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セゾン投信定期積立経過報告

kage

2018/01/27 (Sat)

またまたご報告が遅れてしまいましたが、1月23日(火)はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの定期積立約定日でした。そこでいつものようにセゾン投信設立時から同一金額の定期積立のみを行っている(=定期積立の増額やスポット買いを一切行っていない)私の運用成績を公開させていただきます。

<ご参考>セゾン投信設立時より定額で定期積立のみを続けた場合の指数
●個別元本 : 9,614円 (先月比27円上昇)
●約定価額 : 14,942円 (先月比181円上昇)
●騰落率 : +55.4% (先月比1.4%改善)


年が明けて2018年一発目の約定価額はご覧のとおり14,942円となったわけですが、その後は為替市場で急速に円高が進行したこともあり、昨日時点の基準価額は14,907円となっております。すなわち今年も「まるで定期積立約定日を狙ったかのように目先の高値を付けやすいというあまり嬉しくないアノマリー(根拠の無い経験則)」が継続していることになりますね。このアノマリーは積み立て期にはデメリット(欠点)に思えますが、取り崩し期に入ると一転して大きなメリット(利点)に変わりますので、もしこのまま永遠に続いてくれるのであれば私たち受益者が受ける影響もイーブン(五分五分)なのだと考えることも可能でしょう。要はそもそも定期積立投資においては約定のタイミングを自分でコントロールすることはできないのですから、そうとでも考えて自分で自分を納得させるしかないということです。とりあえず目先は為替市場で少々の円高が進行したとしても米国株がガンガン史上最高値を更新してくれていますので、今回の約定価額が目先の高値になってしまう可能性は低いのではないでしょうか?週明けの為替動向次第では早々に設定来最高値を更新して、初の基準価額15,000円超えを達成するかも知れませんしね。

さて、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに関する最近の話題といえば、純資産総額がついに1,600億円を突破したことが挙げられるでしょう。下記はセゾン投信のサイトからお借りしてきたスクリーンショットですが、ご覧のとおり昨日時点で1,600億円をわずかに上回っています。

SVGBF001

もっとも厳密には、今月の定期積立投資約定日の翌日である1月24日(水)に一度は1,600億円を超えていたのですが、25日(木)の基準価額下落で一旦は1,500億円台に逆戻りし、昨日26日(金)の再チャレンジで見事に復活という流れになっております。いずれにせよ純資産総額が順調に積み上がればファンド運用の安定度だけでなくセゾン投信の経営基盤も間違いなく向上しますので、ここは私も受益者の端くれとして素直にお喜びを申し上げたいと思います。下記は12月度の月報からお借りしてきた基準価額と純資産総額の推移グラフですが、基準価額の方はリーマンショックや東日本大震災、2016年の円高(1ドル=100円割れ)などの影響を受けて紆余曲折がありましたが、純資産総額の方はほぼ右肩上がりに増加を続けていることがお分かりいただけるでしょう。

SVGBF002

繰り返しになりますが、純資産総額の増加はファンド運用の安定度だけでなくセゾン投信の経営基盤向上にも寄与します。上記グラフを見る限り純資産総額は安定的に積み上がっているのですから、私個人としてはやはり今年度中の信託報酬引き下げはあって然るべきだと考えます。セゾン投信がフィデューシャリー宣言を掲げている以上、最優先すべきはまず顧客の利益ではないでしょうか?「あんなのは建前だよ」と言ってしまえばそれまでですが、少なくとも私はセゾン投信には最後までその建前を貫き通していただきたと考えています。ですからあえて極論を言わせていただるなら、もしこのタイミングでコストダウンを実現できないのであれば、もはや顧客利益の最大化に貢献できないと判断して潔く償還してください。それくらい重大な覚悟で現状に臨まねければ、つみたてNISAを発端とする運用業界の大規模地殻変動に飲み込まれてセゾン投信は埋没していくしかないと私は危機感を強くしております。年度末まであと2ヵ月あまりですが、何卒私の希望が叶えられますように。

それではここで話題を変えて、上記グラフの基準価額推移に視点を移してみましょう。リーマンショックによる暴落は私自身定期積立投資継続中に身をもって体験しておりますので、そのマイナスインパクトの大きさは十分に理解しているつもりです。しかし基準価額が設定来最高値圏にある今にしてみれば、あの直角に近い急落も「あれ?この程度だったっけ?」と思えてくるから不思議ですね。もちろんこれは値上がりした今だからこそ言える究極の結果論ではありますが、「100年に一度」とも評された金融危機が絶好の押し目買いチャンスを与えてくれたわけです。この基準価額低迷期があったからこそ、私の個別元本はいまだに1万円を下回る9,614円となっていますので。ただしこれからの値動きがどうなるのかは誰にも分かりません(=神のみぞ知る)。一般論として言えることは、リーマンショックのような大暴落時に勇気を持って投資を始めることは決して簡単なことではないということです。またアベノミクス相場スタート時のような右肩上がり状態で投資を始めることも言うは易く行うは難しの典型でしょう。ですからもし現状のような世界的株高時に投資を始めるのは怖いとお考えの方がおられるとすれば、今はちょうどセゾン投信設立時と同じ状況なのだと思ってまず第一歩を踏み出してみてはいかがでしょう?思えばあの頃も「ゴルディロックス相場(適温相場)」というキーワードが盛んに登場していましたので。その上で「暴落カモーン!」くらいのスタンスで相場に臨めば、実際に暴落したとしても傷はまだ浅く、資産を安くたくさん買えてラッキー!と思えますし、反対に急騰したとしても乗り遅れることはありません。大切なことはこれまでの世界経済は戦争、大災害、金融危機などさまざまな困難に直面しながら一度も破綻することなく成長を続けてきていることであり、今後もそれは続くと信じられるのであれば一刻も早く投資を始めることが合理的な判断であると言えるでしょう。ただし投資のスタートとゴールをいつにするのか?については運の善し悪しが大きく影響するということだけは声を大にして申し上げておきます。すなわち、運が良ければバブルの絶頂期にゴールを迎えることになり、運が悪ければ大暴落の混乱期に運用を終えなければなりません。しかし実際にどうなるか?は神のみぞ知るですので、心配するだけ時間の無駄というものです。そこは運を天に任せて運命をありのままに受け入れる覚悟を決めましょう。

本来はここでエントリーを終えるつもりだったのですが、昨日の「コインチェック」騒動を受けて蛇足ながらもう少し続けさせてください。金融機関で販売される一般的な公募投資信託は適切に分別管理が行われていますので、例え販売会社・運用会社・信託銀行が同時に経営破綻したとしても保有資産は保護されます。しかし昨日の「コインチェック」騒動のように会社側が一切の取引や出金を停止するような事態になれば、投資信託であってもその影響は無視できません。例えばリーマンショックのような大混乱である証券会社が一切の取引や出金を停止したとすれば、私たち受益者は投資信託の基準価額が暴落するのをただ指をくわえて見ているしかないのです。売りたくても売れなかった(あるいは買いたくても買えなかった)ことで生じた損失は補償されませんので、私たちも今回の騒動を対岸の火事とは思わず、会社の信用リスクには十分に留意する必要がありそうですね。

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