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ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2018/04/14 (Sat)

一昨日の4月12日(木)はひふみ投信の定期積立約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 17,535 円 (先月より120 円上昇)
●約定価額 : 50,419 円 (先月より615 円下落)
●騰落率 : +187.5% (先月より5.5%悪化)


米国を震源地として始まった今般の世界的市場大混乱も気が付けばもう発生から2ヵ月が経過しました。しかし震源地である米国の株式市場がいまだに乱高下を続けていることもあり、なかなか収束の気配が見えてきません。そんな中で今日も米・英・仏が共同でシリア攻撃に踏み切ったというニュースが飛び込んできており、週明けの日本市場がどのように反応するのか?が気になるところです。このように世界経済を取り巻く現状を見ると懸念材料が山積であり、それが市場の混乱に拍車をかけているようにも思えます。とはいえ冷静に思い起こしてみれば、懸念材料山積状態は何も今に始まったことではありません。株価が順調に上がり続けていた昨年も朝鮮半島を巡る地政学的リスクなど、懸念材料が山積ではありませんでしたか?それでも相場がイケイケドンドン状態であれば少々の悪材料など無視されるものなのです。それが今般の混乱のように頭から冷水を浴びせられてしまうと、どんなに些細な悪材料であっても市場は過敏に反応してしまうようになります。すなわち変わったのは市場を取り巻く環境ではなく、私たちを含む市場参加者の心理の方なのでしょう。であるならば、私たちの心に住み着いた疑心暗鬼が解消されない限り、市場の混乱も収束には向かわないということになりますね。このような投資家心理の動揺を反映したのか、今月の約定価額は先月より615円安い50,419円となりました。これにより私個人の運用成績を示す騰落率も再び資産三倍増ライン(=+200%)から遠ざかっております。思えば基準価額が3万円を超えた時も一旦停滞期に入りましたが、もしかすると今回も私たち受益者は停滞期入りを覚悟しておくべきなのでしょうか?それでも過去と同じようにいずれまた設定来最高値を更新してくれるのであれば我慢もできるのですが、こればかりは誰にも分かりませんからね(神のみぞ知る)。

先月の定時報告で予告しておいたとおり、今月の定期積立投資約定と同時に半年間積み上がった資産形成応援団応援金による買い付けも実施されました。下記がその明細です。ご覧のとおり2,203円で437口が買い付けられました。

応援金

このように資産形成応援団応援金は一旦ゼロクリアされましたので、現状は約38.4円となっております。

応援金

NISA口座で保有しているひふみプラスも中身はひふみ投信とまったく同じですから、先月+70%目前にまで回復していた損益率が+68.46%に一歩後退しております。一方で一昨年、昨年と端数を埋めるために購入したiFree日経225インデックスは先月より値上がりしているのですが、そもそも投資元本が少ないため大勢に影響はなく、正直なところそれほど嬉しくもありません。

ひふみプラス

NISA投資本命の個別株についてもトータルの損益率では先月より一歩後退となりました。ただし主力投資先のドリームインキュベータ(証券コード:4310)については、かねてより期待の大きかった連結子会社であるアイペット損害保険の東証マザーズへの新規上場がいよいよ決定しましたので(上場日は4月25日)、来月の定時報告ではさらなる株価の飛躍をご報告できるのでは?と取らぬ狸の皮算用をしているところです。

NISA

iDeCo口座で保有するひふみ年金についても一歩後退は姉たちと同様です。ただしこちらに限っては現在毎月淡々とスイッチングを実行中という状況であるため、もしも大きく崩れるようであれば追加投資を検討するというスタンスを維持しております。もっとも今のところは機動的にスイッチングの指図を出すつもりはありませんので、あくまでも毎月末の状態を見て判断ということにはなるでしょうが。

ひふみ年金

さて、本エントリーを書くに当たってひふみ投信に関する話題をネット上で探していたところ、下記のニュースが目に止まりました。

つみたてNISA開始3カ月 5年運用益、国内株型が上位(日本経済新聞 電子版)

このタイトルを見た私の第一印象は「まだ始まって3ヵ月のつみたてNISAなのに5年運用益とはこれいかに?」でした。種明かしをすると、つみたてNISA対象で5年以上の運用実績があるファンドで過去5年間の運用益を比較したわけです。その結果は見出しにもあるとおり国内株型が上位を占めており、ひふみプラスとひふみ投信が1位と2位に輝きました。これは受益者としても嬉しい限りですが、冷静に考えればこうなるべくしてなったというからくりが存在しており、手放しでは喜べません。そのからくりはつみたてNISA対象ファンド一覧をご覧いただければ容易に想像が付くのではないでしょうか?すなわち、対象ファンドの多くがつみたてNISA制度の開始を狙って組成されたローコスト・インデックスファンドであり、その運用歴は5年はおろか1年にも満たないものばかりのため、この記事の条件では比較対象になりませんので。ですから消去法的にアクティブファンドや日経平均連動型インデックスファンドがランキングを独占する結果となったわけで、これを見てつみたてNISAの投資対象を選ぶと後々後悔することにもなりまねませんので十分にご注意ください。

そのような特殊な条件に基づく記事ではありますが、いろいろと参考になりそうな興味深い内容もありました。そのひとつは積み立て投資よりも一括投資の方が圧倒的に高いリターンが得られていること。これは過去5年間の株価が多少の波はあるにせよ基本的に右肩上がりの上昇をしたことが要因であり、積み立て投資では5年前の安い価格で買えるチャンスを逃した「機会損失」のツケが蓄積して5年間では大きな差となって現れたということなのでしょう。積み立て投資と一括投資の優劣についてはずいぶん以前に「積み立て投資は損か得か」というエントリーを書いたことがありますが、私の意見は今でも変わっておりません。すなわち、投資してよい資金が手元にあるのなら一刻も早く全額投資すべきだというのが私の考えです。なぜなら期待リターンががプラスだと信じるからこそ投資をするわけですから、一刻も早くその恩恵を享受できる態勢を整えるのが合理的な判断ではありませんか?そもそも将来の値動きは誰にも分からないのですから、投資タイミングをいくら分散してみても意味はありません。ただし気休めの効果は間違いなくありますので、心配性の方がこれを有効活用するのはアリでしょう(詳しくは「気休め効果を有効活用しよう」をご参照ください)。私の意見に対しては異論・反論もあろうかと思いますが、記事のデータを信じるのであれば少なくとも過去5年の現実においては一括投資の方が圧倒的に有利であったことが証明されました。とはいえこれはあくまでも投資してよい資金が手元にある場合に限ったことですので、手元に十分な資金がない場合は必然的にコツコツ積み立て投資が合理的な選択肢となるわけです。この前提条件を抜きにして単純に積み立て投資と一括投資の優劣を論じるのは不毛ではないでしょうか?

さらにこの記事の中で興味深かったのは1位のひふみプラスと2位のひふみ投信の成績に明確な差があったことです。ご承知のとおり両ファンドの中身はまったく同じひふみ投信マザーファンドですので、この差が生まれた要因は純粋にコストの違いにあると思われます。資産形成応援団応援金の還元を受けられない5年未満であれば信託報酬が安いひふみプラスの方が明らかに有利ですから。例えその差はわずかでも5年も経てば「ちりも積もれば山となる」で、一括投資で1万円、積み立て投資で5千円の差となって現れております。ただしこれからさらに5年を経て過去10年で再度比較をしてみればおそらく順位は逆転していることでしょう。いずれにせよ長期投資に入るのかどうか微妙な5年でもこれだけの差が出るのですから、やはり長期投資においては徹底的にコストにはこだわるべきですね。私の場合は今年の10月から資産形成応援団応援金の還元率がいよいよ0.4%に切り替わり始めますので、実質的なコストダウン効果を身をもって体験できると大いに楽しみにしております。

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