反対にアンチひふみでひふみ攻撃バイアスがかかっていることが往々にしてありますのでくれぐれもご注意を。そもそもブロガーには厳正な公平性は求められていませんので意見にバイアスがかかることには何ら問題はないのですが、情報の受け手がそれを知らないまま安易に参考にするのは少々危険かも知れません。また「ひふみ投信 よくある誤解」や「ひふみ投信 よくある誤解 追補版」に書いたような誤解や勘違いもありますしね。

あとマスコミに取り上げられる場合、あの「カンブリア宮殿」にしてもインタビュー記事にしても基本的にレオス社や藤野さんの言いたいことをそのまま伝えている点には注意が必要です。ですから私はあえて辛辣な表現をお許しいただけるなら「大本営発表」くらいのつもりで受け止めるようにしています。だって考えてもみてください。「これからのひふみ投信は大丈夫ですか?」と問われて「大丈夫です。安心してお任せください。」以外の回答が出てくると思われますか?運用を担当する当事者の生の声を聞くことは確かに大切ですが、それを100%鵜呑みにしてはいけないということですね。

本当の最後に蛇足なのにさらに言わずもがなのことを書きます。証券会社のサイトに掲載される投資信託関連の記事はいくら公正を装っていても基本的にすべて販促記事だと思ってまず間違いはありません。あれらはいわゆる「広告記事」と同じですよね。実際に運用会社が広告掲載料を支払って記事にしてもらう例はまれだとは思いますが、投資信託が売れれば証券会社の利益になるので構図としては同じでしょう。要はどんな情報を参考にするにせよ、一応はその背景を疑ってみるくらいの注意深さは必要だろうという結論で本エントリーの締めくくりとさせていただいます。

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