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ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2018/06/16 (Sat)

毎回ご報告が大変遅くなり恐縮ですが、6月12日(火)はひふみ投信の定期積立約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 17,735 円 (先月より100 円上昇)
●約定価額 : 53,720 円 (先月より802 円上昇)
●騰落率 : +202.9% (先月より2.8%改善)


このところの世界経済を取り巻く環境は、間違いなく今年の世界10大ニュースの上位に食い込むであろう米朝首脳による歴史的な会談実現で楽観に傾いたと思いきや、今朝終わった米国株式市場では米国が中国に対して制裁関税を発動したことから米中貿易摩擦激化懸念が高まり、ダウ平均株価が一時280ドル以上下落するなど依然として不安定な状況が続いています。この現状を見ると、やはり今年11月の米中間選挙が終わるまでは相場もなかなか落ち着けないのでは?との思いが否めません。しかしそんな状況下においてもひふみ投信の基準価額は順調に回復を続けており、私個人の運用成績を示す当落率もご覧のとおり資産三倍増ライン(+200%)をめでたく維持できました。それにしても最近の株式相場は極めて難解ですよね。これは多くの個人投資家がいわば「肌感覚」で実感しているのではないでしょうか?例えば以下に並べた3枚の株価比較チャートをご覧いただくだけでも最近の株式相場に参加する難しさをお分かりいただけるのではないかと思います。

日経平均a 日経平均b ダウ平均

まず左は日経平均株価TOPIXJASDAQ INDEXの直近3ヵ月比較チャートです(出典はYahoo!ファイナンス)。これを見ると最近の日本株が完全に大型株優位の状況であることがお分かりいただけるでしょう。これに加えて中央の日経平均株価マザーズ指数の直近3ヵ月比較チャート(出典はSBI証券)をご覧いただければ、最近の中小型・新興株がいかに苦戦しているかが一目瞭然です。

しかし米国に目を転じてみると必ずしも大型株優位ではありません。それは右の比較チャートを見れば明らかです。こちらはダウ平均株価NASDAQ総合指数の過去半年比較であり(出典はSBI証券)、ご覧のとおり今年2月の株価急落以降の値動きは完全に明暗が別れた形になっていますね。FANG(Facebook、Amazon、Netflix、Google)に代表されるような米国のインターネット関連企業には他社の追随を許さない力強さがあることは周知の事実であり、その優位性を背景にしてNASDAQ総合指数は2月の株価急落前の水準を回復した上でさらに史上最高値を更新しております。

ご承知のとおりそもそもひふみ投信は中小型・新興株の「選球眼」を強みとしていましたが、最近では組入銘柄の上位を米国の超大型企業が独占しています。結果論で言えばこの米国株シフトは大成功であり、「先見の明があった」と大いに評価してもよいでしょう。しかしあえて厳しい見方をすればNASDAQの力強い上昇を十分に取り込むところまでには至っておらず、結果的に現状では大型株優位の日本において日経平均株価と互角の戦いを演じることができたというレベルに過ぎません。論より証拠で下記の比較チャートをご覧ください。こちらはひふみ投信日経平均株価の過去3ヵ月比較です(出典はYahoo!ファイナンス)。

ひふみ

とはいえひふみ投信がこの難解な相場環境において十分に健闘していることは紛れもない事実でしょう。現状は昨年とは違って守りと攻めの切り替えが極めて難しい相場になっていますので、ある意味で「守りながらふやす」運用を目指すひふみ投信の実力が試される展開であるとも言えそうです。ですから私個人としては今後とも各指数に大負けすることなく、着実に基準価額を積み上げていくような運用に期待しております。

前置きが長くなってしまいましたが、ここからは通常の定時報告に戻ります。増減のある基準価額と違って資産形成応援団応援金は基本的に積み上がるのみですので安心です。その金額はご覧のとおり早くも880円を超えてきました。この調子で増えれば来月の1,000円超えは確実で、もしかすると1,300円くらいまでは行くかも知れませんね。

応援金

NISA口座で保有しているひふみプラスの損益率も先月の+76.74%から微増の+78.49%となりました。一方で一昨年、昨年と端数を埋めるために購入したiFree日経225インデックスの方は先月の+12.43%から微減の+12.03%となってしまいました。これは純粋に日経平均株価が下落したことが理由なのですが、5月下旬頃はもっと下がっていましたので今は「よくぞここまで戻した!」と前向きに捉えることにしておきましょう。

ひふみプラス

NISA投資本命の個別株については主力投資先のドリームインキュベータ(証券コード:4310)の株価が先月よりさらに値下がりしてしまいましたので、トータルでは含み益が約9万円目減りしてしまいました。ただし時期的に3月末決算企業の配当金が続々と口座に入金されておりますので(NISAなのでもちろん非課税です)、この減少分の多少は相殺できています。あと下から2段目の2016年投資銘柄の株価が先月よりさらに値上がりしてくれているのは誠に頼もしい限りです。これがNISA口座でなければそろそろ逆に怖くなって(「高所恐怖症」ならぬ「高値恐怖症」)売ってしまうところなのですが、幸か不幸かNISA口座に入れておりますので、こうなったらこの先の株価がいったいどうなるのか?トコトンまでお付き合いをして確かめてみるつもりです。

NISA

iDeCo口座で保有するひふみ年金についても中身は姉たちと同様ですので、底堅い推移が続いています。その結果、ご覧のとおり基準価額は16,000円台を回復し、私個人の運用成績を示す損益率も+50%を超えてきました。こうなると心理的にはなかなか追加投資に踏み切る勇気が出ないのですが、先月の定時報告にも書いたとおり、先月1日に施行された「確定拠出年金法等の一部を改正する法律(2016年法律第66号)」の影響がもし私のポートフォリオにも及ぶようであれば、その対応策の一環として引き続きひふみ年金への資金移動も検討したいと考えております。

ひふみ年金

さて、先に配当金入金について言及しましたが、同時にこの6月は3月末決算企業の株主総会が集中する時期でもあります。ご承知のとおりひふみ投信を筆頭とするひふみシスターズは「カンブリア宮殿効果」もあって純資産総額が急増しましたので、当然のことながら保有する議決権の票数も激増したはずです。そうなると受益者の端くれとして私たちが託した大切な議決権がどのように行使されたのか?が気になりますよね。これについてひふみ投信を運用するレオス・キャピタルワークス社では「議決権の行使について」で情報開示を行っています。ただし資金が集まったことでファンドとしての影響力が高まったひふみシスターズとしては、この程度の情報開示ではもはや不十分なのではないでしょうか?

ちなみに日本最大のファンドともいえるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は「GPIFの国内株式運用機関の議決権行使結果個別開示について」(リンク先はPDFファイルです)において委託先の運用会社に対して個別銘柄別、議案別に賛否を公開するよう求めています。これを受けて各運用会社は昨年度より個別開示を始めているようですね。リンク先のすべてを確認したわけではありませんが、結構議案に反対票を投じているのが印象的でした。これに対してレオス社はほとんど賛成です。もちろん反対票を投じることが無条件に正しいというわけではないのですが、「いい会社」になってもらうために言うべきことはキチンと言わせてもらうという姿勢も大切なのではないでしょうか?だからと言って私はレオス社にアクティビスト(物言う株主)になれとまでは申しません。しかし真に「いい会社」になることを追求するためには、企業とファンドの間にも適度な緊張感が必要ではないか?と私は考えます。レオス社の今年度の情報公開方針がどうなるのか?私は存じ上げませんが、少なくとも発行済株式の10%を超える保有率の会社については議決権行使の個別開示をしていただけないでしょうか?関係者各位におかれましては何卒よろしくご検討くださいませ。

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