2020 03 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30. »  2020 05

ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2018/07/16 (Mon)

今月もまたご報告が大変遅くなり恐縮ですが、7月12日(木)はひふみ投信の定期積立約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 17,832 円 (先月より97 円上昇)
●約定価額 : 50,846 円 (先月より2,874 円下落)
●騰落率 : +185.1% (先月より17.8%悪化)


このところの相場に対する体感温度はおそらく個別株投資家とインデックス投資家では天と地ほどの違いがあるのではないでしょうか?例えば今や世界経済の中で一人勝ち状態の米国では株式相場もナスダック総合指数がここに来て再び史上最高値を更新するなど堅調で、為替相場がドル高・円安に振れていることもあって、国際分散投資の成果は極めて順調です。論より証拠でいつものようにYahoo!ファイナンスからお借りしてきたeMAXIS全世界株式インデックス(左)と楽天・全世界株式インデックス・ファンド(右)の半年チャートをぜひ確認してみてください。

eMAXIS全世界株式 楽天・全世界株式

ご覧のとおり2月のあの大暴落分をほとんど取り戻していることがお分かりいただけるでしょう。余談ですが楽天・全米株式インデックス・ファンドの方はすでに大暴落前の高値を抜いており、米国一人勝ち状態を裏付ける形になっています。

楽天・全米株式

一方で国内株式市場に目を転じてみると、日銀のETF買いに支えられて日経平均株価やTOPIXなどの指数は何とか踏み止まっているものの、中小型新興市場銘柄の中には「何でここまで売り込まれるの?」と不思議に思えるほど株価が下落している例が多々見受けられます。その影響はひふみ投信も直撃しており、ご覧のとおり今月の約定価額は先月より2,874円も安い50,846円となりました。このため私個人の運用成績を示す騰落率もあっけなく資産3倍増水準(+200%)を割り込んでおります。ちなみに目先の安値は7月5日の5万円割れ(49,436円)であり、それに比べれば現時点の51,671円はよく戻した方だと前向きに考えることにしましょう。

基準価額が低迷すると資産形成応援団応援金の増加率も低迷してしまうため、先月の提示報告で予想していた「この調子で増えれば来月の1,000円超えは確実で、もしかすると1,300円くらいまでは行くかも知れませんね。」はあえなく外れてしまいました。それでも毎月応援金が着実に積み上がることは誠に嬉しい限りです。

応援金

NISA口座で保有しているひふみプラスの損益率も先月の+78.49%から+71.86%まで一気に下落してしまいました。一方で一昨年、昨年と端数を埋めるために購入したiFree日経225インデックスの方は先月の+12.03%から+10.92%と、こちらは何とか踏み止まった感があります。これも先に書いたとおり、日銀のETF買いに支えられているからなんでしょうね。

ひふみプラス

NISA投資本命の個別株については主力投資先のドリームインキュベータ(証券コード:4310)を筆頭にしてほとんどの銘柄が先月より値下がりしてしまいました。唯一値上がりしたのがNEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(1343)なのですが、いかんせん総投資額が少ないためまさに「焼け石に水」状態です。中でも深刻なのは下から3段目の2016年投資銘柄で、一時は含み損を抱えるまで値下がりしてしまいました。特別業績が悪いわけではないので、本当になぜここまで売り込まれるのか私には理解できません。しかしそこで「この株価は間違っている!」と叫んでみても無駄です。なぜなら相場においては「今起きていることはすべて正しい」が大原則ですので。こうなるとリスクオフで厚くした待機資金を投入したい欲求に駆られるのですが、11月の米中間選挙までは何が起こるか分かりませんので今はまだ動かないつもりです。

NISA

iDeCo口座で保有するひふみ年金については6月30日付の「確定拠出年金のスイッチングを実施」でご報告したとおり、久しぶりに追加投資を行いました。その買い付け約定日は7月10日(火)でしたので、結果論で言えば今月の定期積立より少々高く購入することになってしまいました。そう言っても長期的にはほとんど誤差の範囲なんですけどね。とはいえ過去の投資分と比べるとかなり高いところで買ったことは紛れもない事実ですので、トータルの損益率は先月の50.8%から34.5%まで急落しております。ただそれでも現状の相場環境が続くようなら、次回のスイッチングにおいてさらなる買い増しも検討することにしましょう。

ひふみ年金

このように国内株式市場が思わぬ逆風にさらされているため、ひふみ投信を含むアクティブファンドの多くが苦戦を余儀なくされています。ご参考までにこちらでもいつものようにYahoo!ファイナンスからお借りしてきた半年チャートで主なアクティブファンドの成績を比較してみましょう。

比較チャート

青:ひふみ投信
赤:さわかみファンド
緑:SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(愛称:jrevive)
橙:みのりの投信

ご覧のとおりひふみ投信と縁浅からぬ関係であるみのりの投信の凋落ぶりが特に顕著ですね。またかつてはひふみ投信を寄せ付けぬ圧倒的なパフォーマンスを誇っていたジェイリバイブも今やさわかみファンドと競い合うレベルにまで落ちぶれてしまいました。これらと比べると確かにひふみ投信はまだマシな水準にあり、「よく踏ん張っている」と捉えることも可能でしょう。しかしアクティブファンドの評価は良くも悪くも結果がすべてです。ひふみ投信が半年前と比べて私たちが信じて託した大切な資金を増やせていないことは紛れもない事実であり、これは決して積極的に評価できることではありません。またこのような逆風下においても立派な成績を残しているアクティブファンドもありますので、運用チームの発奮材料としてご紹介しておきましょう。

比較チャート(半年) 比較チャート(1年)

青:ひふみ投信
赤:東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン
緑:TOPIX

ご覧のとおり比較対象は東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンで、左が過去半年、右が過去1年の比較チャートです(なお左の過去半年では200円、右の過去1年では200円+200円=400円の分配金を吐き出しており、その分基準価額が下がっている点にはご留意ください)。このファンドの特色は経営者が実質的に主要な株主である企業の株式に投資することで、6月度の月報によると東証1部大型株の組入比率はわずか8.3%に過ぎません。すなわちそれ以外はすべて中小型新興市場銘柄というわけで、大型株抜きでもやり方次第ではこのような目覚ましいパフォーマンスを残すことも可能であったという実例と言えるでしょう。確かひふみ投信の運用チームも経営者が実質的に主要な株主である企業には注目していたはずですので、今回は完全に後手を踏んだ形となりましたね。もっとも終わったことを悔やんでも仕方ありませんので、これを教訓にして経営者が実質オーナーである企業の調査・研究をさらに進めていただきたいものです。

あと細かい点で気になったのは6月度の月報に組入比率第7位としてHEROZ(証券コード:4382)が掲載されていたことです。ご承知の方も多いと思いますが、この銘柄は上場前の時点でレオス・キャピタルワークス社の社長でありひふみ投信の運用責任者である藤野英人さんが個人で投資していたことが知られています(上場後の現在も投資を継続しているのかは不明)。ひふみ投信には上場前の銘柄は組み込めませんので、藤野さんが個人で将来有望な会社に投資することはまったく問題ないのですが、もしこのような経緯があるために上場後の投資に制約が生じるようなら困るなと受益者の端くれとしてふと感じました。もしも今でも藤野さんがHEROZの将来性に期待しており、新たに投資する価値があると判断するのなら堂々とひふみ投信に組み入れていただきたいですし、もしも過去の経緯で組み入れが難しいというのであれば個人的な投資はスッパリと止めてひふみ投信の運用に全力投球していただきたいというのが私の偽らざる気持ちです。欧米のヘッジファンドの中には運用責任者が私有財産のすべてを自分のファンドに入れることを条件にしているところもあると聞きます。藤野さん個人の投資の自由を縛ることは誠に心苦しい限りではありますが、命の次に大切とも言われる資金を信じて託している私たち受益者の気持ちとしてはそれぐらいの「一蓮托生感」が欲しいというのが正直な気持ちであります。ですからそのあたりにも十分ご配慮いただければ幸いです。

(Sponsored Link)



関連記事

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック