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ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2018/03/17 (Sat)

毎回ご報告が遅くなり大変恐縮ですが、3月12日(月)はひふみ投信の定期積立約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 17,415 円 (先月より99 円上昇)
●約定価額 : 51,034 円 (先月より2,581 円上昇)
●騰落率 : +193.0% (先月より13.2%改善)


2月初旬に米国を震源地として始まった今般の世界的市場大混乱ですが、3月中旬を過ぎてもまだ不安定な状況が続いております。しかしそんな状況の中でも米国のNASDAQ総合指数が今週に入って再び史上最高値を更新するなど、徐々に市場は落ち着きを取り戻しつつあるような印象を受けます。今般のような比較的大きめの調整局面においては、一般的に値幅調整の終了後は日柄調整に移行するものです。ですから今はひたすら日を重ねることによって市場の動揺が収束するのを待つしかないのでしょう。とはいえもちろんこの後に相場急落の悪夢が再来する可能性だって決してゼロではありませんので、私たち個人投資家としてもまだしばらくは警戒態勢を維持する必要があるのかも知れません。このように市場の動揺が徐々に収束に向かっていることもあり、今月の約定価額は先月より2,581円高い51,034円となりました。これにより私個人の運用成績を示す騰落率も再び資産三倍増ライン(=+200%)に迫る+193.0%にまで回復しております。ご承知のとおり基準価額の大底を狙って上手に拾うのは言うは易く行うは難しの典型であり至難の業ですが、先月の約定価額48,453円は2月1日以降で2番めの安さですので(最安値は約定日翌日2月14日の47,776円)、今のところは「安くたくさん買えてラッキー!」と精一杯の強がりを言っても許されそうですね。ただ本音ではできればそんな強がりは言いたくありませんので、できることなら以前のように「また今月も設定来最高値で買っちゃったよ。参ったな。」と言える状況に戻っていただきたいものです。

このように市場大混乱がなかなか収束しない状況においても資産形成応援団応援金は日々着々と積み上がり続けており、ご覧のとおり現時点で1,900円目前に迫っております。早いもので来月はまたこの応援金による買い付けが実施されますが、今回は初の2,000円超えが確実でしょう。実際のところは来月の定時報告で改めてご報告いたしますが、買い付けにより半年間積み重ねた応援金が一度ゼロクリアされることはあらかじめご承知おきください。

応援金

ひふみ投信が目先の安値を付けた今年のバレンタインデーにはひふみプラスの基準価額も4万円の大台を割り込む38,930円にまで沈みました。それが昨日時点では41,676円まで回復しており、私個人の損益率も再び+70%目前まで戻っております。とはいえ最盛期と比べればまだ10%足りませんので、決して満足できる状況ではありません。ただ先に書いたとおり、現状は混乱の収束に向けた日柄調整の段階に入ったと個人的には考えておりますので(もちろんこれは希望的観測に過ぎませんが)、例え歩みは遅くともその名が示すとおり一歩、二歩、三歩と着実に階段を登っていただければと大いに期待しているところです。

ひふみプラス

NISA投資本命の個別株も市場の混乱が徐々に収束に向かうにつれて損益も改善しており、大混乱の渦中にあった先月と比べると、誠にありがたいことにすべての銘柄が値上がりしております。とはいえNEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(1343)や昨年末の短期売買に失敗して保有を続けている最下段の銘柄は依然として含み損状態なのですが、現時点でその黒字化まで求めるのは贅沢というものでしょう。なおNEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(1343)については週明けの3月20日(火)付で昨年末の買い増し後初の配当を受領予定なのですが、当初の目論見通りこれまでのワンコイン配当(約500円)からワン紙幣配当(約1,000円)に変わっております(正確な配当金額は1,038円です)。また昨年末の短期売買に失敗して保有を続けている最下段の銘柄についても、このまま3月期末を迎えて配当と株主優待をありがたく頂戴しようと前向きに考えております。

NISA

iDeCo口座で保有するひふみ年金については先月の定時報告で「もしもまだしばらく市場の混乱が続くようであれば、3月1日(木)に予定している次回の定期スイッチングで久しぶりにひふみ年金への資金移動も考えてもいいかな?と現時点で漠然と考えているところです」と書いておりました。しかしこちらのエントリーに書いたとおり、ひふみ年金への資金移動は熟慮の末に今回は見送りとしました。結果的にひふみ年金を含むひふみシスターズの基準価額は3月に入って再度下落に転じていわゆる二番底を確認するような動きになりましたので、結果論で言えば見送り判断は失敗だったかも知れません。とはいえこれから先の展開がどうなるのかは誰にもわかりませんので(神のみぞ知る)、スイッチングはもしもの事態に備えて温存しておくことにしましょう。

ひふみ年金

投資を実践している方ならよくご承知のとおり、投資におけるピンチとチャンスは表裏一体の存在です。すなわち今般のような市場大混乱で保有資産の評価額が急落することは一大ピンチである一方で、狙っていた銘柄や資産が思わぬ安値で買える千載一遇のチャンスであることも間違いありません。相場の世界では「リターンは恐怖の報酬」と言われることもありますが、実際のところ怖くてとても買えないような局面で勇気を持って買い向かえば一攫千金の確率は確実に上昇します。もちろんこれには一撃大損のリスクも内包しているため究極のハイリスク・ハイリターン投資ともいえるのですが、大混乱による間違った値付け(ミッシング・プライス)はいずれ訂正されるという確信があるのならアクティブ投資家としてはぜひチャレンジしてみたいところです。というわけでひふみ投信運用チームが今般の市場大混乱を受けてどのように行動したかについては私も一人の投資家として大いに興味を抱いていたのですが、2月度の月報(ひふみのあゆみ)でその一端が明らかになりました。具体的には外国株を新たに5銘柄組み入れ、日本株の組み入れも増やしたとのこと。すなわち運用チームの判断は今般の相場大混乱も一過性の調整局面に過ぎないということで、守りを固めるよりはむしろ積極的に攻めるという決断をしたわけですね。ただし月報に書かれていることは多くの受益者も関心を持って読んでおられると思いますのでここではこれ以上の言及は控えて、その代わりに月報には書かれていない組み入れ状況の変化を確認してみましょう。その情報源となるのは以前にも触れたことのある大量保有報告書であり、EDINETから誰でも確認できます。と、ここまで書いて念のためにリンク先を確認したところ、誠に間が悪いことにEDINETは現在メンテナンス中のようですね。そこで他の大量保有報告書提出状況確認サイトより今般の市場大混乱発生以降にレオス・キャピタルワークス社が提出したものをピックアップしてみましたのでご覧ください。なお書かれている情報の内容は左から、種類・証券コード・銘柄名・提出日・保有割合・増減率です。初めて大量保有報告書を提出した場合の増減率は0.00%となっていますが、保有割合が5%を超えるまでは報告義務がないため実際のところはわかりません。

[変更報告]<8919>カチタス 2018年2月21日 保有割合7.29%(+1.45%)

[大量保有報告]<2820>やまみ 2018年2月21日 保有割合5.09%(0.00%)

[大量保有報告]<6550>Fringe81 2018年3月7日 保有割合6.99%(0.00%)

[変更報告]<3968>セグエグループ 2018年3月7日 保有割合8.71%(+1.04%)

[変更報告]<8020>兼松 2018年3月7日 保有割合7.53%(+1.13%)

[変更報告]<6550>Fringe81 2018年3月12日 保有割合10.83%(+3.84%)

[変更報告]<2462>ライク 2018年3月15日 保有割合11.90%(+1.09%)

[変更報告]<6550>Fringe81 2018年3月15日 保有割合12.13%(+1.30%)


ご覧のとおり、報告があった8件すべてが見事なまでに買い増しでした。中でも特に目を引くのがFringe81(証券コード:6550)で、今般の市場大混乱に乗じて短期間で12.13%まで買い占めています。私自身不勉強でこの銘柄のことはまったく存じ上げなかったのですが、調べてみると昨年6月に東証マザーズへ上場したばかりのネット広告代理業を主とする会社のようですね。昨日更新された四季報データを見ても堅調な業績が予想されており、将来の成長性はかなり高そうです。それにしても保有割合12.13%は社長に次ぐ第2位の大きさですので、かなり思い切った投資といえるのではないでしょうか?この積極的な投資が果たして吉と出るのか?はたまた凶と出るのか?私も個別株投資を実践する個人投資家の端くれとして大いに注目しております。

上記銘柄群を調べればすぐにお気付きになられると思いますが、老舗商社である兼松(8020)以外はすべて上場から比較的日が浅い銘柄ばかりです。以前「ひふみ投信が運用方針を転換?」でも触れたとおり、ひふみ投信マザーファンドの純資産総額急増に伴い新たな投資手法として新規株式公開(IPO)後のセカンダリーマーケットにも積極的に取り組む方針が示されておりました。おそらく兼松以外への投資はその流れをくむものなのでしょう。現実問題としてこれだけ保有割合が高まってしまうと、いざ売ろうとしても自分自身の売りで株価が暴落してしまうジレンマに陥る可能性もあり、目論見通りに会社が成長したからといって簡単に儲かるとは限りません。しかし例えばFringe81が東証マザーズから東証1部に昇格すればTOPIXをベンチマークとするETFやインデックスファンドが黙って高値で引き取ってくれますので、積極的にそれを狙うのもありでしょう。いずれにせよ私も受益者の端くれとして、この投資手法がひふみ投信の新たな強みとなりますよう、大いに期待しつつ注視を続けていくつもりです。

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