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HSBC BRICsオープン月報更新

kage

2006/10/26 (Thu)

このところの海外市場の堅調な動きを受け、海外投信ポートフォリオの動向に関してもすっかり安心し切っていて、いつも注目しているHSBC BRICsオープンの月報更新をすっかり忘れていました。昔から「勝って兜の緒を締めよ」とか「治に居て乱を忘れず」などと言われているとおり、順調な時こそ足下の確認は怠らないようにしなくてはなりません。それでは自戒の念を込めつつ今月の報告書を分析してみましょう。

BRIC0609

人気blogランキングに参加しています 人気blogランキングへ このグラフからお分かりのとおり、9月末時点で比較的大きなポジションの調整が行われています。

中国:22.3%/24.1%(1.8%増)
ロシア:29.9%/24.8%(5.1%減)
ブラジル:26.0%/23.8%(2.2%減)
インド:15.5%/16.3%(0.8%増)
キャッシュ等:6.3%/10.9%(4.6%増)
※左が8月末/右が9月末

前回の月報分析の記事を書いたのはちょうど商品市況が急落していた時期で、私自身もロシア・東欧やブラジルをバッサリと切るなど思い切ったポジションの調整を行いました。前月の記事の中で私は、8月末時点の今回の月報では「引き続きブラジルが最も割安な市場と考えています」とのコメントがありますが、今回の動きを受けてHSBC投信がどのような行動を採ったのか、また原油価格の下落を受けてかサハリンの天然ガス開発にいちゃもんを付け資源ナショナリズムの動きも懸念されるロシアをどうするのか、来月の月報で検証するのが楽しみです。個人的には商品先物相場の下落を心配しているだけに、石油・ガスの組み入れ率が38.7%と突出していることも気がかりですので、この点も続けてチェックしていきたいと思っています、と書きました。今回の月報で同時期にHSBC投信もロシアとブラジルのポジションを落としキャッシュポジションを増やす行動に出ていたことが明らかになり、私の判断は間違ってなかったと安堵しました。ロシア・東欧、ブラジル共に反騰に転じている現時点の結果だけを見ると失敗だったとも言えますが、それはあくまで結果論として割り切るべきだと自分に言い聞かせています。ちなみに心配していた石油・ガスの組み入れ率も9月末時点では31.3%に下がっています。

月報の国別のコメントから私は、ブラジルは経済は好調だが商品価格下落と大統領選挙の決選投票に絡む政治的混乱リスクがあり投資判断は中立、ロシアも同様に石油価格の動向がカギとなる、インドは反対に商品価格の下落がプラス要因となったが政治リスクに注意、中国は大型IPO案件による資金供給面でのリスクはあるが経済は至って堅調、という風に理解しました。またHSBC投信は相対的にインドは割高、ブラジルは割安との見解を変えていません。

商品市況の先行きが依然として不透明な中、HSBC投信の投資方針がどう変化するのか、来月の報告書にも注目です。

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