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HSBC投信等評価額(2006.10.13現在)

kage

2006/10/14 (Sat)

勝負師が行くレストランには鱈(タラ)とレバーは置いていないといわれるように、結果が重要視される投資の世界でも「あの時買っていタラ」とか「あそこで売っていレバ」は禁句とされています。ですから現在の結果だけを見て過去の行動を悔やんでも仕方ないのですが、商品価格下落の影響を見越して思い切って断行したロシア・東欧およびブラジル関連ファンドの売却が(現時点で)裏目に出ていることが正直ちょっと気になっています。しかし今週報道されたこのニュースを見るとロシアへの投資再開はしばらく待った方が良いように思えます。

露でまた暗殺事件 国営銀支店長 90年代「暗黒の時代」彷彿

ロシア国営対外貿易銀行のプロヒン支店長(58)が10日深夜、モスクワ市内の自宅アパート・エレベーター前の踊り場で、頭部を撃ち抜かれ死亡しているのが見つかった。ロシアではこの1カ月間に、ロシア中央銀行の第1副総裁や著名ジャーナリストが相次いで殺害され、ソ連崩壊後、暗殺が日常的だった「暗黒の時代」がよみがえったかのようだ。


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報道によると、警察当局は11日、モスクワ市議会元議員でもあるプロヒン氏の殺害は、職務上の問題に絡んだものとみて捜査を開始した。プーチン政権は、銀行への監督強化を推し進めていた中央銀行のコズロフ第1副総裁暗殺(9月13日)に始まるこれら一連の暗殺事件には、政治的背景があるとみる。「強いロシアの復活を望まない反ロシア勢力による犯行である」(政治情報センターのムーヒン所長)との見方だ。同時に、これらの事件は「過ぎ去ったはずの(暗殺事件が日常的になった)混沌の1990年代を思い起こさせた」(野党系・命の党のエシャコワ副党首)。

90年代は、旧ソ連の国有資産の民営化の波の中で、その分け前をめぐる争いで、暗殺という手段が使われた。しかし、秩序を最重要課題としたプーチン時代に入り、石油高騰の恩恵で経済が好転したこともあり、暗殺事件も下火になっていた。ここに来て、暗殺が再燃したのは、政権幹部の子息へのあからさまな情実人事など、親政権派のみが優遇される「不平等社会」の現実が明らかになるにつれ、社会の不満が高まっていることが遠因となっている、との見方も出ている。一連の事件の容疑者は今のところ逮捕されていない。しかし、「秩序」を旗印とする旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身のプーチン大統領には、相次ぐ暗殺事件が「政権に対する重大な挑戦」と映っているようだ。 (産経新聞より)


以前からロシアへの投資を検討する際の懸念材料の一つとして経済界へのマフィアの関与が挙げられていました。しかしここ数年はそれを思わせるような目立った事件が起こっていなかったため私もロシアへの投資に踏み切ったのですが、このような暗殺事件が立て続けに起こるとやはり投資再開は思い直さなければなりません。暗殺犯人がマフィアなのかそれとも国家権力なのかは分かりませんが、このような卑劣な手段で問題解決を図るようではいくら経済が好調でも私は投資家として応援できません。もちろんリターンが全てと考える投資家も世の中にはたくさんいるので経済の活況が続けば資金は集まるでしょう。しかしこのままでは新興国という扱いからの脱皮は難しいと思います。サハリンの天然ガス開発へ無理難題を吹っかける姿勢も心配ですし、ロシアへの投資再開の時期は慎重に見極めたいと思っています。

今週は先週に引き続き欧米、BRICsともに好調を維持してくれたため、私のポートフォリオもさらに成長してくれました。

HSBC045

ご覧のとおり、ブラジルの予想外の健闘によりついに全ての銘柄が黒字化しました。わずか4カ月前には全銘柄赤字で含み損合計が80万円を越えていたことを思えば感無量です。商品価格下落の波乱要素はまだ残っていますが、来週もさらなる成長に期待しています。

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