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ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2018/08/18 (Sat)

今月もまたご報告が大変遅くなってしまいましたが、8月13日(月)はひふみ投信の定期積立約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 17,927 円 (先月より95 円上昇)
●約定価額 : 49,133 円 (先月より1,713 円下落)
●騰落率 : +174.1% (先月より11.0%悪化)


先月の定時報告で私は「このところの相場に対する体感温度はおそらく個別株投資家とインデックス投資家では天と地ほどの違いがあるのではないでしょうか?」と書いておりました。これは国内個人投資家の参加比率が高い中小型新興市場銘柄の多くが極めて弱い値動きであるのに対して、米国株を筆頭にした海外先進国株式の値動きがおおむね堅調であったためです。その後この格差はいったん収束方向に動いていたのですが、先般の「トルコショック」により元の木阿弥となってしまいました。特に今月の約定日となった8月13日(月)はトルコリラ急落の影響で日経平均株価が急落(前日比-440.65円、-1.98%)こともあり、ご覧のとおり約定価額はあっけなく5万円の大台を割り込む49,133円となりました。

ちなみに翌8月14日(火)の日経平均株価は一転して大幅反発(前日比+498.65円、+2.28%)となったため、今月はタイミングよく目先の大底で拾えたかも?と密かにほくそ笑んでおりました。しかし、投資の神様がそうそう簡単に幸運をもたらしてくださるはずもなく、ひふみ投信の基準価額は16日(木)に48,000円台に転落。現時点でも49,000円台を回復できていません。この一連の動きを分かりやすくするため、いつものようにYahoo!ファイナンスからお借りしてきたひふみ投信の1ヵ月チャートを貼り付けておきますのでご参照ください(赤丸が今月の約定日です)。

約定日

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先月の定時報告にも書きましたが、このように基準価額が低迷すると資産形成応援団応援金の増加率も低迷してしまいます。とはいえご覧のとおり先月より着実に金額は増えていますので、今はこれ以上深く考えないことにしましょう。

応援金

NISA口座で保有しているひふみプラスの損益率も先月の+71.86%から+62.63%まで急落してしまいました。ほんの2ヵ月前が+78.49%だったことを思えば「急降下」とでも表現したくなる気持ちも否めません。一方で一昨年、昨年と端数を埋めるために購入したiFree日経225インデックスの方は先月の+10.92%から+9.29%と、何とか踏み止まった感があります。ただしこれは日銀のETF買い(思惑も含む)といういわば「ドーピング」の効果が大きいと思われ、「今は底堅くても後が怖い」というのが私の正直な印象です。

ひふみプラス

NISA投資本命の個別株についても「トルコショック」の直撃を回避することはできず、ご覧のとおり先月よりかなり大きく含み益額を減らしてしまいました。そんな中でも先月一時含み損に転落して心配していた下から3段目の2016年投資銘柄の含み益が拡大したことと、昨年末の短期売買に失敗して放置している最下段銘柄の含み損が減少したことは「不幸中の幸い」であり「闇の中の光明」とも言えるでしょう。個別株投資家にとって大逆風が吹き荒れる現状を考えるとこれでもまだありがたいと考えるべきなのでしょうが、願わくば今が大底となるよう心より祈念しております。

NISA

iDeCo口座で保有するひふみ年金については8月4日付の「確定拠出年金のスイッチングを実施」でご報告したとおり、今月もまた追加投資を行いました。ただし先月と今月の追加投資が結果的に「高値づかみ」となってしまったため、ご覧のとおりトータルの損益率は+21.3%まで急低下しています。とはいえ将来再び基準価額が設定来高値にチャレンジするまでに回復してくれるのであれば、今は絶好の押し目買いチャンスと捉えることもできるでしょう。ですから今はそれに期待して次回のスイッチングでも追加投資を行うつもりでいます。

ひふみ年金

それではここで最近のひふみ投信基準価額推移を確認しておきましょう。使用するのはいつものようにYahoo!ファイナンスからお借りした過去半年間の比較チャートで、比較対象は先月目覚ましい成績を残しているファンドの一例としてご紹介した東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンとし、参考指標として日経平均とJASDAQを加えております。

比較

青:ひふみ投信
赤:東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン
緑:日経平均
橙:JASDAQ

ご覧のとおりさすがの東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンでも直近は下落幅が大きくなっていますね。一方でしばらく日経平均と競り合っていたひふみ投信は目先で差を広げられてしまいました。それでも低迷を続けるJASDAQよりはまだマシといったところでしょうか?とはいえこの比較チャートの起点はあの忌まわしきVIXショックが発生した後ですから、それでもマイナス圏に沈んでいるひふみ投信に対する評価はどうしても厳しくならざるを得ません。なぜなら過去のエントリーでもたびたび書いているように、アクティブファンドの評価は良くも悪くも結果がすべてなのですから。

このようにひふみ投信の成績が低迷している理由はいろいろあるでしょう。くすぶり続ける米中貿易戦争懸念に加えて突如浮上したトルコ通貨危機など外部環境の悪化、「カンブリア宮殿効果」による急激な純資産総額増加に対応するため得意としてきた中小型新興市場銘柄だけで勝負できなくなったこと、(結果論ではありますが)こういった事態に備えて現金比率を引き上げておかなかった判断ミスもあるかも知れません。しかし繰り返しになりますがアクティブファンドの評価は良くも悪くも結果がすべてなのですから、今のような成績では「ダメ・ファンド」の烙印を甘んじて受け入れるしかないでしょう。

聞くところによると最近ネット上でひふみ投信(もちろん同じマザーファンドで運用されるひふみプラスとひふみ年金も含みます)に対する文句や批判が目立つことが話題になっているそうですね。これに対して「カンブリア宮殿を見て飛びついた投資初心者がー」とか「金融リテラシーの低い連中がー」とか、あなた何様?と思うような上から目線のご指摘も多々目にします。しかしひふみ投信設定時から積立投資を継続しているある意味で信者とも言える私だって、今の体たらくを見て「なんだよー、守りながら増やすんじゃなかったのかよー」と文句の一つも言いたくなりますので、不満を感じたのなら誰がどんな文句を言ったっていいじゃないですか。だって考えてもみてください。私たち受益者は命の次に大事とも言われることのある大切な資産の運用を信じて託しているのですから、運用成績に対する不満は投資歴や金融リテラシーに関係なく受益者誰もに言う権利があるはずです。

さらにここで私が声を大にして言いたいことは、投資の世界は初心者であってもプロと同じ土俵に乗り、同じルールで戦わなければならないシビアな世界だということです。初心者だからといって何ら優遇措置はありません。運用成績に文句を言ったとしてもそれにより基準価額が上がるわけではありませんし、レオス社が損失補填をしてくれるわけでもないのです。ご承知のとおり投資の世界には自己責任の原則があり、ひふみ投信を選んだのも自己責任ですし、基準価額の下落で損失を被ったのも自己責任です。その結果はすべて自分で背負うしかありません。そう思えば誰がどんな文句を言っても一向に構わないし、他人がそれについてとやかく言う権利はないというのが私の意見です。

またまた繰り返しになりますがアクティブファンドの評価は良くも悪くも結果がすべてです。ですからひふみ投信が「ダメ・ファンド」の烙印を返上するためには目に見える結果で示すしかありません。具体的には将来再び設定来高値にチャレンジするようになれば世間の風向きも明らかに変わることでしょう。藤野さんによればひふみ投信は伝説のファンドである「マゼランファンド」を目標にしているとのこと。マゼランファンドは確かに目覚ましい成績を残しましたがそれゆえに途中で売却する人も多く、長期保有で値上がりの恩恵を最大限受けられた受益者は案外少なかったという逸話も耳にします。すなわち逃げ足が速い資金を抱えながらも目覚ましい結果を残したわけですから、ひふみ投信運用チームの皆様方におかれましてはぜひ現在の屈辱を糧として、途中で売却した人たちが自らの握力のなさを後悔するような華麗なる復活劇を見せてくださることを大いに期待しております。とはいえこのまま純資産総額が減ってジリ貧になるようでは私も考え直さなければなりませんので、各自「今が正念場」の覚悟で奮闘してくださいませ。

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